超私的なこと、長文です。

#ウェルビーイングのために
［この文章は9/18/2023にFacebook Pageに投稿したものです］

プチカミングアウト？そんな大層な話ではありませんが自由になりたいので思ったままを綴らさせて下さい。

なんかね、ソーシャルメディアが凄く辛いのです。皆さんと繋がりたくないわけではないのです。私は自分らしくいたいと思い、皆さんも恐らく受け入れてくださるでしょうが、私は演者なので宣伝しなければならない。そしてその際自分の精神的な事とか含むと心配かけてしまうかなと思ったりで躊躇してしまうのです。それとわかりやすい様にまとめたり、うまく説明する事が苦痛なのです。そして外からはそう見えない事も十分承知です。ですからお知らせやお返事にむらがあります。ごめんなさいね。

私は長年鬱とパニック/不安障害を繰り返しており、全然大丈夫な時期もありますが、消耗したり弱っている時は結構辛く長引きます。今回　ー　去年末ごろから色々重なり、調子が芳しくなく、音楽／芸術(ピアノ、教える、絵)以外の色々な事がうまく出来ません。今でも色々やらなければならない事を正に一つづつ、やろうとしている毎日です。優先順位もわからなくてパニックになる事も良くあります。これもややこしいのですが、(通院している病院の診断では)ADHD的な衝動プラス処理能力が年齢平均以上らしく、色々出来てしまって「やってしまう」のですが、思いの外負担がかかっているようで、様々な弊害に苦しみます。日常生活に支障が出るので、充分な休息を取るか、最初からやらない事に決める事にしないといけません。出来ないと自分を責めてしまう完璧を求める自分もいます。常に気を使ってしまい、最善を尽くしても完璧なんて無理なのに。

通院もしているし、安定するように処方もありますし、病院とは別に安心出来るカウンセラーさんとの出会いもありなんとかなっていますが、基本的に超繊細なので、色々感じ過ぎてしまう。最近はHSP(Highly Sensitive Person)というんですね。自分の繊細さって長年の「自分」なので良くわからなくなったりするのです。私が最近思ったのは、小さい頃から引越しが多かったり海外の色んな環境で暮らしていたので、適応せざるを得なかったが、実際は頑張りすぎていて癖になっており、更に人格さえも影響されたが基本的な性質は変わっておらず、色々無理をし過ぎて来たと言うこと。カウンセラーの先生に認知行動療法とスキーマについて少し教えていただいてなんとなく見えた事です。

ちなみにニューヨーク時代からカウンセリング／セラピーにはお世話になっているので、あまり友達やパートナーに相談したり愚痴を言いません。頼ったり依存するのが怖いと言うのもあります。報告はしますが基本的に自分で動いてプロの助けを借りて解決するので、人からは悩みがない鈍感な人に見えるんだと思いますが。。。実はその反対のようなもので、壊れてしまいそうになります。数年に一回何かきっかけでドーンと来るので応急処置でその時点で一番良さげなカウンセラーを探します。話すだけでも随分楽になったり整理整頓してもらえたり助かります。コロナ渦の時初めてオンラインで利用し、とても便利でありがたかったです。皆さんも解決出来ない人に言い難い悩みはカウンセラーに相談してみることをおすすめします。保険適応外なのが辛いですが。

久々の日本で実家に住み、今までに経験したことのないストレスを常に感じていたのが今回の不調のきっかけですが、本質である繊細な自分をある意味蔑ろにしていたので、これからは十分ケアするべき時が来たと感じます。壊れそうで8月前半一旦ホテルで息継ぎ、9月はプチ引越しとベストな環境を作るために試行錯誤しましたので、一時期より少しましになりましたし、外に出たり音楽を演奏したりしていると癒されます。更に練習は完全なる癒しです。パフォーマンスや本番はご褒美と言って良いほど嬉しいものです。

絵を描いていたのも言葉で表現出来ないことをなんとか表現したかったので気がついたらのめり込んでいました。音楽に打ち込むのも、同じです。ただ、ピアノ及びジャズ／即興は長い間やっている事なので、当たり前みたいにはなっていますが特にここ半年くらいはカタルシス(下の絵は最近描いた「Catharsis(浄化)」)と感じています。

コロナ渦の始まりにも辛い時期がありましたが(その前の2年過労していたので)考えてみたら30年くらいの間に通院や似たような事を繰り返しており、今更ながらこれは持病なんだなと本当にここ一ヶ月くらいでやっと気がつきました。持病と言うか、私のキャラクターの一環。この私が生きて行く為には、出来ないことを出来ないと認め、潔くやりたい事を追及し、不安要素は避けることで自分の芯を癒して少しずつ建て直していくしかない。私はもっと芸術だけに打ち込みたかったの、ずーっと。それをなぜかしてこなかった(その辺のアナリシスは飲み屋で適当にで良いと思う)。

結果　- 私は音楽と芸術に全力投球し続ける人、フルタイムアーティストを「目指し直す」事に心を決めました。20年前もピアノのみで生計を立てていた時期がありましたが、その時とは全く違う自分がいます。色々もどかしく辛い事もあるかもですが、そのうちに「やっぱりあの時決めてよかったなー」と思えると思います。

長文でしたが読んでくださった方
ありがとうございました。

補足:
この文章を書いた後に自分の症状についての大発見がありました。続編「大発見」はこちらから。

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