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本当に大切なことって近くて見えなかったりして

気付くとあっという間に2021年も残り僅か。年末が近づくとあちこちで聞かれる言葉、「どんな1年やった?」。


私も例外なく、友人とそんな会話を交わした。
「特に何も変わらん1年やった〜」
「私も〜」
なんて言いながらケラケラと笑い合った。


でも後日、コーヒー飲みながら、ふと「今年どんな1年やったかなあ」って考えた。


"大切なこと(もの)に気付けた1年"


私の2021年はこれに尽きる。


2021年が始まってすぐ、これまで大切にしていたものを手放した。自分の中でそれが大きかっただけに、心にポッカリ穴があいた。
でも心のスペースが空いたことで、ゆとりが生まれて余裕ができた。
手放すことは勇気がいるけど、勇気を出すから得られるものもある。(悟りの時期ですか?)


少しずつ日常が戻ってきて、久しぶりに会える人たちがたくさんいた。コロナ前に比べて、ホンマに会いたいと思う人と会うようになった。会えへん期間があったからこそ、その人たちの大切さに気付けた。

でも本当に大切なのは「会える頻度」じゃない。
いまこの時「会いたいと思うか」。私は東京に住んでるけど、学生時代までの友人はほとんど関西にいる。物理的にすぐには会えへん。もちろん関係性や状況で「会える頻度」が大切なときもあるけど(遠距離恋愛に向いていなかったのは私です)、さまざまな制限があるこのご時世で、「会いたい」と思う人が大切なひと。


旅行に行けなかった分、たくさん散歩をした。今まで気づかんかった景色やお店にも出会った。非日常を求めて、「癒されたるために旅行行きたい!自然求む!」と思ってたけど、癒される自然や場所は近所にもたくさんあることに気付いた。
(でもやっぱり旅行は特別。近場旅行を極めたい。)


2020年は人と全然会えんかったり、当たり前の日常を送れへんことを嘆いてたけど。2021年はそれにもだんだん慣れて、上手く過ごせるようになった。



だからこそ、「自分にとって本当に大切なこと(もの)は何か」に気付けた1年やった。



自分が大切やと思ってても、それは思い込みで案外そんなことなかったり。大切にしてた分、それに気付いたときは、複雑で悲しい気持ちにもなるけど。。。
逆もまた然り。全然どうでもいいと思ってたことが、ホンマはめちゃくちゃ重要で大切やったり。


本当に大切なことって、意外と近くにありすぎて見えなかったりする。「大切やな」って気付けるのはいつも後からで、気付いたときにはもう遅かったり。たぶん人生そんなもん。


2022年は、近くにある大切なことに、たくさん気付ける1年にしたい!でも一番は、くだらんことでいっぱい笑って、健康に過ごせればそれでよし。本厄どんとこい!(本厄に怯える女)


2021年も素敵な1年やったなあ。
(まだ数日あるけどな!)

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