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ピザにっき2「クワトロ・ミートマックス」

いきなり前回予告した「クワトロ・チーズメルト」から外れてしまうことをご了承いただきたい。あれからいろいろ考えたのだが、「クワトロ・チーズメルト」はあまり1人で食べる向けのピザではないと感じたためだ。

でもとりあえず「クワトロ・チーズメルト」を語る

「クワトロ」と名前がついているからには4種のピザが1枚にまとめられていて、構成するピザの種類は「①ローストチキン、ブラックペッパー ②粗挽きソーセージ、イタリアンソーセージ ③グリルナス、マッシュルーム ④ずわい蟹、ブラックペッパー」(公式サイトより)と、割かしバラエティに富んだ組み合わせではある。

しかし、「チーズメルト」というからには、このピザは具材の上すべてにクリスピー生地を重ね、さらにチーズをたっぷりのせて焼き上げているのだ。

▲こちらが「クワトロ・チーズメルト」

チーズ好きとしては絶対に食べておきたい、ロマンを感じる一品なのだが、つまるところ、食べても食べてもチーズの味ばかりがするのと、具材が見えないので自分が何を食べているのかよくわからなくなってくるため、1人で食べているとなんだか飽きてくる。ピザに関しては割と飽きないほうを自負していた私だが、それでも結構飽きてきた――というわけで、なんとなくこのピザは、2人以上で食べることをおすすめしたい。

ただ、ドミノ・ピザはクワトロシリーズのレシートに、「左上:なんちゃらかんちゃら 右上:なんちゃらかんちゃら……」という風に、分割された位置ごとのピザの種類を書いてくれている。これを参考にすれば、何を食べているかわからないということは減るかもしれない。

本題の「クワトロ・ミートマックス」

これは、最近いちばんのお気に入りピザである。「肉」に特化したピザ4種が、1枚にまとめられているという、強力に肉欲を満たしてくれる最強メニューである。

写真でけえな

全体的に茶色いためか、あまり美味しそうに撮れなかった……無念。

さて、この「クワトロ・ミートマックス」だが、肉欲を満たしてくれるだけがスゴさではない。すぐれたバランス感覚によって、1人で食べても飽きのこない味付けに仕上がっているのだ!

肉×甘辛の最強合わせ技

私は大体このピザをLサイズ&薄めのクリスピー生地で頼むのだが、肉が多い割にペロッといけてしまう。肉の種類自体も多いが、味付けが多彩なのだ。構成は、①ミートラバー7、②高麗カルビ、③炭火焼チキテリ、④炭火焼ビーフ の4種類。どれも美味いが、特にお気に入りは②の「高麗カルビ」と③の「炭火焼チキテリ」である。

高麗カルビとはなんぞや、とは思うが、公式サイトによると「肉汁あふれるジューシーなカルビをピリ辛ダレで豪快に!ガーリックの香ばしさが食欲を刺激します。※トマトソースは使用しておりません。」とのこと。

思うにこの「ソースを使用していない」ところが、ほかのピザとは一味違う印象になる秘訣かもしれない。ひとまずこのピリ辛ダレとガーリックの風味で、やたら「肉を食べた」という気持ちが刺激される。少し逸れてしまうが、④の炭火焼ビーフも、炭火焼ならではの香ばしさに嗅覚を刺激され、口に入れた時の肉汁を思い出すだけで幸せな気持ちになれる。(メニューを見るに、こちらもおそらくソースは使っていないはずだ。和風の味付けという感じ)

さらに、これらのピザを引き立てるのが③の炭火焼チキテリである。こいつが本当にすごい。炭火焼チキンの満足感もさることながら、一緒に焼かれたコーンとマヨネーズが絶妙の甘さで引き立ててくる。ほかの3種のピザで甘辛系やピリ辛系の味を楽しむ合間に、この甘めの炭火焼チキテリを挟むと本当にバランスが良く、いつまででも食べていたくなる。

照り焼きとマヨネーズって、どうしてこう最高なんだろうな……。カップリングはチキン×マヨネーズだと思う、なんとなく。

まあ、そんなわけで、最近のお気に入りのピザでした。もうひとつ「カマンベールミルフィーユ・クワトロ」というのも最近の定番なので、次回あたり書きたいなと思っている。

ピザって最高だなあ~~~~おやすみなさい

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