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エロの市民権

マンピーのG★SPOTという歌を知っているだろうか。
1995年5月に発表された過去に類を見ないこの曲は、
まだ小学生だったミスターセンクスに衝撃を与えたのである。

リリースされてちょうど25年。
奇しくもセンクスがブロゲでエロをぶちまけ始めた年である。
25年の間センクスの頭で熟成され、
noteという舞台で呼応する形になったのかもしれぬ。
つまりセンクスブロゲのベースは
マンピーのG★SPOTなのかもしれないのだ。

歌っているのは国民的アーティストのこの方である

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この画像は2013年に行われたツアー
『灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!』の一幕であり、
頭についているのはピーマンである。
マンピーとピーマン。
何と崇高なオヤジギャグなのだろうか。
ただただ、センスに脱帽するわけである。

歌詞についても日本ならではの隠語や比喩に溢れている。
ただただエロい言葉ばかり出てくるわけだが、
エロのような抗えない欲望に出会った人間は、
他の色々なことがどうでもよくなってしまうよと。
欲に忠実な人間の姿を見事に表現しているのである。

その通りである。
音楽・文学・芸術、
先人が作り出した素晴らしいものは数あれど、
エロは人間の英知を超越した概念であり、
宇宙的な無限の広がりを見せるのである。

サザンオールスターズのファンはたくさんいると思うが、
その理由はエロいからではない。
真面目な曲もふざけた曲も存在するわけだが、
その中に必ず共感されるメッセージ、
つまり人間の本質的な何かが含まれているからなのだと感じる。

ミスターセンクスもこうなっていかなければいけない。
ただのエロオヤジとして、エロい言葉の力を借りて生きていくか、
エロという表現を通して崇高なメッセージを伝えるか。

マイノリティーであるエロが市民権を得るためには、
ミスターセンクス自身がそういった存在にならなければならない。
サザンオールスターズパイセンは、
それを成し遂げた見習うべき存在なのである。

そして松茸とアワビは永遠のエロの象徴となるのである。

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