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お米のこと



お米って、日本人なら(…って決めつけは良くないのかもしれないけど)
毎日一回は口にするんじゃないかな?


パンやパスタ、小麦粉のおいしいお菓子など…
確かに、他にも魅力的なものがたくさんある。

でも、小麦文化が日本にも浸透したことで
①私たちの健康 と
②私たちの地球 に大きな影響が出ていることを考えてみたことはあるだろうか?



①私たちの先祖は、お米と、野菜と、少しの動物性食品で栄養を補給していました。
そのDNAは私たちにも受け継がれているため、それが一番体に負担のない食べ方だと考えられます。

他でもお話したことがありますが
どんなにいい食べ物でも、自分の体質、その時の体調にあっていなければ
それらは私たちの体の中でうまく代謝されず、「未消化物」となり、体の中に溜まる「毒」となってしまいます…。


小麦をたくさん摂取しても消化に問題を起こさないのは
古くからそれに親しんでいる民族の人たち。

その方たちと私たちとでは、体のつくりが違うことを思い出し
自分の消化力に負担とならない量だけを、たまにの「楽しみ」として味わうほうがいい。


様々なアレルギー症状(特にアトピーやそれ以外の皮膚疾患、肌荒れ等)は
小麦を控えるだけでもかなり良くなると体感しています。

実際に私も中学生までは、アトピーのような湿疹が手足や顔にでき
なかなか治らなくて悩みました。
社会人になってからも季節の変わり目には毎年酷目の湿疹ができ、落ち込んだものです。


2年前にアーユルヴェーダを学び、
(ダイエット時期にはかなり敵視してしまっていた)お米の魅力を思い出しました。
栄養士なのに今更…とは思うけど(笑)

それから食事の中心をお米にし、好ましい変化が多々あったと感じます。
恐れていたほど、お米は食べても太りません。(もちろんこれにも「適量」はあります)


大好きだったパン食の頻度は自然と減り、お米をしっかり食べることが増えたことで
(おいしいパンや焼き菓子は、「楽しみ」として今でもたまに食べます。好きなので。特に人といるときかな?)
何年も悩まされていた季節の変わり目の湿疹もなくなり、
職業柄酷くても仕方がないと諦めていた手荒れも、だいぶマシになりました。
気付いたら便秘までなくなってる…!
気のせいか、気持ちも安定したような?


単純なことなんだけど、やっぱり小麦はおいしいから…なかなか減らせない人も多いよね。
(中毒性もある。だから園の子供が家では食パンばかり食べているなどと聞くと、少々不安になる。よく聞くんです。)


食べ物って漢方と同じで、即効性はない。
でも、間違いなく健康と関係が深い。

変化を感じられるようになるまで継続を続けることが難しいから
なかなか理解してもらえないんだろうなぁ…



②日本でも本格的に食糧難についてのニュースを耳にするようになった。

毎日お米を食べること
それは、最も簡単な食料自給率UPの方法だと思う。

ひとりの力は微々たるものに感じるかもしれないけれど
ひとり、またひとり、ひと家庭…と広がっていけば大きな力になります。


そして、「地産地消」って言葉が好き。 

いろいろな規模で当てはめて考えられると思うけど
私は日本人に生まれたから、
食生活の主軸は「日本で作られた日本のもの」
たまにの楽しみの部分に「海外からもらったもの」
くらいが、一番元気でいられるバランスだと思っています。


身体に負担をかけるものを喜んで選択して
日本の経済に負担をかける。

だったら

身体に合ったものを選択して
時々「楽しみ」の部分を味わいながら
日本の経済を(微々たる力でも)支えていく。

自分がそうしたい、素敵な生き方だなって思うから、
これからももっとそうしていくつもりです〇

仲間と楽しくね!!


第10号は、お米についてでした~。

お便り作成に当たり改めて勉強したことで、合鴨米の悲しい現実も知り…
「食に対する感謝の気持ち」が、より一層大きくなりました。


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