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双極性障害の私が司法試験に合格する話。

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2021年に双極性障害と診断された私が、2025年に司法試験に合格するまでの話を全部丸出しにする日記です。初めの頃は苦手な数字を克服するため小学3年生の算数ドリルをやっているよう… もっと読む
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2024年2月の記事一覧

双極性障害の私が司法試験に合格する話(396)「死にたい」を因数分解。

久しぶりに、今、「死にたい」って思った。

でも、私はあまのじゃくだ。思っていることと言っていることに、大きな乖離があることを自分でわかっている。「死にたい」=飛び降りて命を絶つ、首を吊る、動脈を切る、というような行動には結びつかないのです。だから、単に、「死なないで!」「生きて!」というような声かけや心配などは必要ありません。「今、そういうフェーズなのね」くらいに思ってもらえればと思います。必ず

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(395)あんた、うまく生きようとしてない?

久しぶりにお風呂に浸かって、ぼーっとした。

本を持ち込んでは見たものの、読む気になれず。ただただ、滝のような汗をかきながら、ぼーーーーっとしていたら。頭の中にポンと浮かび上がってきた。

「あんた、うまく生きようとしてない?」

うわ、はい、そうですね。うまく生きる方法をずっと考えてました。うまく、生きる、それってなんだ?説明できない。穴、みっけ。

10代の頃、お芝居の養成所に通っていた時、役

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(394)決心できない。

今年の予備試験合格が私の目標だ。2025年に司法試験に合格するためには今年の予備試験に合格しておかなければいけない。今年がラストチャンス。

ラストチャンス?

今年合格しなかったら、この挑戦はやめるの?

・・・・・・。

黙り込んでしまうのが今の私の正直な気持ち。2020年から始めたこの挑戦。5年で合格する。5年あればそれくらい成し遂げられると思った。3年目の今年・・・・・・正直、かなり厳しい

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(393)シンプルに没入する。

シンプル。私の好きな言葉。大事にしたい言葉。

これが案外難しい。

ファッションとかインテリアでは、わりと実現させられつつあるのだけれど。はて、脳内はどうかな?

いつも私の頭の中は忙しい気がしている。それも、とても散らかっている。脳内の情報が可視化できるようになるかもしれない近未来を想像すると恐ろしくなる。誰にも見せられないくらいのゴミ屋敷。

精神疾患を抱える人は、よく、頭の中が働き過ぎてい

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(392)風邪はひきはじめが肝心。

昨日、1日寝込んだ。
 
なんとなく、意欲が湧かなかったから。なんてことない気分の変化なんだけれど、私の場合、これが、鬱の扉だったりする。それを今回は察知した。体が休みたがってる!一日中、ゴロゴロして、スマホを見ながら、寝たり、ダラダラしたり、何もせずに過ごした。夜、友人から、一緒に勉強しよう!との誘いがあったので、オンラインで繋いで1時間ほど勉強。おかげで、少し疲れて、眠気もいい感じで、日中あん

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(391)将来やりたいことが見えてきた。

少し前に、弁護士になってやりたいこと、というタイトルで記事を書いたのだけど、その考えがさらに具体的になってきた。
 
私がやりたいのは、訴訟!ではなく、訴訟にならないための予防的な法律知識を提供する仕事。
 
子どもでもわかるように法律や社会の仕組みを説明をするコンテンツを作りたい。もっと知っていれば、と思うことが山ほどある。だけど、行政の文書とか、説明文とか、もー難しい。塾のテキストだって正直難

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双極性障害の私が司法試験に合格する話(390)「心配してる」と言ってくる人。

「心配してる」と言われると、嫌な気分になるの、なんでだろ?

私だけなのかな?

元気?とか、どうしてる?とかは、嫌じゃない。

心配してる、この言葉が私はどうしても嫌いだ。

でも、これを言われて嬉しい人っているかな?

あなたを心配している、ということは、つまり、私を安心させなさい、という意味に私は聞こえてしまう。なぜ、あなたを安心させるために私は生きなきゃいけないのですか?

それが、愛だと

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