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【経営者から学ぶ】杉窪章匡さん ウルトラキッチン株式会社(No.13)

こんにちは、小川綾乃です。

先日カンブリア宮殿をみていたら、とても美味しそうなパンがたくさん出てきて、久しぶりにパンが食べたくなりました!

仕事をしてみていたのですが、途中から仕事の手を止めて見たくなったくらい、かっこよくご自身のビジョンに向かって走っていた、「ウルトラキッチン株式会社の杉窪章匡さん」について書きたいと思います。

ウルトラキッチン株式会社のビジョンは、              『地球を大事にする。人を大事にする。みんなで分かち合う。』

社長の杉窪章匡(すぎくぼあきまさ)さんは、小学校1年生から学校での勉強を放棄、全員が同じことをやること、自分はできるのにできない同級生を待つことに耐えられなかったと仰っていました。

幼いころから「考えて行動する」を実践していたようです。

中学卒業後に自分の好きなことを極めようと調理師の専門学校へ入学。  30歳でフランスのパティスリーのようなお店を作ることを決めて、パティシエ、パン屋、2つ星フランス料理店で修業を重ねて、40歳の時に念願の第1店舗目の『365日』をオープン。https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131810/13164031/

この『365日』というパン屋さんも、パンの常識にとらわれない杉窪さんの想いが詰まっていました!

パンを美味しく味わってもらうために、定番の形や調理方法を変えるのはもちろん、国産の食材にこだわって、小麦粉やお惣菜に使う野菜はすべて国産にこだわっていました。

そして働き方改革も行っていました!パン屋さんといえば朝早くに出勤して、長時間労働が当たり前の中で、1日のタイム図けジュールをみんなが把握することで作業の効率化を図っていました。             

社員も一般企業と同じく8時間労働で、入りたてでも均一のパンが作れるようにとさまざまな工夫がされていました。

パンの美味しさはもちろん、長く働けるようにと常識を疑い、変化させていく杉窪さんはとてもかっこいいなと感じました。

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『365日』の店名の下に「食+食-食×食÷食」のタグラインがありました。その意味は、「美味しいものを掛け合わせる、美味しくするために引き算する、掛け合わせる、みんなでシェアする。」

そして、この数式の答えは『人』なんだそうです。『365日』の店名も、日本は体にいいものをたまにしか食べないけれど、毎日食べるものをこだわったものにしてほしいという想いが込められているんだそうです。

自分の想いを形にすること、自分が思い描いたことを必ず形にすると決めたら、目標よりも期限が遅くなったとしても必ず叶うことを身をもって伝えてくれているなと感じました。

私がカンブリア宮殿の中で印象的だったシーンは、番組の冒頭で、

杉窪さん:「最終的な目標は世界平和です。」

スタッフ:「え、、、、そんなことできるんですか笑」

杉窪さん「なんでですか?言ってる意味がわかりません」


と、杉窪さんとスタッフの方とのやりとりが印象的でした。

杉窪さんは本気で世界平和を望んでいるし、自分が食の世界で仕事をしていくことでそれを達成すると決めていらっしゃる。

どんな形であれ、社会が良くなるために今自分が今行っていることに価値を付けていくことの大事さと、その信念を貫き通した人が大きな結果を手にするのだと感じました。

日本は美味しいもので溢れているので、美味しいものが売れるのは当たり前ですが、これからはそれを作っている人の想いや、価格以外のものへの価値がどんどん高まっていきます。

私もいくつになっても自分の目標に向かって目指し続けていく人であります!

Alone we can do so little; together we can do so much.
一人でできることは多くないが、皆いっしょにやれば多くのことを成し遂げられる。byヘレン・ケラー

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