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【美肌】にんじんの葉っぱ4段活用レシピ・おすすめの食べ方はどれ?~ゆる自然派初心者のための「食探求」

くいしんぼう×ずぼらな私が
美味しく、綺麗につながる食を探求する【綺麗メシ】

今日のターゲット

にんじんの葉っぱ

え?葉っぱって食べられるの?

そう思う方も多いでしょう。

にんじん。
お店で葉っぱがついているものを見ることは
ほぼ皆無。

ですが、葉っぱはあります。
(当たり前だけど)

しかも、葉っぱは
かなり栄養価が高いらしい。

↑このサイトでも書かれていましたが、


葉の栄養価を根の栄養価と比べてみると、
ビタミンAは2倍以上、
たんぱく質は3倍、
カルシウムは5倍、
その他、脂質、ビタミンE、カロテン、鉄分、
どれも葉の方が多いのです!(農家さん産地直送市場より)


にんじんは優秀な美肌野菜。
それの上をいくですって・・・?

え、そんなこと言われたら食べたいじゃん。


早速、畑をしているじいちゃんに聞いてみた。

「にんじんの葉っぱが欲しいんだけど」

「いいけど、そんなん何に使うん?」

今回知ったことは
今まで我が家の畑の主であるじいちゃん&ばあちゃんも

今までほとんどにんじんの葉っぱは食べず
ほとんど捨ててきた

というんです。


畑のにんじんは
密集していると大きくならないので、一度 ”間引く”。

そして、このとき間引いたものは
”さようなら”していたと。

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「ちょっと待った―――!!」

間引きにんじんを分けてもらってきました。


ばあちゃんから
”葉っぱ入りかき揚げ”をもらったことはあるけど、
それでも全体のごく一部。

栄養価が高いのに
食べられるのに捨てられる・・・。

「にんじんの葉っぱ」

ダメダメそんなの。

というわけで、
勝手にもったいないプロジェクト。

【にんじんの葉 普及委員会】発足です。


使ってみたらわかった。

これは、食べないと損。

皆さんに言いたい。

葉付きにんじんを見つけたら
「即買い」ですよーーーーーー!

中国人ばりに
買占めてもいいくらい。

爆買いして欲しい。

BAKU!


でも、手に入れたはいいけど
「どう使えばいいの?」となったら
元の木阿弥。
観阿弥 世阿弥。

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ということで、今回は
【にんじんの葉レシピ】を検証してみました。

ぜひ最後まで『にんじん葉の可能性』をご堪能下さい。

そして、いつか来る『にんじん葉との遭遇』に
備えていただきたい。

~求めよさらば与えられん~

にんじん葉の使い方検証

検証内容は以下の4つ。

▶ゆでる
▶炒める
▶混ぜる
▶干す

です。

どれがおすすめだったと思いますか?

では、順番に見ていきます。


1.ゆでる:にんじん葉の海苔和え

葉っぱといえば定番の「ゆで」

他の青菜系と同じ要領でやっちゃってください。

しっかり洗ったにんじんの葉っぱ。
塩を入れたお湯でさっとゆがく。

その後は、ご自由に。

今回は
食べやすく切って、醤油とちぎった海苔で和えてみました。

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葉っぱはとても香りが強い。
まるで春菊並み。

だからこそ、口の中に広がる香りと共に「食べている」という現実をありがたく感じることができる。

そのものの美味しさと香りを味わうなら、断然ゆでだな。

【ゆでる】
▶香り:強い
▶歯ごたえ:そこそこ
▶味:美味しい

・いわば青菜の王道。間違いない。

香りが苦手な方は・・・
ホウレンソウや小松菜など、
香りが少ない青菜と一緒に合わせると食べやすくなりますよ。

↑私の最近のブーム

2.炒める:にんじん葉でふりかけ

普通に炒めてもいいんだけど、
子どもも食べられるように「ふりかけ」にしてみることに。

炒めるとは違う?
(いや、細かいことは気にしないで)

++++++++

ふりかけの作り方】
①刻んだにんじん葉を炒める。

②少し水分が抜けてきたら、他の具材をお好みで投入する。

【今回の投入例】
いわし節・黒ごま・白ごま・煮干しの粉など
なんでも入れちゃえよ。

③みりんと醤油で味付けするだけ。

(同量を適宜。目分量で勘弁)

++++++++++

いわゆる「ソフトふりかけ」ですな。

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あたたかいご飯の上にたっぷりのせる。
ひと口食べると、様々な具材たちの味の饗宴を味わうことができる。

