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【音楽の力】新しいPRの形、デビュー後にデビューまでの道のりを追うドキュメンタリー番組(No.181)

こんにちは、小川綾乃です。
いよいよ2023年も6月に突入!あっという間の5か月で毎年時間が短くなっているのではと錯覚してしまいます。

最近私がハマっている女性グループがあるのですが、その2組が立て続けにデビューまでの道のりを追ったドキュメンタリー番組が出ていたので、PR・広報という観点で紹介させてください。

1)2022年デビューのLE SSERAFIMとXG

BTSの事務所でも有名な、韓国の大手芸能事務所・HYBE初のガールズグループとしてデビューした「LE SSERAFIM(ル セラフィム)」と、日本最大手の音楽事務所のエイベックスが5年の歳月をかけて育成した「XG(エックスジー)」国や、デビュー時の話題性は違いますが、どちらもデビュー1年後の現在は、MVの再生回数が約5,000万回になる人気グループです。

2)過酷な道のりを乗り越えてデビューを掴み取ったメンバーたち

このドキュメンタリー番組を見て感じたことは、10代の少女たちがこんなに過酷な環境下で練習を重ねデビューに辿りついているのかということでした。XGはプロデューサーが元韓国アイドルだったこともあり、やはりKPOPがこれだけクオリティの高いダンスや歌を魅せることができる理由を知ることができました。
練習生としていつデビューできるのか?デビュー候補になってもデビューできるとは限らないギリギリの中を超えて来たからこそ、彼女たちの人間性や経験がパフォーマンスに反映されて、いろんな人に愛されているのだなと感じました。

3)オーディション番組、ドキュメンタリー番組を通じてみる女性グループに求められているもの

私がKPOPにハマるきっかけは「I-LAND」というオーディション番組がきっかけだったのですが、デビューメンバーが決まるまでの間にパフォーマンスの成長もそうですが、いろんな困難や挫折、葛藤を超えていく姿が応援したくなるのがオーディション番組でした。デビューする頃には完全にファンです。
どのグループもデビューするまでの先行投資は必須ですが、デビューしたから売れるわけではないので、いかにファンがついた状態でデビューできるか、その点でオーディション番組は先行投資額は莫大ですが、成功の確率も上がります。実際に今年もいろんなオーディション番組が開催されてファン層を広げています。

そんな時に来た、デビュー後のグループの、デビューまでの道のりを追ったドキュメンタリーは、一部ではこんな少女たちに過酷なことをさせるのかとSNSで批判も出たりしていました。しかし、音楽に限らず世界を目指す、トップを目指すということは、普通の人では考えられないくらいの努力や、過酷で成長にとっていい環境にいることが大切であることを改めて感じました。
デビューから外れた候補生の子たちも、しっかりとフューチャーして撮影させているので、本当にリアルでドキュメンタリーの方が心が痛む感じはあります。

オーディション番組もドキュメンタリー番組も共通して、裏表なく(もちろん編集でいろいろ意図はありますが)彼女たちのありのままの姿を映しているのが印象的でした。パーフェクトなアイドルやアーティストではなく、人間として、むしろ普段は普通の女の子じゃないか!と思うくらい無邪気な姿と、ステージとのギャップがよりファンを増やしていくのかなと感じました。

4)まとめ

大きな事務所やバックアップ体制が整っていることは大前提大事ですが、その中で自分は「スターになりたい!」という強い想いと、そのためなら過酷なことを超えて、努力して行ける人がデビューしてスターになっていくのだと改めて感じました。これはどの業界も同じで、継続して努力し、壁を乗り越えていく姿が人に感動を与え、私もそんな姿をみせていける人になろう!と思いました。もっとできる!!!

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