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最速1分でわかる『お金2.0』の読書感想文

突然なんですけど、本読むのって時間かかりません?

1分で読めたら無限に本読むのにな?

そんなわたしたちのために世間には要約サイトなるものがありますが、要約を読むのもさえ有料だし、、、。しかも、本の内容だけ要約されても世間はどういうところについて"面白い"とか"役に立つ"って言ってるのか分かんないよ、、、。

そこで、わたしがなんか面白そう、役に立つっぽい本を読んで段落の見出しと最初と最後の一文を読めば(太文字も読んでくれたら最高。)、内容の6割は分かるんじゃないかな、というレベルで読書感想文を書きます。(1分はあくまでもその目安です。笑)

本の内容+わたしの感想(なにが面白いのか、役に立つのか)となっておりますので、個人の感想はいらねえ!って方は要約だけ拾ってみてください。笑

それでは、いってみよう!

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■なんだかんだお金だよね

作者自身は幼少期をお金のない家庭で過ごしたことから、自分の人生に影響を与えてきた『お金』について正体をつかんで、今よりもよい社会の仕組みを自分の手で実現しようと考えたのがそもそものこの本のきっかけらしいです。

意外ときっかけは『お金があったらいいなあ』みたいなところで結構、私自身は共感から入って、読み進められました。当たり前ですが作者の場合はもっとちゃんとした背景があります。笑

■2.0って最近よく見るけど、もはや1.0はなに

最近よく見かける『(Fintech)2.0』の概念ですが、Fintechでいうと既に存在している金融の概念は崩さずにITを使って業務自体を効率化する『(Fintech)1.0』に対して、金融の枠組み自体を無視して、ゼロベースから再構築するものを指すそうです。2018年末にキャンペーンを大々的に打って話題になったpaypayとかわたしが激推ししているLINEpayも2.0にあたると思います。

個人的にLINEはコミュニケーションツールとしての地位を確立してからのプラットフォーム化がめちゃくちゃアツいです。保険とか。

■結局、お金がすべてじゃないらしい

お金で”買えるもの”がすべてじゃない!とかいう話ではなく、これからの時代は資産をお金以外でも保存できるよってことらしいです。

インフルエンサーで例えるとフォロワーが多い、という『お金以外の資産』を『お金』に変換し、ごはんが食べていけるっていうことですね。ちょっとこの辺、わたしの理解がまだ甘いんですが、保存できる自分の価値の幅が広がった、という解釈をしています。

また、一昔前までは情報を集約する役割(国家だと政治、企業だと経営者)が必要だったのに、今は個人で情報を収集できてしまうために情報が個人に分散されているそうです。(ちょっと難しい。)

それで何が起こったかというとUberやAirbnbといった『共有経済』(いわゆるシェアリングエコノミー)、Youtuberやインフルエンサーとファンなどがつくる『評価経済』といった新しい仕組みが生まれてきたそうです。(基本的にモノが揃ってしまっている世代にとっては、バブルの世代よりも『お金』や『モノ』に関心がないと言われているのも関係ありそう、、、。)

まさにインフルエンサーマーケティングの世界観だなあ、と思いました。わたしもインフルエンサーのwear見て、まんまとZOZOで服買ってしまうので、、、。

このように『資本主義』からお金に変換される前の『価値』を中心とした『価値主義』に代わっていくことが予想されているそうです。現在、財務諸表には『データ』は計上されないため、これもお金ではない価値に分類されるそう。

よく言う『あの会社は○○に関するリッチなデータを持っているから、これから成長するぞ!』というあれですね。

■これからどうすればいいの?

でもすぐにキャッシュがなくなるわけじゃないし、とりあえず2020年まではなんとかなるんじゃない?って感じなんですが、そういう訳でもなさそうです。

もちろんキャッシュはすぐになくなったりはしないのですが、問題は『価値経済』に世の中が変わっていく事でその人自身の価値を提供する必要が発生し、『他人に伝えられるほどの熱量を持って取り組めることを探すこと』が重要になるらしい、ということです。

なぜならば、あくまでお金は『ツール』でしかないから。これ、私自身は就活のときに何か月も考えたのに結局ふわっとした答えしかでなかったので、本気で探そうと思ったら余裕で年単位だなって思ってます。

実際に取り組んで、極めるのにも1万時間かかるみたいな話もありますし。結局は良くも悪くも自分のやりたいことさえあれば、叶えられる世界になっていくのかもしれません。

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1分で読めましたでしょうか、、、?

もちろんじっくり全文読んでもらえるのがうれしいですが!笑

あと、作者のあとがきが個人的にエモくてぐっときたので、気になった人はぜひ本を読んでみてください。笑

Amazon primeのひとはKindle無料だよ!たしか!



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