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鍼灸好き。「楽しいことは、巡りを良くする」に救われた思い出。

こんばんは。中村綾子です。

鍼灸好きです。もちろん私は、素人です。患者側です。

ツボも経絡も、目には見えないけれど、ちゃんと存在する。日本人なら目が疲れた時に、自然に、指で目頭を押さえるように、いつの間にかツボを刺激している。

だから、鍼灸は日本人に合っていると思うし、女性の不定愁訴には、ぴったりな治療法だと思っています。

でも、そんな素晴らしい治療法なのに、万能なのに、予防医学そのものなのに、残念ながら、私が「ココに、ずーっと通いたい!」と心底思える鍼灸院に出会えていないです。だから、鍼灸院のサポート、特に女性に特化した鍼灸院や女性鍼灸師が、活躍して「稼げる仕事」として確立していくサポートがしたいのです。

前置きが長くになりましたが、、、私が鍼灸好きになったきっかけ。

診断がつかない味覚異常に悩んだ話

病んでいた時期、いろんな身体の症状が一気に出たことがあります。

・微熱

・頭痛

・リンパ腺の腫れ

・全身の痛み

・味覚異常…etc.

この中でも、味覚異常が1番辛かったのです。

何も食べてない時でも、口の中がしょっぱい(塩辛い)のです。少しでも塩を含んだスープを飲めば、口いっぱいに塩を食べたような、塩辛さを感じて、居ても立っても居られないほどでした。

だから、食べられるものがすごく限定されてしまいました。

煮物ダメ

おひたしは、茹でただけ。

味噌汁もムリ…etc.

ホントに辛かったですが、口腔外科を初めとするいろんな診療科で検査しても、診断がつきませんでした。

亜鉛不足より「腎」らしい。

当時、かなりネット検索を繰り返し、東洋医学的なサイトに行き当たり、、、

腎:生命エネルギー

とあり、味覚異常は、生命エネルギーの低下の1つの症状、と説明されていました。

腎といっても、腎臓と同じではないみたいです。当時は、こうした言葉にも馴染みはなく、半信半疑でした。

それから、鍼灸院を検索・問い合わせして、やはり腎が原因かもしれないこと、鍼灸で治るかもしれない、という回答でした。

その回答だけを頼りに、生まれて初めて鍼灸治療を受けに行くのでした。

激痛の鍼→刺さない鍼→鍼灸師さんからのアドバイス

上記の問い合わせは、若い女性鍼灸師さんが、ひとりで開業したばかりの鍼灸院でした。

超・緊張している私に、それほどフレンドリーでもなく、淡々と次々と鍼を刺し、、、お灸をして、、、終了。初めての鍼灸は、ひたすら怖かったのと、緊張し過ぎて、何がなんだかよくわからないまま終わりました。

手ごたえがよく分からず、でも味覚異常を少しでも早く治したい一心で、別の鍼灸院もネット検索の末、行ってみました。

60代男性の鍼灸師さんで、奥さんが助手。

ココが、激痛の鍼を経験した鍼灸院です。(鍼灸を推奨しながら、こんな経験談を書くと、未経験の方を怖がらせてしまいそうですが、実話なので、当時の気持ちを正直に記載します)

その男性鍼灸師さんは、無愛想で、ますます緊張した私。頻繁に「痛い!」と声を上げる私に、「治療だから」の一言。。。

さらに、、、頭のてっぺんに鍼を刺すと、ズキーンと激痛。。。

感じたことのない激痛でした。でも、また痛いと言ったら怒られる…と思い、しばし必死の我慢。でも、ホントに限界に来て、外してもらいました。

鍼を外した後も、しばし放心状態。その後、数時間は、ズキーンとした痛みが続きました。。。

これが、かなりトラウマに。

その後、「刺さない鍼」を知り、刺さない鍼だけで治療してくれる鍼灸院を見つけ、しばらく通いました。

一番効いたアドバイス。

楽しいことは、身体の巡りを良くする。

全身不調で何も出来なくなっていた私。ちょっと動けば、すぐ疲れる状態でした。だから、楽しいことからも、好きなことからも、ずっと遠ざかっていたのです。

疲れない程度・無理しない程度にやる、というのは、当時はとても難しかったです。

けれど、「身体の一部」ではなく、全体。場所ではなく、「身体の巡り」。

この考え方が、とても新鮮で、スーッと心に入っていきました。

その後も紆余曲折がありましたが、この時のアドバイスや鍼灸治療には、ホントに出会えてよかったと思っています。

残念ながら、この鍼灸師さんは、閉院されてしまったようです。理由は分かりませんが、残念です。

こうした素敵な治療や考えを持つ素晴らしい鍼灸師さんが、世の中にはたくさんいると思っています。

けれど、それぞれの考え方と合わない治療院にお勤めだったり、集客だけを考えて美容鍼ばかりにチカラを注いだり、ブランディングが定まらないまま経営不振で閉院されたり…。

もし、鍼灸の良さを知り、起業・開業のスキルをアドバイスできる人間が近くにいたら、こうした残念な結果にはならないと思っています。

だからこそ、私は、女性向けサロン・女性鍼灸師さんをサポートしていきます!

新サービス開始は9月を予定しています。

女性向けサロン・鍼灸院・教室に、快適経営をご提供します!





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