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【新潟発里芋リレー】里芋が繋いだnoteでのご縁

ある日のこと

(ピンポーン)


家のチャイムが鳴った。


「はーい」


「あたしだけど」


ばあちゃんだ。


出てみると・・・


芋が届いた。



我が家では
じいちゃんとばあちゃんが畑をしている。

(私から見ると実父と義母なのだが)


『実りの秋』とはよくいったもの。

たくさんの収穫がある。


『畑の恵み』

畑の野菜と共に季節を味わうことができる。

畑には旬のものしかないのだから。



先日も
菊をもいでみたり

落花生を掘ってみたり


芋を掘ってみたり


野菜には事欠かないのである。


最近では収穫体験までついてくる。

子どもがいる我が家には
ありがたいことだ。



そんな私に不意打ち。



いつだってそうだ。

思いも寄らないタイミングでブツが届く。



今回届いたのは・・・




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段ボール一杯の里芋とさつまいも。



写真ではわかりにくいが、

さついまいもは4㎏ほど。

里芋に至っては
13㎏も入っている。


いつだってそうだ。


不意打ちで届く。



それが
じいちゃん・ばあちゃんの得意技だ。



芋はある程度、保存がきく。

ちゃんとした環境であれば、
冬を越し、

里芋はまた来年の”種イモ”へとつながる。


しかし、普通の民家。


ちょうどいい保存場所がない。

外の小屋では「しみて」しまって
すぐだめになってしまう。

(寒さと湿気でやられること)


そこで、
ばあちゃんが目を付けたのが

今はまだ使っていない
我が家の子ども部屋。

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「これあげるから家で保存しておいて。

食べられる分は食べてもいいから。」


これがばあちゃんの主張。


そして届いたのがこれ。

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納得いただけただろうか。


しかし、
家の中とはいえ少しずつ腐ってくる。


じわりじわりと時に蝕まれていく芋たち。


昨年、体験済みだからわかる。


全てが全て
冬を越すことはできない。


食べようと思ったら
腐っているなんて

悲しいじゃないか。



それなら
美味しいうちに

食べられるだけ食べたいじゃないか。


そして

あわよくば

誰かと
この恵みを一緒に味わいたいじゃないか。




よし、大切な人に送ろう。


遠方でお会いできない
大切なお友達に送ることにした。

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いそいそと段ボールを準備して発送の準備。


(にしても、芋の量が多いな)



(これだけの芋があったら
きっと”あの人”なら喜んでくれるんだろうな)


どうしても顔がよぎる人物がいた。



その人とはネット空間だけのつながり。

一度も会ったことはない。

話したこともない。

ましてや、個別のやり取りもしたことがない。


(怪しいよね)

(絶対、怪しまれるよね)


(でも、彼ならきっとこの芋を喜んでくれるはず)


それはなぜか確信している。

会ったこともないけれど

なぜだかわかる。



彼ならきっと・・・



(まずは聞くだけ聞いてみよう)

(嫌なら断ってくれればいいんだ)


noteの「クリエイターへのお問い合わせ機能」を初めて開く。


メッセージを打つ。



しばらくすると返信が届いた。

彼からだ。


そして
中にはこう書いてあった。


「ぜひください」



芋のリレーがここに始まった瞬間だ。

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そして
新潟でとれた里芋便が

宅急便に乗って
関東方面まで旅をすることになる。


里芋くん
たくさん可愛がってもらってね。


きっと彼なら
美味しく食べてくれるはずだから・・・。


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数日後、noteから通知が届いた。

「あなたの記事が話題です」


(お、誰かが話題にしてくれたんだ)



開いてみる。


するとそのページの先には


新潟から旅立っていった里芋が

愛情たっぷりで迎えられている様子が
事細かに書いてあった。


そう、里芋便を送ったあの彼だ。


ただ美味しく食べるだけではない。


本当に芋を愛し、
芋を愛で、
芋を慈しむ。


「芋への深い愛情」がそこには表れていた。


写真から見る
旅立っていった新潟の芋たち。


そこでは
確実に芋たちが喜んでいた。


こんなに芋を愛する人がいただろうか。


その文面から

いっぱいに溢れてくる”芋愛”に
私は感動した。


そして

まさかnoteを通じて
こんなご縁がつながることになるなんて・・・


感動した。



芋がつないだnoteの輪


感動を与えてくれたのはこの方。

マンガ家 梅熊大介さん

マンガ家なのになぜか芋の印象が強いのはなぜだろう。


そして

綺麗道が感動した記事はこちら。


梅熊さん

里芋たちを美味しく食べてくれて
ありがとうございました。

そして、旅立った先での幸せな芋たちの様子を記事にして教えてくださってありがとうございました。


noteの世界は温かい。

そしてどこまでもやさしかった。



おしまい


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