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食べるのだいすき たまに創作

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  • 【オリジナル小説】処刑人バディもの

    小学生男子の処刑人と不幸体質の青年がバディを組むバディアクションものです。

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「禍転招福-少年処刑人の相棒(バディ)兼保護者になりました-」あらすじ

▼あらすじ 『君は今日から、処刑人候補・山村アンリのバディであり、保護者だ』── 処刑人の血を引く小学生男子と、不幸体質によりバウンサー(用心棒)の職を追われた青年がコンビを組む「死神」&「疫病神」のバディアクションもの。 少年は両親を殺した犯人への復讐を、青年は人と関わらずに済む安寧の地を求め、1年限定のコンビを組みながら一緒に暮らすことになる。 マイナス×マイナスはプラスに転じるのか? 彼らは本当のバディと家族になれるのか? 子どもと大人、殺す者と守る者──でこぼこなふ

    • 第3話-「最初のターゲット」

       俺──川原幸介が山村家にやって来た、翌日の朝。  食卓の上には、トマトとモッツァレラのカプレーゼとオイルパスタを添えたサラダ、高そうな食パンを熱々に焼き上げたもの──と、冷蔵庫の残りものを最大限に活用した朝食が並びつつあった。  今は、目玉焼きとカリカリに焼いたベーコンを作るため卵を常温に戻している最中だ。 「見事なものですねえ」  感心する鵜飼がキッチンで余計なことをしないよう「アンリを呼んでくれ」と頼んでおく。  昨日目にしたトマトの無惨な姿により俺以外の料理技術はゼロ

      • 第2話-「床と家訓と涙と料理」

         処刑人候補の小学生・山村アンリの相棒(バディ)兼保護者となった、俺・川原幸介。 「あなたは何も手伝わなくていい」と言うアンリの実力を見せつけられはしたが──体術勝負は持ち越しということになった。  俺は果たして、相棒兼保護者として1年間やっていけるのだろうか。  屋敷で暮らし始めた、初日のことだ。  夜中にふと、目が覚めた。ドアの前に誰かが立っている──そんな気がしたのだ。  この山村家の屋敷には、アンリ、執事である鵜飼の爺さん、そして新たに迎え入れられた俺の3人しか住ん

        • 第1話-「少年処刑人の相棒(バディ)兼保護者になりました」

           "処刑人"──「ニホン共和国」の法治を支える、国家から任命を受けた職業のひとつ。  我が国では、世襲制により「山村一族」にその役目が受け継がれている。  彼らは幼少期より特殊で過酷な訓練を受ける。そして自らを律し、決してその力を優良な民衆に向けることはない。  しかしながら、"国民の手"として認められる一方で忌み嫌われ恐れられる、「最強の一族」である。  だがその最強神話は、ある日脆くも破れ去ることとなる──。 『無理心中か? 最強の処刑人・山村夫妻、死亡が確認される』

        「禍転招福-少年処刑人の相棒(バディ)兼保護者になりました-」あらすじ

        • 第3話-「最初のターゲット」

        • 第2話-「床と家訓と涙と料理」

        • 第1話-「少年処刑人の相棒(バディ)兼保護者になりました」

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        • 【オリジナル小説】処刑人バディもの
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          冷食定期便「nosh」・各メニュー感想おぼえがき④

          いつもの感想です。冷食定期便(と勝手に呼んでいる)「nosh」2巡目に入りました。 ちょっとバタついて溜めてしまったけど、今日食べたメニューに感動したので無理やり書きます。 なんとなく味の幅がわかってきたので、今回から⭐️による点数を表記。 評価というか完全なる「個人的好み度」なのでご容赦を。 ただただ私の好みだったというだけなので、客観的なおいしさについてはわからない(そりゃそうなんですが)。 5点満点です。 ・エビのチリソース煮 個人的好み度⭐️3.5 メインの海老

