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『神典』の謎 ※うつ病と言われる症状の治し方

『古事記』『日本書紀』などの神典の原点は、もともと魂が魂の世界から地上にやってくる話を書いたもの。

何故地球に人が生まれるのか、が書いてある。

何故なら日本には、魂を導く役割の人が多く生まれているから。民度が高いと言われるのもそのためで、一つの地域に徳の高い魂が集まっている。

日本は、人が人を従える制度、人種差別の撤廃がなされる時その役割を果たした。(地球規模の改善をするためには、民族レベルで導ける、理想を示す存在があったほうがわかり易いし、早く学べるため。)


造化三神=神々の本体、本体すぎてこまかく触れてはならない(人々が知る意味がない、余計な知識になる)ため、書かれていない。


イザナギ・イザナミは修行にあたり、男女対で生命を迎え入れる制度を決めて派遣された魂。多くの魂を天から呼んだ。


カグツチに焼かれる→生と死のシステムを作るため。生(火)と死(親が先に亡くなる)の象徴。

生と死は、一つの魂が延々学ぶとマンネリになるため、一つの物語(人生)を決めて集中して学ぶ。


死=黄泉の国(イザナミが恐ろしい闇の国にいた情景を描く)

魂同士の絆、繋がり=(家族の)愛情のシステム(学びに重要)

死者の国を恐ろしいものと示す=簡単に修行(人生)を放棄しないため。死が天への帰還だとわかると、修行をやめてリタイアする魂が増えるため、死を恐れるようにした。(生まれる前の記憶がないのもこのため)


三貴神=長女アマテラス・長男ツクヨミ・次男スサノオ

長女が一番貴い。女性が魂の受け役(出産)になる時点で、天との繋がり(人により地との繋がり)が強いから。

地の母からは大抵地、天の母からは天からきた子が生まれることが多い。結婚は同じところの相手とは限らないため(役目による)、連れ子などで天の母に地の子を預けることもある(逆もある)。

右目から生まれたツクヨミ(長男)は、アマテラスと同等であるが、天との繋がりは薄い。地上での修行の方に近しい。役割として、男性は働き女性は産むことがそう。


岩戸隠れ→天との繋がりが無くなった人はどうなるか。暗闇で悲しい。食事も喉を通らない。天と再び繋げるために、踊り・歌い・笑う。女性(アメノウズメ)がそれをして繋げた。

鬱といわれるもの=自分自身の岩戸隠れ。天と繋がりが途切れて、本来の自分(魂の望み)が嘆き悲しみ隠れている状態。

どうやって対処する? →楽しいことをする。楽しいものを見る。

1、踊る(身体を動かす)

2、歌う(言葉を発する)

3、笑う

できればみんなで。天岩戸開きの神話のように、大勢で輪になってやるとなおいい。

笑ってみれば、自分の魂が顔を出す。それを続ける。


天孫降臨=魂の修行にあたり、天から導く役目の魂をおろすようになった。(モデルになる存在があるとわかりやすい)

魂にも学びの進んでいるもの、地に近いもの、色々。少しでも天に近い状態にするためのわかり易い使者が皇室の役割。


八百万の神=魂の世界の魂すべて。


スサノオの神やらい=母を失ったスサノオの悲しみ→自暴自棄に→人類共通の思い

馬を酷く扱ったり、周囲に害をなすこと →神やらい。反省すべき人格について示している。


姉は弟の宝から男神を生み、弟は姉の宝から女神を生む→相手のことを理解するということを表す。

ヤマタノオロチ=犠牲を払うということ。一番大切なもの(両親にとっての娘)を失うということ。そして何を得たのか。

他者のために自分の大切なものを差し出すこと。自己犠牲の姿。深い悲しみ。

オロチの首は8=際限がない。自己犠牲を繰り返しても何も得られるものはない。キリがない。失うだけであること。


取り敢えずここまで。