限界女子大生

短い人生の感想を書いてます

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最近の記事

新社会人!

限界女子大生、今日から新社会人スタートです! もっと言えばあと1時間後から! このワクワクと不安だけを持っている今だからこそ、前向きな記録を私のために残しておこうと思う。 会社に入社するにあたり、心に期すること。これを聞かれる予定なんだけど、今思ってることをメモしたい。 今、自分のために書く期することは ・「岡山には何もない」という岡山県民を0にする ・老後に帰ってきたい場所「岡山」の脱却  ・面白い仕事のある働ける岡山に ・地域が面白い日本、を共通認識へ ・友達に囲ま

    • コミュ力は爆発力じゃないよね

      先日、数年ぶりに会った方に 「君はコミュ力がずば抜けてる!誰とでも盛り上がれるから(どこに行っても、どこに連れて行っても)大丈夫だね!」 と褒められた。仮にAさんとしよう。 Aさんに言わせればコミュニケーション能力とは「他者の懐に入り込んで、その場やその相手をとにかく盛り上げられる」その能力なんだろう。 私はそのお褒めの言葉からずっとモヤモヤを抱えている。 コミュニケーション能力にはたくさんの意味があると思う。 私は大学時代のほとんどをコミュニケーションに捧げてき

      • 自分を驚かせるために、

        私は岡山県に住んでいる。 田舎は狭い。 どれくらい狭いかというと県内であれば少し話すだけで共通の知り合いが見つかってしまうくらい狭い。 地元でバーを始めた。 お好み焼きも唐揚げも揚げなすも出てくるから居酒屋かもしれないけど,バーを始めた。 「地元の人を知らないから知りたくて」 そう言って始めてみたバーにはこの1ヶ月でいろんな人が来てくれた。 カウンターでどうでもいい話を重ねているはずなかで,地元の政治事情やイノシシの問題,労働環境や企業城下町として抱える問題,まちのおじ

        • もう老後かと思ってたけど、まだ始めてないじゃないか

          定期的に思い出す 小学生の私は、マザーテレサやナイチンゲールに憧れて、絶望的な状況の他者を一気に救えるヒーローになりたかった。 ウクライナとロシアの戦争を筆頭に、世界各地の貧困や困難を知るたび、何かしたい、なんかしなきゃと思うけど、思うだけで無力感に打ちひしがれる。 その繰り返しをしてきた実感がある。 日常を生きる私はそんな無力さから目を背けるために、自分の手の届く範囲を丁寧に暮らしたり大事にしたり、そんなSNSばかり見て、みんな自分の幸せを願っているんだ、それでいいん

          開会宣言

          働くことは生きることだと思う。 就職活動を経て一つの企業から内定をもらった。 地元では一番いきたいと思っていた会社。 第一志望だった東京の大手は全部落ちたけど、地元のために、地域のために活動してきた学生生活の集大成のような就職先で、私にとても合っている企業だと感じている。 一方で「終活」するか迷っている自分にも出会った。 終活とは就職活動を終えることを指す。 私はこの内定をもらった企業がやっていることが自分が学生生活において勝手にやってきたことにとても近く、そして個人で

          この高下駄がなくなることがこわい

          今、23歳。 若いから、女だから喋ってくれる人が会える人が一定数いる 若いから、女だから与えられている機会がある 若いから、女だから価値があるのだと感じている自分がいる 若い女である私の今の人生はとってもイージーだと思う 多少の愛嬌と笑顔、20代前半という若さと女であるという属性は自分にはたくさんの人が期待してくれていて、自分はいろんなことをする機会とポテンシャルに恵まれているんだと勘違いさせてくれる そう思ってしまうほどに若い女の高下駄は強い 今からすり減っていくそ

          この高下駄がなくなることがこわい

          ブランド思想とそこへの抵抗

          大手に行きたい フォロワーの人数を自慢したい ブランド物もアクセサリーや服やバッグを身につけたい どことなく、なんとなく、それは良くないと私が思い込んできた価値観だ 最近、カフェで働き始めた。 そこで知り合った男性はカウンターに座ってたくさんのお話をしてくれる。 今、彼はカフェを紹介するアカウントを作ってフォロワーをたくさん増やしてる、増やすためにこんな工夫をしているらしい。 嬉々として話す彼はインスタグラマー同士のつながりも持っている。 当然私は知らない人ばかりなのでは

          ブランド思想とそこへの抵抗

          文化人類学とコピー

          文化人類学とコピーライターの仕事は近いところにあるんじゃないか 就活を始めてコピーライターという仕事に興味を持った 手に取った広告コピーを紹介する本には人々に気づきを与えたり勇気づけたり感情を動かすものがたくさん載っていた それを眺めながらふと思う、文化人類学の論文を読んでいるようだなと 文化人類学は自分の世界と異なる世界を行き来しながら人の営みを研究する学問だが、その研究の先には今見ている世界を少しだけ変えるような、またはもっと深くその物事を捉えられるような視点の提案が

          文化人類学とコピー

          ミニマルに生きるは手段

          私,ミニマリストなんです! って流行ってる。 私もミニマリスト。でもそれは選択的ミニマリストじゃなくて必然的ミニマリスト。 4年前から3年半1人暮らしをしてた。 引っ越して半年は何にも家になかった。ベッドもテレビも湯沸かし器も。 仲はいいけどなんとなく親に頼らずに始めた一人暮らしはお金がなくて,何にもものがない状態でただ生きてた。 それからしばらくするとお金も溜まってきてちょっとずつものが買えるようになるんだけど,そしたら次は洗い物と掃除ができない自分に出会った。 元々知っ

          ミニマルに生きるは手段

          メイクすると好きになる?

          メイクはコンプレックスをごまかすものだってゆきりんが言ってた。 私は大学生になってバイトを始めて2つ目に勤めた居酒屋バイトで、店長にメイクの重要性を語られた時から働く時はメイクをすることにした。 働く人の義務でマナーらしいそれを、私は義務とマナーとしてやっていた。 だから大学は基本的にすっぴんで行ってたし、友達と遊ぶ時も基本的にすっぴん。 みんなが研究して、確かに可愛くなってて、メイクしないと人前に出れないなんて言うメイクを私は全然楽しめてないの、なんでやろって思ってたん

          メイクすると好きになる?