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「メタセコイア・キョウマチボリ・アートフェア2023」の良いところ。

水面下でずーーと準備していた「メタセコイア2023」
ティーザー公開後、嬉しい反響もあちこちからいただき嬉しい限りです。

<概要>
フェア日程:2023年11月3日(金祝)・4日(土)・5日(日)
応募期間:2023年6月15日(木)ー7月24日(月)

↑詳細は公式サイトへ。

本来、「応募者」側にいる作家の私が主催・運営メンバーとして活動している一番の理由というか、一番の使命と感じている事は、
メタセコイアの掲げる「作家ファースト」というスローガンを実現するために「応募者」側の目線で見えるものを運営に取り込む事だと思っています。以下、私の勝手な目線で「メタセコイアのいいところ」をピックアップしました。



メタセコイアの独自性

京町堀のランドマーク「靱公園」

・年齢・性別・国籍・ジャンル・キャリア…一切不問。
・「落選」無し!webギャラリーに全員の情報と作品を公開。
・すべての作品に「審査員」が目を通します。委員会の事前選考は無し。
・応募作品は発表・未発表問いません。
「お祈りメールで済まさない!」応募者全員へ委員会からレビューコメントします。

こんなに「応募者」側へ寄り添ったコンペ・アートフェア、他にないと思います。多くのコンペは何かしらの“制限”があって、例えば「キャリア10年以下」とか、「平面に限る」とか。

特に、コンペってものは大抵「未発表作品に限る」この文言だらけ。
理由はなんとなくわかりますが…
自分自身も経験ありますが、せっせと「新しい作品」をコンペのためにこしらえたはいいが、いざ落選してしまったらその作品って自分の中で「落選した作品」って位置づけになってしまう。
そうやってどこにも発表せず"お蔵"になったものがあります。結構辛いです、、

ただし、新旧とわず自分の自信作で応募できる良さはありますが、「ずいぶん前に作った作品」「別のコンペで受賞した作品」などを審査員がどう審査するかはそれぞれの一存に委ねています。
委員会から「こういう基準で審査してください」など一切指示しません。

審査員それぞれの「個」を尊重する考えもまたメタセコイアの魅力ですので。

※応募を検討されている方は、公式サイトより応募規定や注意事項は必ずご一読ください。https://www.metasequoia-art.jp/hc/


名前だけの賞でなく、「何か一緒にする」

審査員賞は「副賞として選んだ作家とコラボする事」
メタセコイアのニュースで取り上げているものはほんの一例に過ぎません。
作品購入やまだ情報解禁できない現在進行中のプロジェクトも合わせると、達成率は86%越え。実はこの一年間にほとんどの副賞が実施されています。

審査員へのオファー内容は決して「強制」ではなく、あくまでお願いベースです。それにもかかわらずほとんどの「副賞」が実施されているのは、審査員がメタセコイアのステートメントに賛同し、さらに能動的に”作家をサポートしたい”と思ってくださっている証なんですよね。
これはすごいことです。

ギャラリストの方でしたら、ご自身が運営するギャラリーで個展開催、デザイン・クリエイティブ関連の方ならお仕事で起用したり、作家さんのポートフォリオサイトや個展のフライヤーなど、作家活動に何かと付き物な"デザインワーク"をサポート頂いたり、審査員それぞれの得意分野・活躍されているフィールドに因んだ「副賞」が実施され、メタセコイアの魅力になっています。

2023の審査員

傾向と対策だなんてナンセンス。

どんなことでもそうですが、2回目以降に発生するのが「傾向と対策」
しかしメタセコイアでは発生しないと言えるのでは無いでしょうか?
昨年から新たに審査員も増え、さらにジャンルレスで多様な顔ぶりになりました。
先ほど前述した様に、審査基準は審査員それぞれ。要は26通り、26人26色あるということ。
審査員のバックグラウンドはギャラリスト、アートコレクター、クリエイター、メンター、インフルエンサー…とにかく様々です。
一体、どんな作品を評価するのか?未知数です。
「傾向と対策」がわからない、これをマイナスに捉えるか?私はプラスだと思っています。
一定方向の審査ではなく、多様な人が多様な目線で作品を見るわけですから、どなたにだってチャンスがあります。


自分にもチャンスがあるかどうか?

自分自身がコンペ挑戦するかどうか選ぶとき、「ひょっとして私にもワンチャンあるかも感」があるか無いか、これが一番の決め手になっていると思うのです。

例えば応募してみようかな?と思ったコンペの昨年受賞者を調べてみたら、受賞前から既に売れてる作家や既に各所で評価得ている作家でずら〜りだった時、「あ、やめとこ、チャンスないわ」って思ってやめた事があります。

artwork:Masaki Hagihara


今年の応募キービジュアルに作品起用させていただいた、Masaki Hagiharaさん。昨年は家入賞を受賞して、家入コレクションの仲間入りを果たしました。委員会内で勝手に「ミスターメタセコイア」と呼んでいる彼は、実は絵を描き始めてまだ2,3年なんですよね。
もし他のコンペ同様、キャリア規定、年齢制限など設けいていたら出会えなかった才能。原石の様な人や、まだたくさんの人には見つかっていない才能を見つけ出したい、これがメタセコイアの想いでもあります。

審査員ページより各審査員のコメント見てください。

「一番を目指すことがアートではありません」
「自分は公募展や賞には無縁」と思っている作家さんにこそ、挑戦して欲しいです。

一部抜粋

一等賞を決めるものじゃ無いメタセコイア。
ワンチャンあると思いませんか?


応募は6/15(木)からスタート!公式サイトよりエントリー可能。
※昨年と応募方法が異なるのでご注意ください。

オンライン説明会

応募を検討されている方はぜひご参加ください!
事前予約制です。下記フォームよりお申し込みください。
ゲスト審査員もお招きしております!色々と質問できるチャンスですよ。

①6/19(月)20:00〜
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScD9siGx_ZTlEM2CKs1-FuQeha0zto38Q-igZ40YDXO_SYhiQ/viewform?usp=sharing
<ゲスト>
石山健三(株式会社ケンエレファント 代表)
森下ひろき(株式会社ダブリューアール 代表)

②6/26(月)20:00〜
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfWpIceys2LvNxTjfQn2lYQDQcrehz1Wp8xahEZ26g2GrK7jw/viewform?usp=sharing
<ゲスト>
寺田順三(イラストレーター)
水野智弘(セブンギャラリー ディレクター)

お仕事や取材のご依頼も承っております。
公式サイトのコンタクトフォーム(※ただいま制作中)
もしくはメールよりお問い合わせください。
contact☆metasequoia-art.jp ※☆部分を@に変更お願いします。


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