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職場ニートを作ってしまった末路

「うちの部署から動かさないならメンタルの方、とりわけキレるおじさんとの接し方マニュアルを下さい。」キレるメンタルの人の配置が、その組織では年中問題にされていた。基本的に大都市の特定の建物に置くとしても、地方に皆無とはいかない。

キレるおじさんが1人いると、その周囲までも同じ症状を発するか、怯えてみんないなくなるか、
とにかく病気は感染するらしい。

正直、人間関係における取り扱いマニュアルなんてものはない。人によって傾向はあるが、機械的に取り扱い方法が決まっているものではない。

できることといえば、仕事をさせること。

必要なのは仕事で繋がることだけだから何をさせているか聞いてみた。「仕事はない」とのこと。
というか、その事務所の半分くらいは職場ニートらしい。
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今の会社も、小中学校もそうだったが、
仕事ややることがない人は、ろくなことをしない。
仕事がない中、週5日1日9時間拘束、それを数十年やっていれば、メンタルにもなる。

それは今に始まったことではなく、400年以上前の安土桃山時代ですら分かっていたことだ。
豊臣秀吉は、
「人は暇だとろくな事を考えない」と言って朝鮮出兵を行ったとも言われている。
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話はそれてしまったが、人間の取り扱いにマニュアルはない。

会社でやらせるべきは、仕事。仕事がない中、終身雇用で人を閉じ込めるがためにメンタル疾患者を生んでいる。そうならば、メンタルの方をどうにかすることのみならず、仕事配分も考えないといけないのではないか…。

自分で考えて仕事をやらせることは許されない職種で職を与えるしかない以上、
まずは職を与えてから、成果がでない、原因はメンタル、さてどうするかの話だと思う。
職なし、成果不要なら、どんな性格の人がいても構わない。悩むところですらない。

職場ニートを作るということは、人にフラストレーションを与え、長年の不満から些細なことでもキレる人を生み出すことなのだ。





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