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40代。会社を辞めて旅してみた。ハノイ②

はじめての一人旅行の割には、最初のころは新しいことだらけで、不思議と寂しさや、不安はそれほど無かった。

特にどこを回るとか、予定を立てていなかったので、
ネット調べて街に繰り出す。

旅にはビジネス調査的な意味合いもあったので、マーケットや街を歩きながら散策。グラブでも良いのだが、歩くとより多くの情報が入ってくるので、意識して歩くようにした。

ドンスアン市場

朝の混雑を避けるために、少し早めに出発。
お店が徐々に開店しはじめる。

生地や衣類関係のドンスアン市場。ほんと、面白いですよ。
何フロアもあって、人ひとり通れるかどうかの道にぎっしりと洋服。
・激安でのハイブランド。
・見たことのないダブルネームの組み合わせ。
色々考えるなーと感心。

で、何が一番良いって、店員さんが激しく商品を勧めない。
スマホをイジイジ。見るなら見てって!スタイル。

お土産屋、子供のおもちゃとか、キャリーバックとかなんでもあった気がする。

まあ、とにかくツッコミ処満載。
場所を移動。

タンロン城跡

タンロン城跡の銃

銃の後ろで、兵士がタバコ吸いながら二人で座り込んで話していて
厳重警備なんだか、ズルズルなのか分からなくなる。
銃を近くで見てても何も言わないし。
なんなら、触っても大丈夫そうだった。
まあ、それだけ、平和ってことで。

お腹壊しそうで怖いけど、さすがに綺麗なレストランは大丈夫だと思いランチ。

ちなみに、私お腹が弱いので、旅行の際は、正露丸、胃腸薬、ストッパを常備しています。

宗教関係って荘厳ですよね。
背筋が伸びるって言うか。中のステンドグラスもいい感じ。

極力、歩くようにして入るものの、さすがに時間がもったいないのでグラブを利用していますが、手配した後にスマホ見てると、他のグラブに声かけられます。uberみたいに暗証番号が無いから、何回か間違いそうになった。

そうそう、最初バイクの量に驚いて、なかなか道路を横断できなかったんですが、慣れてくるとけっこう普通に渡れます。
というか、恐れずにバイクの流れに突っ込んで歩いていくと、バイクがちゃんと避けてくれるんです。
たまにクラクションを鳴らされますが、ベトナムのクラクションって、今思い返すと優しいなと。
プッ、プッ、プッ。
ここにバイク要るからねー!的な感じ。

急速な経済発展に疑問

日本の高度成長期と同じなのかもしれないが、
今のベトナムは人口ボーナス期。活気とパワーがあって、
元気な空気感が街を歩くとすごく感じる。

一方で、GDPという指標や、急激な経済発展について疑問が沸く。
正直、GDPと言う物差しの役割りは終わったと思っている。

当然、中間所得国の罠に、はまらないような政策をとっているとは思う。

2Cは、基本人口が増えている間はブルーオーシャン。
人口が減れば、レッドオーシャン。
日本国内を見ればわかるが、大手企業が手を出すような大きな市場はほとんどない。基本的にはパイの奪い合い。

もちろん、イノベーション、新しいサービスなどの余地はあるし、
そもそも国内をメインで考えていないサービスもたくさんある。

よく比較される30年前の株価時価総額。
GAFAMを見ればわかるが、グローバル。
その昔日本で上位ランクインしていた会社のグローバル度。

なーんて、旅行しながら考えてしまった。

だからこそ、若い人にもっと海外を見て欲しい。
ワーホリでも、なんでもいい。
なんなら、選抜して国費で毎年100人単位でか行かせて欲しい。

#創作大賞2024
#オールカテゴリ部門



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