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アートダイアローグスタジオ「ENDIA」OPENのお知らせ

【❤️‍🔥お知らせ❤️‍🔥】
この度、6月から小さなお教室を開くことにしました!その名もアートダイアローグスタジオ「ENDIA」です!

芸術鑑賞を通して豊かな感性や生きる力を身に付けることを目的としたオンライン教室です。主に対話型鑑賞を用いて、それらの力を養っていきます◎
中学生以上のどなた様でもご参加いただける教室です!

HPはこちら!ぜひ一度ご覧頂けますと幸いです♡
https://sites.google.com/view/studioendia/home

「対話型鑑賞」と出逢ったのは2020年、そこから2022年まで運営していたオンラインサロン「アトリエ遠藤」内で自己流でトライしていたのですが、この鑑賞法が持つ大きな可能性に気づき、もっときちんと学びたい!!荒ぶる芸術愛のフェーズもっと深いところいきたい!!いずれは中高生が芸術を入口に未来の選択肢が広がるきっかけになるようなお教室を開きたい!!と思い、昨年夏から京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センターの伊達先生(スーパー良い先生)のもとで対話型鑑賞(ACOP)のファシリテーションを学びはじめました。

まず、なんで今回お教室作ったんやって話ですが、私はアート作品はもちろん、歌舞伎や能狂言などの古典芸能、そして演劇、ミュージカル、舞踊などの舞台芸術、映画音楽建築文学ファッションなどありとあらゆる芸術を愛しています。そう、ただのオタク。芸術の持つ力を布教したい。そして推しの未来を守りたい(いきなり話の規模がでかい)。
何を言いだすんやって感じですが、端的に言うと、「映え」が当たり前になりすぎて、表面的な情報をインスタントに消費することに慣れてしまっている今、芸術の未来、大丈夫やろか?と危機感を感じています。
たくさんの方に鑑賞してもらいたい!という気持ちから芸術に関わっている方たちは鑑賞者のニーズに合わせた時代に合った形を模索し続けています。
最近の企画展では''映え写真や動画をUPすることが目的の鑑賞者''に合わせたアプローチが盛んに行われていますが、本来作品から生まれるはずの問いを見て見ぬふりしているとしか思えないキュレーションになってしまってる展示もあり、これは本末転倒ちゃうか?と思うこともありました。
映えが悪いわけではなく、鑑賞者に合わせた表現でしか評価されない芸術の形って、すごくもったいないなって。いいもの作っても正当に評価されない、しっかり作品を見てもらうことすらしてもらえない芸術家たちの気持ちを考えるとすごい悔しいなって。
特に古典芸能は倍速で動画を見るような層には長くてつまらないものに思われるのかもしれません。でもこんなにおもしろいものが廃れていく未来、まじでオタクとしてはなんとしてでも阻止したい…!!わたしたち鑑賞者の鑑賞力、批評力が上がれば、それだけ作り手側もそれに耐えうるものを作ろうとする。リテラシーの高い鑑賞者が育っていけばいくほど、おもしろい文化が発展していく、そんな未来にしていきたいんです!!!!!!!私の周りには素晴らしい芸術家がたくさんいます。そんな芸術を生み出す者と鑑賞者を繋いでいけるような橋掛かりになりたいんです!!!!!!対話型鑑賞、まじでその可能性に溢れてるんです!!!!!!!(熱すぎひんか大丈夫かこれ)

それからもう1つの理由は、私自身が対話型鑑賞を学んだからこそ大きく成長できた点があって、それをぜひみなさんにも共有したい!!!実体験していただきたい!!!と思ったからです。
私たちは他者と生きていく上で、他者と「わかりあう」ということに何度もつまづいてきたと思います。
対話型鑑賞を通して、わかりあうっていうのは「この人と私は違う考えなんやな〜なるほどそれも一理あるわなぁ。なんでこの人はそう思わはったんやろう?気になるなぁ。こういうことやろか?聞いてみよう〜!」って感じで、違いを認めるし尊重もするし、さらにその人が言葉にはしてないけど言わんとしてることやそこに内包されてる背景を想像してみたり、実際にそれを相手に確認してみる。つまり「違いの理由に興味を持つ」「わかった気にならない」「自分の固定概念を疑ってみたり、苦しくても壊してみたりして乗り越えていく」「早急に答えが出なくても不確実な状態のまま待てる」ってことがわかりあうために必要な姿勢なんやってことに実感を持って気づけたんです。
これ結構いろんなコミュニケーションの本とかに書いてあるので聞いたことある方も多いと思うのですが、実際にやるってすごく難しい。勉強し始めた当初はいろんな壁にぶちあたりまくりで、「人 わかりあえない わかりあいたい」って孤独な怪物みたいな検索をよくしてました(え)。
そんなわけで「私ってこんな偏った考えしてたんか…」と何度も心折れながら自分を知っていくうちに、相手に対しても逃げたり諦めたり見捨てたりしないで寄り添う、対話を続ける、柔軟に思考を見直すということを怖がらずにできるようになってきました。まだまだやけど。
それから、今まで「ちゃんと見てる」「ちゃんと聞けてる」って思ってたんですけど、全然できてなかったことにも今回初めて気付けました。遠藤歩35歳、いろんな経験積んできたし、荒波も結構超えてきたし、いろんなことわかってきたで。えっへん。なんて思ってましたが、ほんの小さな世界で経験したことだけから判断していただけで、聞きたいものしか聞いてなかったし、見たいものしか見ていなかったんです。解像度上げて「みる」、話を「聞く」ってどういうことなのか、そんなんも対話型鑑賞で身に付きます。すごいポテンシャルやで対話型鑑賞!ふぅ!(テンションどうした)

