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つながっていく好奇心

人の好奇心って不思議なものです。


ひとつのことが気になると、またそれに関係した別のものも気になってしまいます。


それが好きなものに関することであればなおさらです。


以前、こちらのnoteで密かに愛しているものについて書きました。


私の好きなもの、それはイギリスです。


最近、その好きなものをきっかけに好奇心が次々とつながっていったことがありました。


1.原作小説

きっかけは、本を読むようになったことでした。

体調不良がつづいたことで心も疲れてしまい、本に癒しを求めていました。

小説というよりは、ビジネスや自己啓発本を読んでいたのですが、だんだんと他のジャンルを読みたくなってきて、次に何を読もうか考えていたとき。


ふと思い浮かんだのが、シャーロック・ホームズシリーズ


恥ずかしながら、イギリス好きと言いながら英国一有名ともいえる架空の探偵の物語を今まで読んだことがなかったのです。


思い立ったら即行動。

ということで、さっそく買うことにしたのですが、やはり有名な作品なだけあって訳もたくさんあり、どれにしようか迷いました。


そのなかで、一作目『A Study In Scarlet』は『緋色の研究』と訳されるのが一般的ですが、『緋色の習作』と訳しているものを発見。


他の作品と少し違う気がしてこちらを買うことにしました。

初めて読んだホームズ。

感想は「なかなかおもしろかった」です。

ミステリー小説の醍醐味は、意外性にあると思っています。

「そんなトリックだったのか!」とか「この人が犯人だったとは・・・」など読者の予想を反する筋書きであるとより読んだ後の達成感が高まります。

今回の作品はその意外性もあり、一作目ということでかの有名なワトソン氏との出会いも読むことができたため満足でした。

ただ、少し展開についていけない部分もあったのも正直なところ。

次作の『四つの署名』は一作目よりおもしろいとの評価を見たので、次を読むのが楽しみです。


2.ドラマ

シャーロック・ホームズの原作小説を読んだことで生まれた次の好奇心。

それは、映像作品が見たくなったことです。


そのときに思いだしたのがこちらの作品でした。

”現代版ホームズ”としてイギリスで製作されたドラマ『SHERLOCK』

以前、友人に勧められて見たことがありました。

ストーリーもおもしろい上にベネディクト・カンバーバッチ演じるホームズとマーティン・フリーマン演じる2人のコンビが素晴らしい本国でも人気のシリーズです。

ただ、そのときはまだ原作は読んでおらず、ひとつのドラマとして楽しんでいました。


そして今回、原作を読んだうえで改めて視聴することに。

すると、二人の出会いやトリックなど原作の要素がこんな感じに散りばめられていたのかと再発見でした。

余談ですが、最初はNETFLIXで見ていたのですが、途中からアマゾンプライムに権利が移るという事態に遭遇しました。

見放題は便利でもありますが、こういう時は解約→入会しなければならないので不便でもあります。

そういう心配をしないためにも、思い切ってBlu-ray BOXを買いました。

これで気にせず何回でも見れる!笑


3.原文

ドラマを見たことで生まれた次の好奇心。

それは原文が読みたくなったことです。


勉強しているからというのもあるのですが、映画でもドラマでも英語を聞いていると自分の頭の中でも訳そうとしてしまう自分がいます。

もちろん全てを理解できるわけではないので、だいたいは字幕に頼っているのですが、ときどき解釈と違うと違和感を覚えてしまうのです。


そういうわけで思いついたのが、勉強も兼ねて原文を読んでみることでした。

原作小説からはじめようと思ったのですが、時代が古いこともあって少し難しめ。

そこで、見つけたのがこちらです。

先ほど紹介したドラマの英語版コミックです。

しかも日本語訳もついているという優れもの。

何よりも絵が役者さんそっくりでビックリ・・・。


これを読んでいると、改めて「こんなふうに言ってたんだ」とか「こんな言い回しもあるのか」とか英語の勉強にもなって一石二鳥です。


今回は自分の理解度に寄せてあえて現代版にしてみましたが、もう少しレベルアップしたら原作のほうも挑戦してみたいです。



最後に

今回書いたように好きなものに関して好奇心がつながっていくことってよくあることだと思います。

それが最近よく言われる”沼にハマる”ということであり、自分という一人の人間を形成していってくれているんだな、と書いたことで改めて気づきました。

そして、久しぶりに好きなことについて書いて何だかスッキリした気分です!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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