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なんかスキ

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よくわからないけど、スキだと直観的に感じた記事を集めてみた。  何がスキなのかは、集めているうちに気が付くかもしれない大笑。
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2024年3月の記事一覧

「全然だいじょうぶ」ではない「だいじょうぶ」

「全然だいじょうぶ」ではない「だいじょうぶ」

「全然大丈夫です!」という言葉を信用してはいけない。

頑張り屋さんは「大丈夫?」と聞かれれば、条件反射のように「大丈夫です」と答える。
本当は大丈夫じゃないのに。

私が「シワもシミもひどくて」と嘆いてみれば、それを聞かされた年下は気を使い「全然大丈夫ですよ」と引きつった笑顔で答える。
全然大丈夫じゃないのに。

前者は相手を心配させないための「大丈夫」
後者は相手を安心させようとする「大丈夫」

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神保町で「遥か高み」を追いかける決心をする。

神保町で「遥か高み」を追いかける決心をする。

文体を変換し、皆の共感を得るのは新生活が始まる今がチャンスだ。きっとそれこそが私を「遥か高み」へと誘うものだろうと考えていた。

「一つ聞いてもいいかい?なぜ私の好感度は高止まりなのだろうか。そこには、もう一段上があるはずなんだ。君は、その答えを知っているはずなんだ。そろそろ僕と君は会わなければならない機会だと思う」

自分の好感度ほど「自分調べ」で良いものはない。自分で高いと思えば常に私は幸せで

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猫入り

猫入り

(2172文字)

「猫入り」この聞きなれない言葉・・

実は私の造語なんですが、よく調べてみると窃盗犯の手口の隠語としてあるみたいです。
それは猫が狭い隙間から部屋に入ってくる様を宛てているらしく、二階の窓から侵入したドロボウの取り調べ調書に登場します。
この世に絶対無い言葉だろうと思っていたのでちょっと驚き。

しかし、結局それくらいしか調べても出て来ないので、
「猫入り」は自信を持って私の造

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時雨はいざなう

時雨はいざなう

1・時雨模様映画館内の待合室は、カンヌ国際映画祭受賞の日本映画が、上映されていることもあって、通常より多くの人が、館内で開始時間を待っていた。待ち椅子で広げるパンフレットの微かな紙音だけが、人の気配を感じさせた。

その静けさを破ったのは中年の女性の、「あ、来たわ、おはよう!」と叫んだ声であった。螺旋状の階段を上り切って、顔を覗かせた白髪の婦人を捉えての挨拶であった。

女性の隣に座っていた私は、

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人生以上の「推し」 -傑作メロドラマ映画『忘れじの面影』

人生以上の「推し」 -傑作メロドラマ映画『忘れじの面影』


今は、アイドルへの「推し活」というのが盛んですね。noteにその推し活の記録を付けている方も、いらっしゃいますね。

私はXやnoteで人の推し活を見るのは好きなのですが、自分では、アイドルにはまったことは、今まで一度もなかったりします。

以前書いたように、デヴィッド・ボウイのようなアーティストの作品や思考、生き様に刺激を受けたりすることはあっても、それは「推し」とは違う気がする。グッズ

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アナログ派の愉しみ/本◎シートン著『ロボ、コランポーの王様』

シェイクスピア劇の
登場人物のように

『シートン動物記』という本が実在しないと知って拍子抜けしてしまうのは、わたしだけではあるまい。アーネスト・トンプソン・シートンがしたためた動物たちの物語を、戦前の日本で初めて翻訳出版するときに『ファーブル昆虫記』にならってタイトルがつけられたところ、爆発的な人気を博して定着し、やがて小学校の図書室などに常備されるようになったという。まあ、テレビがふんだんに野

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アイコン

アイコン

popoのアイコンがチューリップに見えたと、猛ふぶきさんがおっしゃっていました。
なるほど確かに!
チューリップの方が良かったかも。

拡大するとタコさんウィンナーなのでした。

フェルトで作ってあり、身長は30センチくらいです。
足の裏側はちゃんとピンクになっているんですよ。

なぜ作ったかと言いますと。
数年前に刺繍家さんとコラボで『二人展』を開催し、その時のテーマがベビールーム。

展示会場

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