<医学部学士編入試験>推薦書の書き方マニュアル 完全版 真似するだけで完成する ひな形大公開
医学部学士編入を受験するにあたり、推薦書が必要となる大学は全体の半分程度になります。今回はその推薦書について、よくある疑問点を中心に記事にしました。受験を考えている方はぜひ参考にしてください。
できれば最初の出願の半年前には読んでいただきたいと思います。
先に簡単な自己紹介をさせていただくと、数年前に医学部学士編入試験において、複数校の合格をいただき、進学しました。
その後、前職の経験を活かして、某予備校にてチューターを務め、毎年100名以上の医学部学士編入受験生らの志望理由書添削を行っておりました。
現在は、学士編入の友人らと一緒に、医学部学士編入受験生に向けて、志望理由書の添削指導、面接指導等の支援を行っております。
本時期では、推薦書の提出を求められた際、
受験生が感じやすい不安点や疑問点を中心に記事にしました。
・推薦書を誰に頼めばよいか分からない
・推薦書を頼める相手がいない
・推薦書を依頼する方法が分からない
・推薦書に何を書いたら良いか分からない
このような受験生は、ぜひ本記事で内容をご確認ください。
なお、最後に実際に私が指導する際に提示している、推薦書ひな形を掲載しています。
このひな形を真似することで、誰でも簡単に推薦書を作成することが可能になっております。
実際に私が大学に提出し、複数大学から合格を得た推薦書は、他記事『複数大学医学部学士編入(合格者) 実際に提出した推薦書(実物) 公開』にて公開しておりますので、そちらも是非ご覧ください。
1.推薦書の目的
推薦書とは何のために必要なのかを把握しなければイメージしづらいと思いますので、まずは推薦書の目的から見ていきます。
推薦書が必要とされる理由は、以前に所属していた組織の中でトラブルを起こしていないか、人柄に問題はないかを調べるため。また、受験者の長所などを把握しておくため。の2点です。
所属組織で問題を起こしていた場合、同じ組織には推薦書を頼みづらいですよね。一人の医師を育てるためには多大な人・お金・時間がかかるため、これから大学で医学を学び、医師として働いていく上で、人格などに問題はないかということを推薦書で調べようというわけです。
同時に、受験者の長所やこれから医学を学ぶ上で勉強についていけるかを簡単に調べているのです。なので、そこまで身構える必要はないと考えてください。
2.推薦書をお願いする時期
推薦書を書いてほしい相手にお願いする時期としては、受験する前年の10月ごろ、少なくとも出願の半年前には話しておくことが望ましいと思います。
相手がどのように受けてくれるのかにもよりますが、突然書いてほしいと言われても戸惑ってしまうこととなります。実際に依頼するのは出願の3か月前程度になったとしても、事前にお話しておくことで心積りをしていただけます。
そのため、できるだけ前もって話をしておくことが大切です。
3 推薦書をお願いする相手
募集要項には、推薦書を書く人は原則大学または大学院の指導教員と書かれています。また、指導教員に依頼できない場合は、志願者の人格、性行、研究意欲などを熟知している者(配偶者および3親等以内の親族を除く)とも書かれています。
ここで、よくある質問が「大学・大学院の指導教員以外では駄目なのか」という質問です。
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