          冷食定期便「nosh」・各メニュー感想おぼえがき④

          冷食定期便「nosh」・各メニュー感想おぼえがき③

          「nosh」の各メニューについて、ただの個人的な感想 その3です。 初回8食注文したうちの6食目〜8食目の分。 相変わらずレビューとも言えないとりとめのない内容、主に自分が再注文する時のために書き残しているものです。 ▼第3回(6〜8食目) 6)「焼き鳥の柚子胡椒」 副菜の「ブロッコリーとエビのお浸し」が出汁の味を感じられておいしかった! 副菜エリア的に海老が1つしか入らないのでそれが残念ではある。もっと食べたかった。 それ以外はメイン含めて全体的に味が薄く感じたけど、こ

          冷食定期便「nosh」・各メニュー感想おぼえがき③

          冷食定期便「nosh」・各メニュー感想おぼえがき②

          「nosh」の各メニューについて、ただの個人的な感想・その2です。 とりあえず8食注文したうちの4食目と5食目の分。 相変わらずレビューとも言えないとりとめのない内容&主に自分が再注文する時のために書き残しているものです。 今回のメニューは「タンドリーチキン」「コク旨ベーコンと白菜のクリーム煮」の二本立て。 ▼第2回(4〜5食目) 4)「タンドリーチキン」 まず副菜から。副菜の「ビーンズベジのチリソース煮」がミックスビーンズにベーコンや春菊などなど入っておいしかった。いろ

          冷食定期便「nosh」・各メニュー感想おぼえがき②

          冷食定期便「nosh」・各メニュー感想おぼえがき

          久々のnoteです。 「nosh」の各メニューについて、ただの個人的な感想。とりあえず8食注文したうちの3食分。 レビューとも言えないとりとめのない内容だが、周りで何人か興味持ってくれたのと、自分が再度注文する時のために書き残しておく。 ちなみにタイトルの「冷食定期便」というのは正式名称ではなく、私が勝手に呼んでいるだけです。 ▼味の好みとかの前提 相変わらず宅配ピザが大好きだが、それはそれとして「ピザって味濃いよな〜」と思いつつ食べてる。薄味のも出汁が効いてたり素材の味が

          冷食定期便「nosh」・各メニュー感想おぼえがき

          ピザにっき2「クワトロ・ミートマックス」

          いきなり前回予告した「クワトロ・チーズメルト」から外れてしまうことをご了承いただきたい。あれからいろいろ考えたのだが、「クワトロ・チーズメルト」はあまり1人で食べる向けのピザではないと感じたためだ。 でもとりあえず「クワトロ・チーズメルト」を語る「クワトロ」と名前がついているからには4種のピザが1枚にまとめられていて、構成するピザの種類は「①ローストチキン、ブラックペッパー ②粗挽きソーセージ、イタリアンソーセージ ③グリルナス、マッシュルーム ④ずわい蟹、ブラックペッパー

          ピザにっき2「クワトロ・ミートマックス」

          水の中の少年

          ※ヘルマン・ヘッセ『デミアン』をモチーフにした作品です。 *** 川でおぼれた時のことを、今ではよく覚えていない。 ただ、あのとき出会った、ぼくの生涯の友であり、半身である『彼』のことだけは、きっと何があっても忘れないと思う。 当時のぼくは小学校の4年生で、親からの期待と、クラスメイトへの見栄とに挟まれ、優等生にもなれず、不良にもなりきれず、あいまいな境界で日々を生きていた。 いや、『生きていた』のではない。ただ、どこからもはみ出さないように、日々を過ごしていた――

          水の中の少年

          ピザにっき はじめに

          とにかく最近、ピザを食べている。 外食時に食べたり、コンビニで買ってきたりしているわけではない。ひたすらに宅配ピザを注文し、ひたすらにひとりで食べている。週2~3回は食べているから、恐らく全人類の中でも、なかなかの頻度で食べている部類に入ると思う。 宅配ピザのメリット宅配ピザというと、安くても大体一食2,000円~というところで、割高なイメージを持っていた。だが、よくよく考えてみると隣駅まで電車に乗り(往復350円程度)、ジョ○サンまで行って外食をする(1,500円程度)の

          ピザにっき はじめに