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不調と漢方

前回、睡眠をしっかりとるようになったことで以前ほど頭痛に悩まされなくなってきたことについて書きました。

頭痛はおそらく慢性的な睡眠不足によって引き起こされていたのだと思います。
おかげで今は、良く寝ることで不調をかなり和らげることができています。

しかし、同時に気づいたこともあります。
前回の記事の最後に書きましたが、頭痛の頻度は少なくなっても気圧の変化による不調は変わらず訪れることです。もちろん睡眠不足が続いていたときよりは軽減されましたが、調子は良くありません。
低気圧は睡眠に関わらず、単に体質が原因のようです。


そこで最近、低気圧による不調を和らげる方法を見つけました。それが漢方薬です。

以前、漢方薬と出会うきっかけがありました。2年前に原因不明の体調不良になった時のことです。
当時、常に動悸がしたり落ち着かない感じがあったり、加えて不眠や突然の発熱に悩まされていました。かかっていた病院の先生は強い薬を使うのは推奨されず、提案されたのが漢方薬でした。
効果が出るのに時間はかかるけれど、副作用も強くないとのことで、お試し程度に飲み始めました。

しかし、これが3ヶ月飲んでも効いているのかいないのか、全く分かりません。ひどくはならないけれど、良くもならない。ということで、別の漢方に切り替えることになりました。
次の漢方薬もすぐには効かなかったのですが、飲んでいるうちに少しずつ調子が良くなってきました。そして、飲み続けるうちに症状はほとんど無くなったのです。


その漢方を飲むのを止めたくらいの頃だったでしょうか。今度は度重なる頭痛が気になり、脳神経クリニックに行きました。検査の結果、脳に異常はなく、一安心。先生との診察の中で低気圧でも頭痛が起こることを話すと、偏頭痛向けの頓服薬のほかに漢方薬をすすめられました。
「効果は個人差はあるけど、意外と気圧の変化の不調に効く人多いみたいだから試してみて」と、再びお試し程度に飲んでみることに。
それが、五苓散(ごれいさん)という漢方でした。

ちなみに今まで飲んでいたものは、一日3回毎日服用するものでしたが、今回は調子が悪いときに服用すればいいとのこと。

飲み始めて最初の頃は、まだ平均睡眠時間が6時間のときでした。
気圧の変化による頭痛も今よりひどく、漢方薬だけ飲んでもあまり効き目は感じられなかったのが初めの頃の印象です。結局偏頭痛向けの頓服薬のほうが効くので(副作用の眠気はきつかったですが)そちらばかり飲んでいました。

しばらく存在を忘れていたのですが、最近「五苓散は気圧の変化の不調に効く」言われていたことを思い出して再び漢方薬を飲むようになりました。

すると、気圧の影響で調子が悪いとき漢方薬を飲んでからしばらく(1~2時間程度)すると、症状が軽くなっていることを感じます。
これが漢方による効果か分からなかったので試しに飲まずにいると、症状は悪化。飲むことで、大きな効果ではないものの、つらさの上澄みを取り除いてくれる感じがあります。

今思えば以前も効いていなかったわけではなく、おそらく症状が重すぎて漢方薬で治せる程度ではなかったのでしょう。

漢方薬は、普通の薬と比べて効き目が弱い感じもありますが、大きな負担をかけないという意味で身体にも良さそうでもあり、試しやすいものなのだと気づきました。
つらさのレベルを5から2にしてくれるだけでも、大変ありがたいです。
これからも低気圧の不調の際にはお世話になろうと思います。

ちなみに、こちらの内容はあくまで個人的な経験談を書いたものです。
体質や副作用も薬によって異なりますので、興味を持たれた方は医師や薬剤師の方と相談の上試してみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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