”主張しすぎない”にんじんの葉っぱの香りが絶妙。
栄養価もいくらでも増し増しできちゃうのが「手作りふりかけ」のいいところ。

添加物なしでこの美味しさなら、食卓にいくつあってもいい。
(ふりかけはそんなにいらないけどな)

【ふりかけ】
▶香り:そこまで気にならない
▶歯ごたえ:求めてない
▶味:予想以上に美味しい

・夫・子どもにも好評!
・自分好みにカスタマイズできるのが嬉しい

これは個性的な葉っぱの香りが緩和されるせいか、「葉物類が苦手な」夫と息子たちも喜んで食べてくれるものとなった。

大成功じゃないか。

『子どもが青菜を食べない問題』をいとも簡単に解決してくれた、恐るべきにんじん葉。

大いに感謝する。

3.混ぜる:にんじん葉のジェノベーゼ

~青い葉っぱがあったら
ジェノベーゼソースを作ったらいいじゃない?~

かのマリーアントワネットも言っていたじゃない。
(言ってないじゃない)

ジェノベーゼ。

一般的にはバジルで作られる。
だが、「バジルを枯らす女」にはいつまでも出会えない味・・・と思ったが救世主現る。

過去に春菊でも作ったことがあったけど、
香り高い青い葉物であれば
なんでもジェノベーゼになると信じている。

++++++++++

【ジェノベーゼの作り方】

にんじんの葉 80g程度
にんにく  1かけ
ナッツ(カシューナッツを使用)40g程度
オリーブオイル 150㎖~様子を見て
塩 少々

をミキサーで混ぜるだけ。
分量もいつもざっくりで作ります。(なので参考程度で)

+++++++++++

ナッツにこだわりはない。

そのときあるナッツで作ればいい。

松の実、アーモンド、ピーナッツ、くるみなど。

最後は表面をオリーブオイルで覆うと変色を抑えられる。

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ジェノベーゼソースって子どもはどうかな?って思ったんだけど、にんにくの香りが後押ししてくれて、息子も食べてくれました。

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じゃがいもに和えたり。

息子も「美味しいじゃん!」だって。

嬉しいものですね。

【ジェノベーセ】
▶香り:にんにくと相まっていい感じ
▶味:想像通り美味しい

・とりあえず作っておくと、何時でも使えて便利
・ミキサーで混ぜるだけだから手軽
・夫・子どもに好評!
・バジルでできないことを実現


4.干す:ドライハーブに大変身

【作り方】

洗って切って干す。
そして細かくする。(ミルサーなどで)


レシピもへったくもないが、葉っぱを干してみた。

1日では乾燥しなかったので、何日か放っておく。

待つ。

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数日後、パリパリになっていたものを集めて、ミルサーで粉状に。

見た目はドライハーブそのもの。

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いや、少々かけらがイチイチが大きい。
でも気にしない。(ずぼら)

葉っぱというものは、長期保存がなかなかできないから、これはいい。

干すだけ。
なのに、いつでも葉っぱを楽しめる。

これでしばらくパセリとかハーブとか買わなくていい。

香りの強い葉っぱだからこそ、干す価値あり!

ポタージュの上にちょこっとのせたり
色と香りをお楽しみください。

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【ドライパウダー】
▶香り:高い香りに価値あり
▶味:少量で使うので特に気にしない
▶保存性:★★★

・保存がきくのが高評価
・基本的には干すだけだから楽


という結果に。

今回の結論。

にんじん葉には無限の可能性がある!

美味しいから食べてみて。


個人的にんじん葉おすすめランキング

一応ランキングにしてみよう。

第1位:ふりかけ
第2位:ドライパウダー
第3位:ジェノベーゼ
第4位:和えもの

保存性や使い勝手を考えるとこんな感じ。
(あくまで個人的見解です)

香りの強いにんじん葉。

そのポテンシャルは果てしない。

にんじん葉一度食べてみようかな?
そう思ってもらえたら私の作戦成功です。


でも見かけない?

いえいえ、

求めよさらば与えられん。

存在に気付くと、いずれ出会うことになりますから、
そのときはぜひ
とことんご堪能下さい。


おまけ★★調べてみた

「食べチョク」さんで葉付きにんじんを販売しているらしい。

「大地の会」さんでも季節限定で販売されているとか。

あと、まずは小さく作ってみるのもいいかも。
ミニ家庭菜園もいいですよね!

ということで
にんじんの葉を思いっきり堪能するだけの会。

ここまでお読みくださりありがとうございました!

綺麗メシ研究家
古川綾子でした。

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