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noteライブから考えた「書く」ということ、そしてしたいこと

先日、「noteライブ『人生を前進させる“書く習慣”のすすめ』を視聴して考えたこと」を投稿しました。
そこでは、noteライブを視聴して新しく知ったこと、自分が既に知っていたこと、考えたことをまとめました。

今日は、そこからまた一歩進んでみて、自分にとって「書く」ということはどういうことなのか、noteを書くということはどういうことなのか、そして、「書く」というこを通じて私がしたいことを整理したいと思います。

以前の私にとって「書く」ということ

「書く」という行為自体、noteライブを視聴する以前や、noteを書き始める以前から積極的にやっていたと思います。
前の投稿でも書きましたが、頭の整理をするために考えていることや思っていることを書き出すことをしていました。
特に、精神的にいっぱいいっぱいになって、脳内でぐるぐると考え始めてしまっているときに、書き出します。

他に「書く」理由として、その日の記録を残すためにやっていました。
バーチカルタイプのスケジュール帳を使って、何日の何時に何をしていたか、また、この日は何をしていたかを記録するようにしていました。
もちろん、スケジュール帳の機能としての予定を書くこともしていました。
予定がなかった日も、日々何をしていたかという記録をつけるようにしていました。
何もしなかった日はむなしく感じるので、何もしなかったと思っていても何かしらしているだろうから、その“何かしら”の証拠が欲しかったのだと思います。

ただ、このとき私は、結構苦しかったです。
それは、何もしていないのに無理矢理何かを書き出すことで、本当に何もしていないことを再認識させられるからです。
書き出すことが辛かったのです。

ここでなぜ辛かったのか考えたとき、「書く」ということが目的になっていたからだと思いました。

(余談ですが、私は「目的・目標・手段」の区別が未だに付きづらく、混乱します。なので、一応参考に閲覧したサイトを添付しておきます。それでも間違って使っているかもしれませんが・・・)

普通に生活して、今日は何をしたのか、どんな変化が起こったのか、それを絞りだそうとしていて、苦痛に感じてしまっていました。

さらに、書くモチベーションにおいて左右されやすいのは、自分の気分の状態がどうかということです。
ネガティブな感情に引っ張られやすいので、落ち込んでいるときほど書けなくなります。
ただ、空欄になると落ち着かないので、後日ひねり出します。
その時点で、その日の振り返りになっていないのは確かです。

毎日を記録することを苦痛に感じ出したので、思い切って今日何をしたのかを書くことをやめることにしました。
ただ単純に日々を過ごすのではなく、何でも自分のしたいように時間を使おうと思いました。

以前の「書く」をやめた私にとって「書く」ということ

その日何をしたのか、記録するために「書く」ということをやめました。
記録するために「書く」ことをやめましたが、「書く」という行為自体は消えませんでした。

まず、メモをするようになりました。
昔からなぜかいっぱい持っていたメモ帳とペンを、部屋ですぐ使える位置に置いて、何でもメモをとるようになりました。

買わないといけないもの、やらないといけないことなど忘れると後で面倒くさくなるタスクたち。
見ていたテレビで印象に残ったこと、聴いていた音楽の好きなところ、本を読んでいて感じた感情といった、些細な自分の心の機微。

忘れ去られたり、思い出せなくなりそうなことをとりあえずメモ帳に書き出し、一旦保管するようになりました。
メモをしていくと、普段、結構いろいろと考えていることが分かりました。
そして、今の自分がしたいことや欲しいものも見えてきました。

そこから、メモを見返して、思考を整理するようになりました。
ふと思ったこと、考えたことを書き出し、振り返ってみると、違った見方ができるときがあります。
新たな視点を見つけることができ、そこからまた考えを深めることができるようになりました。
作品なら、より深く味わうことができると感じています。

分かりそうで分からなかった部分がスッと分かるようになるときもあります。
ある程度考え尽くしたことって、新しい視点を見つけることは容易ではないと思っているので、思考を整理する環境を作ることが大切なんだと思いました。

noteを書くということ

そんな私が約2週間前からnoteを書き始めました。
noteを書き始めことで気付いたことがいくつかあります。

まず、アウトプットするためのインプットの重要性に気付きました。
できるだけ毎日何かしら投稿を続けようと思っているので、今日は何を書こうかと考え、そうすると何かインプットをする、考えようと思うようになるんです。
何かしらの行動に移すことができます。