と、そんなわけで!なんかいろいろ言ってますが!まだ!なんと!勉強し始めてから!10ヶ月しか経っていません!(えっ)
ファシリテーターとはみんなで対話型鑑賞をしていく上で深い鑑賞を促すためのサポート係って感じなのですが、これがもうただの司会進行みたいな感じでもないし、「これさえ身につければあなたもファシリテーター!」みたいな型があるわけではなく、まじ鍛錬必須なやつ!なんです。
北斎卍、6歳からやばい絵描いてるのに、『73歳になってようやく形捉えることができるようになってきた~80歳はもっと成長~90歳になったらやっと絵極められるかな~110歳になったら超いい絵描けそう(スーパー意訳)』ってなんかすごいこと言うてますよね?もう充分すごいであんた!?どこまでの向上心?!熱量やばない!?!って感じなんですけど、極めるってそういうことですよね。ファシリテーターの世界も同じやなぁって。うちは芸を極めし匠の眼差しが好きです(どうでもいい)
なので講義を受けたぐらいで技術習得をうたってはいけない、やるからにはちゃんと日々練習を継続して、ファシリテーターとしてどんな姿勢、どんな核を持って臨んでいきたいかを考え、慢心することなく地道に取り組んでいくんや!!!!!っと思ってこの10ヶ月過ごしてきました。卍と比較したがゆえに10ヶ月がまじで短く感じてしまう罠に陥ってしまいましたが、ほんと、すごい濃密だったんです…!!(文章書くのへたくそか)

というわけでACOPを一緒に学んでる仲間との日々の練習はもちろん、「遠藤と対話型鑑賞やろ」で100名の方にご協力いただき練習させていただいたことからも大きな学びや成長を実感した今、まだまだ本当に未熟過ぎるのは確かなのですが、ここから実際に多くの方と関わり合いながらこの対話型鑑賞の可能性をもっともっと広げていきたい!!一刻も早く良き鑑賞者を育てていくはたらきかけをしなければ!!オタクの使命!!!!と思い、このタイミングでお教室を開くことにしました!!

のほほんと耳障りのいいおしゃれっぽいことだけを書いて、お客様にお教室に来ていただくということが自分の中で許せないバカマジメな性格ゆえに、いきなりハードモードな話をしてしまっています!怖がらせてしまったらごめんなさい!!
私はアートに興味ある方めちゃくちゃ多いやんってことに気づいています!!!!!一緒に沼ろうや!!!!!!!!!!!(だから圧が強すぎて怖い)
「私なんかがアートなんて…詳しくないし…」と遠慮されてる方もすごく多いのですが、勇気出して参加してくれはった方のほとんどが「こ、これが鑑賞…!!パァァァァ。゚+.☆」と目から鱗体験を実感してくださってます!遠藤はもうほんまにそれが嬉しくて嬉しくて。推しのCD配ってみんなが聞いてくれるみたいな喜びです(は?)。アート作品見て、なんやねんこれって戸惑いながらみんなでじっくり考えてみる時間、むちゃくちゃおもしろいです!!!!一緒にやろうや!!!!!!!!!!!!!(そろそろ落ち着いた方がいい)
「遠藤うるさそうやな、静かな鑑賞したいねんうちは」って思わはる方もいらっしゃると思います。大丈夫です、任せてください。川のせせらぎレベルで穏やかな鑑賞もできます(ほんまか?)

なんかよくわからなくなってきてますが、どんなお教室なのかはHPに詳しく書いてありますのでぜひ見ていただけると嬉しいです!(HPの文章はマジメに書いてあるで)
基本1コマ1時間30分程度で、zoomの共有機能を使って複数人で1つの作品を1時間弱みるような感じです!
そもそもさっきからお話している対話型鑑賞とはなんぞや!という説明はHPにもこちらのnoteの記事にもUPしてあるのでよろしければそちらもご覧ください◎初めて参加される方にはもちろんそれも直接ご説明してからはじめますので安心してください♡

月に1~2回、気晴らしに美術館でも行こうかな~ぐらいの感覚で気軽に通ってもらえるとうれしいです!もちろんそれ以上の熱意あるご参加も大歓迎です!単発の受講もできますので1回お試しで参加してみたいという方もお気軽にぜひ◎
継続的に通いやすいようにお得な回数券チケットもご用意しておりますのでご利用ください!

そしてよろしければご友人やご家族、お知り合いの方にも、こんな変なお教室ができたよ~!とお声がけいただけますと遠藤泣いて喜びます!

今後、いい感じに体制が整ってきたら、いろんな派生企画もやっていけたらいいな~と思っているので、楽しみにしていてください!
「フェミニズム」をテーマにがっつり数作品鑑賞して考えていく回とかもしたいな!って思ってます!

6月のスケジュール公開&ご予約開始は5月25日(木)を予定してます!

とりとめのない文章で荒れ狂ったお知らせをしてしまいましたが、このENDIAで今後どんなことが起こるのかとてもわくわくしています!!!みなさんと一緒に未来の芸術を担っていきたいです!!!そして芸術を鑑賞することがみなさんにとって生きる力に繋がれば最高だなって本気で思っています!!!!!一緒に荒ぶりましょう~~~!!!というわけでENDIAをこれからどうぞよろしくお願い致します!!!

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