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【はじめてのえのき塩麹】えのきさんありがとう

巷では様々な麹メニューが溢れている。

麹という発酵文化はどれほど日本人に根付いているのか。

簡単でありながら、美味しく、体に良い。
料理にも使いやすくなる。

他の食材も助け
私たち人間をも助けてくれるような存在。

「発酵食」

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日本人が本来持つ
自然との共生の意識。

菌を敵とみなさず、共に生きる姿勢。

それが現れているのが【発酵】という文化。


菌自体は良いものでも、悪いものでもない。

日和見菌の存在が教えてくれるように
その存在は善悪で割り切れるものではないということ。

それぞれの菌は生きていて
ただ人間にとってどんな働きをしてくれるかだけ。


善悪はない


そんなところがとても惹かれる理由なのかもしれない。




なんとこんなものまで!?

発酵の世界の奥深さにはいつも驚く。


そんな中、私が気になったものは

「えのきこうじ」


あえてひらがなで書いてみたけど、
人の名前に見えてくる。


よけい愛着がわく。

漢字にしたら
「榎木 浩司」がしっくりくる?


おっとこれは失礼しました。

妄想が外にダダ洩れでした。



気を取り直し、えのきこうじの話。

麹メニューを見ていると、
・素材と麹を一緒に発酵させるパターン
・素材に塩麹などを混ぜるパターン

があるようでして。

今回は塩麹を混ぜるパターンです。

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今回はえのきだけをさっとゆでて、
塩麹と混ぜるだけ。

私の大好物「だけ」レシピ。


【えのきだけ】だけに!



・・・・。




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スープにさっと入れたり

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たまごとじにもさっと入れたり
(写真だとあまり見えないけど入っています)

なんでも使える。


和え物や炒め物、ハンバーグの具、
味噌汁、パスタなど使い方は無限大。

あっという間に使い切ってしまいました。


えのき塩麹が入るとうまみがアップするし、
味の深みが増す。

なのに邪魔をするわけではない。

ありがたき存在【えのき塩麹】


きのこも菌類。
麹はいわずもがな。
つまり【ダブル菌活】できる一品。


【えのき塩麹】

私が調べた結果、分量は
きのこと塩麹は3:1という割合が多いようでしたが、
この辺りはお好みになりますね。



きのこはそもそも食物繊維が豊富で
免疫機能を高めるともいわれます。

中でもえのきだけは
ビタミンB1が豊富で疲労回復にもよいとか
GABAが入っていてストレスをやわらげるとか
なんともありがたいきのこ。


きのこは冷凍すると栄養素がアップするともいわれますが、
冷凍庫がパンパンのときはそうもいっていられないので

干したり

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塩麹と合わせたり

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いろいろな方法を使い分けることも
一種の生活の知恵。


昔の人はいかに食材を上手に扱ってきたのか
今だからこそ改めて感じます。

「保存」することと
「うまみや栄養がアップ」すること
が両立しているのがすごい。


先人の知恵。

大切にしていきたいものです。


綺麗道(きれいどう)


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