竹刀でホームラン~婚活迷子の16年~⑧
ストレス・・・生きていく中で、溜めたくなくても垢のように溜まってしまうものである。
しかし人生40年も生きていると、こんな事も仕方ないよねと諦めも色々つくので、昔に比べると自分で消化をする方法も身につくようになっていく。
仕事も友達付き合いも、自分に無理せず、他人に迷惑をかけない程度にを
モットーに生きてきた・・・つもりだったのに
アプリで出会う男は、こうもこの海に浮かぶペットボトルのようにふわふわと心地よくストレスレスに生きている私の心をむしばむ輩ばかりだった。
男という性別の前に、まずいっぱしの社会人としてどうよ・・・
というか人間としてどうよ・・・と疑問しかわかないような人ばかりで
何が悲しくてそんな男を選んでしまう自分の見る目のなさにほとほと嫌気がさしていた。
婚活におけるストレスを溜めない方法としては、やはり自分と考えが似ている人を探すのが一番いい。そんな事は誰もがわかっていて、出会えないのもわかっている。性格ではなく、考え方が似ている人を探すのがポイントかと思う。
私と夫があった時、まず最初に一致したのが、このようなアプリ婚活の進め方だった。
前回の話で複数人と同時進行でいくか、一人と短期決戦をするかの話をしたが、私と夫は一致して「一人と短期決戦」派だった。
お互い昭和の人間という事もあるのか「何事も3回目」という考えがあり、とりあえずは3回も会えば人となりもわかり、自分と合うかもわかるもんだという考えがあった。
「好き」になる必要なんかない。
「嫌い」にならなければ花丸だ。
まずは最低限、初日にホテルに行こうなんていう目的の人でないか。
(私は何人もひっかかった)こんな野郎は100発100中まともでないし、続かないし、自分の性欲を満たしたいだけなので、行為も下手な野郎が多い。
2回目にあった時に、前回と話が一致しているか。
初回で「?」と感じた事を2回目も初めて聞くかのように聞いてみて、筋が通っているか確認するのは非常に大事だ。初回はお互い緊張と、良く見せかけようとするので、2回目に「あれ?こんなんじゃなかったのに」と急に蛙化現象が起きてしまわないようにする。
そして、最低限自分が生理的に受け付けない部分がないか。
体臭、口臭、酒癖、店員さんへの態度、食べ方、タバコの有無、お金の払い方、時間にルーズじゃないか、LINEの頻度に差がないか等、、これらは
最初は我慢できると思っても、絶対にストレスの種になってしまう。
最後に、基本中の基本だが・・・
会話のキャッチッボールが出来るか
これに尽きる。人間何年やってきたの?と聞きたくなるようなコミュ障の大人は本当に多く、聞きたくもない自慢話や、全く自分に興味を持ってなさそうな会話や、酒を飲まないとまともに話せない、初対面からずけずけとプライバシーにかかわる事を聞いてくる・・・こんな人は社会人として不適合なので、かかわらない方がいい。
会話が通じないほどストレスが溜まるものはない。
会話だけでなく、ラインでも同じである。AIのように朝「おはよう」だけ送ってくる。会話はそれ以上続かない。
疑問形で送っても、返事が翌日以降、誰がこんな文章読むの?という自分日記(オチなし)、なかなか次の会う約束を立てない。
自分もそんなタイプというなら問題はないが、ラインのキャッチボールが出来ないのは本当にストレスが溜まる。
今、アプリ婚活をしている人で、この文章を読んで、少しでも当てはまる相手とつながっているなら、正直にいう
「うん、大丈夫。次に行こう!!」
~続く~
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