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なんかスキ

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よくわからないけど、スキだと直観的に感じた記事を集めてみた。  何がスキなのかは、集めているうちに気が付くかもしれない大笑。
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2024年3月の記事一覧

『ばかばかしいに、まっすぐ。』マヨワネーゼ

2月はじめ、オンライン会議をしている最中、宅配便のピンポンが鳴った。 「すいません…」と席をたち、荷物を受け取ってパソコンの前にもどると、 画面の中の社長・恩田さんは、鬼のお面を被っていた。 思わず吹き出す。お面の下からのぞく口元がいたずらっぽく笑っていた。 またあるとき、同じくオンライン会議中に、トイレのため一時離席した。 戻ってくると、恩田さんはどういうわけか顔の前で孫の手を握りしめている。意味はわからない。でも、なんだか面白くて、ふっと気が抜けた。 待たせて申し

noteは誰のために書く?

きょうは、まったりnoteを振り返る日。 年が明けてから、なんだか突っ走ってきた感があります。 記事書かなきゃ! 伝えなきゃ! それは義務感のような重い類ではなくて 自分の中で「詰まり」を起こさないための、欲求のようなもの。 ときおり、 「役に立つ記事をありがとうございます」と ありがたいコメントをいただくのですが、 いえいえ、むしろこちらこそ 「わたしの欲求に付き合ってくれてありがとうございます」と お礼を申し上げたいです。 おかげでスッキリと過ごせています☺

「全然だいじょうぶ」ではない「だいじょうぶ」

「全然大丈夫です!」という言葉を信用してはいけない。 頑張り屋さんは「大丈夫?」と聞かれれば、条件反射のように「大丈夫です」と答える。 本当は大丈夫じゃないのに。 私が「シワもシミもひどくて」と嘆いてみれば、それを聞かされた年下は気を使い「全然大丈夫ですよ」と引きつった笑顔で答える。 全然大丈夫じゃないのに。 前者は相手を心配させないための「大丈夫」 後者は相手を安心させようとする「大丈夫」 今回は後者のパターンの話だ。 例えば私が「私ってブスだよね」と自虐発言をす

神保町で「遥か高み」を追いかける決心をする。

文体を変換し、皆の共感を得るのは新生活が始まる今がチャンスだ。きっとそれこそが私を「遥か高み」へと誘うものだろうと考えていた。 「一つ聞いてもいいかい?なぜ私の好感度は高止まりなのだろうか。そこには、もう一段上があるはずなんだ。君は、その答えを知っているはずなんだ。そろそろ僕と君は会わなければならない機会だと思う」 自分の好感度ほど「自分調べ」で良いものはない。自分で高いと思えば常に私は幸せである。欲を言えば、そこにほんの少しの共感が欲しいだけだ。 「会うべき機会ね。あ

猫入り

(2172文字) 「猫入り」この聞きなれない言葉・・ 実は私の造語なんですが、よく調べてみると窃盗犯の手口の隠語としてあるみたいです。 それは猫が狭い隙間から部屋に入ってくる様を宛てているらしく、二階の窓から侵入したドロボウの取り調べ調書に登場します。 この世に絶対無い言葉だろうと思っていたのでちょっと驚き。 しかし、結局それくらいしか調べても出て来ないので、 「猫入り」は自信を持って私の造語であると主張します。笑 で、猫入りって何? それは、実のところ上手く説明す

時雨はいざなう

1・時雨模様映画館内の待合室は、カンヌ国際映画祭受賞の日本映画が、上映されていることもあって、通常より多くの人が、館内で開始時間を待っていた。待ち椅子で広げるパンフレットの微かな紙音だけが、人の気配を感じさせた。 その静けさを破ったのは中年の女性の、「あ、来たわ、おはよう!」と叫んだ声であった。螺旋状の階段を上り切って、顔を覗かせた白髪の婦人を捉えての挨拶であった。 女性の隣に座っていた私は、その声に促されたかのように立ち上がり席をずらした。 老婦人は腰を下ろすやいなや

人生以上の「推し」 -傑作メロドラマ映画『忘れじの面影』

  今は、アイドルへの「推し活」というのが盛んですね。noteにその推し活の記録を付けている方も、いらっしゃいますね。   私はXやnoteで人の推し活を見るのは好きなのですが、自分では、アイドルにはまったことは、今まで一度もなかったりします。   以前書いたように、デヴィッド・ボウイのようなアーティストの作品や思考、生き様に刺激を受けたりすることはあっても、それは「推し」とは違う気がする。グッズとかを欲しいと思ったことはないですし。   なぜ自分はそうなのかを考えてみると

アナログ派の愉しみ/本◎シートン著『ロボ、コランポーの王様』

シェイクスピア劇の 登場人物のように 『シートン動物記』という本が実在しないと知って拍子抜けしてしまうのは、わたしだけではあるまい。アーネスト・トンプソン・シートンがしたためた動物たちの物語を、戦前の日本で初めて翻訳出版するときに『ファーブル昆虫記』にならってタイトルがつけられたところ、爆発的な人気を博して定着し、やがて小学校の図書室などに常備されるようになったという。まあ、テレビがふんだんに野生動物のドキュメンタリーを流す現在にあっては、子どもだってもう思い入れがないかも

アイコン

popoのアイコンがチューリップに見えたと、猛ふぶきさんがおっしゃっていました。 なるほど確かに! チューリップの方が良かったかも。 拡大するとタコさんウィンナーなのでした。 フェルトで作ってあり、身長は30センチくらいです。 足の裏側はちゃんとピンクになっているんですよ。 なぜ作ったかと言いますと。 数年前に刺繍家さんとコラボで『二人展』を開催し、その時のテーマがベビールーム。 展示会場において、タコさんに赤ちゃん役を担当してもらいました。 かかっているお布団の刺