また、そのインプットもただのインプットで終わらなくなりました。
私は定期的に「まだ知らない新しい音楽を知りたい!」「このマンガ読みたい!」「新しい服が着たい!」「行ったことのないここに行ってみたい!」など新しいものを一気に摂取したくなります。
前なら、感覚でいいなと思ったり、かっこいいと感じたものを一気に浴び、ある程度続けたらまた、違う新しいものを摂取したいとなります。

変化したことは、このワクワクしながら新しいことやものを摂取しているときに、感じていることや思っていることに気持ちを傾けるようになったことです。
具体的にどう思っているのか、どこの何がいいのかなど、瞬間瞬間に感じていることをより意識して捕まえていくようになっていました。
(前のnoteで新しく知った「瞬間の感情をつかみとる」というのは、自分の好きなことに対しては少しはできていたみたいです。)
何にグッときたのか分かると、なんでそこにグッときたんだろうと考えるきっかけになります。
そこから、自分の感性に向き合うようなかたちになります。

今まで感じていたワクワクをさらにおいしく調理する感覚です。

インプットしてから考えて、それを文字にすることでアウトプットの時間が増えると、インプットがさらに変化していきました。
ここでの変化は、インプットの時間がアウトプットの時間になったということ。
ただひたすらSNSを眺めたり、テレビを見たりといった時間が格段に減りました。
結果、インプットの精度が上がった感覚です。

また、メモから文章にしていく過程にも気付きがあります。
それは、人に考えたことを伝えようとするとき、どう自分が捉えたかがさらに考えて分かるようになるということ。

勉強でも同じことがいえるなぁ~っと思っていて、勉強して、自分で理解できたと思えているようでも、分からない誰かに教えるとなると結構難しい。
結局、その仕組みの根本的なこと、基礎部分が分かっていなかったり、分かっているように見えて、理解できてなかったってことがあります。

摂取した時に、どう考えたか・どう思ったかメモをできているようで、案外大事なポイントを抜かして書いていたりします。
なぜそう思ったのかとメモを見返して再思考することで、考えた過程が見えてきて、伝えたいことがハッキリしていく感覚があります。
noteを書く(文章にする)ことで、どう考えていたのかクリアになっていきました。

「書く」を通じてしたいこと

私にとって「書く」ということ、noteを書くということから、したいことがあります。
noteを始めた理由の一つに、文章を書くことの抵抗を少しでも減らし、上手になりたいからというものがありました。
上手になりたい理由として、誰かに自分が感じたことや感動したことを伝えたいと思ったからです。
言ってしまえば、コミュニケーションが上手になりたいと思っています。

私は、感じてる・感動してはいるものの、それを上手に言語化して、伝えることが苦手です。
前までは、自分の感じた感動や感覚なので、別に伝わらなくても感じることができただけで充分かなと思っていたのですが、ちゃんと伝えたいと思うようになっていきました。

きっかけはファンレターを書きたいと思ったからです。
具体的に言うと、マンガの感想のファンレターです。
自分が感動したこと・思ったことを伝えることで、それが作者さんのエネルギーになることを知りました。
自分の感動を上手に使えば、コミュニケーションができるんだなと感じました。

そのために、自分の思い浮かんだ感情を言語化したり、一瞬で通り過ぎようとした言葉を掴んで文字化することがまず必要だと思いました。
そこから相手に伝わるように文章にする能力が必要だと思いました。
ただ、分かりやすく文章にするだけでなく、そこに熱量も加えられるように表現したいとも思っています。

そのための日々の「書く」ということ、そこからnoteを書くということ。
日々、表現するために練習をしていると思っています。

ファンレターはまだ全く書いたことがないわけではなくて、書き始めてみたり、少ない文章でも送ってみたりしています。
あとTwitterで感想をツイートすることで、読んでもらえることもあります。
しかし、スマホやパソコンで打つ文章と手書きで書く文章には、それまでの過程の行為も含めて、少し別物のように感じています。

いつか、感じたことをいっぱいに詰め込んだ手書きのファンレターを送れるようになりたいと思って、日々の感情をつかみとる練習、文章にする練習をしていきます。

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