#57 【無料記事】満足度100%!生徒の可能性ややりたいことを引き出す方法とは?
▼前回のnote記事
人間には大切な人を守りたいとか、役に立ちたいという気持ちがある。
「教員や教育関係の仕事につきたい」という大学生は、これからの未来を担う生徒や若者の力になりたいと思っている人が多い。この記事を読んでいるあなたももしかすると、そうではないだろうか。
生徒と関わって可能性を引き出したり、「やりたいことが何なのか」や、人生のコンパスである「大事な価値観」を引き出して「正解のない時代でこれからどんなふうに生きるのか」というキャリアサポートをできる自分になりたいと思っていると思う。
実際のところ、そういう教育について学んだり、コーチングなどのセッションをして実践を積んでいる人もいる。でも、何か足りない、、、「これでいいのかな?」と迷ったり不安もあるのではないだろうか。
生徒と関わり、その可能性ややりたいことを引き出すことはもちろんだが、自分自身の価値観や「どういう教育者になりたいのか」がまだまだ曖昧な大学生もいると思う。
神戸大学2回生の、のぶはられいなさん(@re_nanobu)が、こういった話をしてくれた後、
れいなさん:「ハルさん、教育者の卵である大学生のみんなに自分を知る授業のイベントやりませんか?」
と言ってもらった時、すごく大事なことだなと思った。
というのも、1人の先生、1人の教育者ってすごい数の生徒と関わることになるからである。仮に1クラス20〜30人の生徒を担当してその生徒の可能性とかやりたいことを引き出せるとなると、、、本当にすごい話だ。
やばくないですか?そういう先生や教育者が増えたら?
自主性のある生徒が増えて「自分の道はこうだ」ということを知っていて、それに必要なスキルとか対人関係コミュニケーション力を高めて生きていく事によってやりたいことや夢が叶いやすくなるし、その結果日本が元気になっていく。
そう思い、この「自分を知る授業」のイベントを開催する事になった。
今から1ヶ月も経たないくらい前にこの話をしたが、本当にれいなさんをはじめ、運営スタッフのきよちゃん(@Kiyo34_jp)やみきさんが頑張って集客をして9名が参加してくれた。
その参加者のみんなの感想は満足度100%!
また、次のような自由記載の感想をいただいた。
↓↓
新たな人と出会うことの面白さ、楽しさを実感しています。初めて会 った人に自分の今までの経験とか話すことに最初少し抵抗があったの ですが、質問が繰り返されていくうちにどんどん「自分」が引き出さ れていっている感覚が味わえてそれが心地よいというか、自分に対す る新たな発見ができた喜びを味わうという経験をたくさんさせていた だきました。
参加する前は、「引き出される側」にしかいなかった自分が、このイベントへの参加を通して、「引き出す側」に回ることの 難しさを実感するとともに「引き出す」ことへの興味関心がすごく湧 いてきました。本当に参加してよかったです。継続する行動を起こし ていきたいです。ありがとうございました!
(自分自身の)教育に関わりたい人の夢や夢になるまでの出来事が 知れて、新しい発見が1つ増えて嬉しかったです。自分史についてのことや対話の重要性、教育関係者になるうえでの人とのかかわり方などを学ぶことがで きて楽しかったです。
れいなちゃんが最後に言っていた学生だけではなく、教師として実際 に働いている人にも参加してもらうイベントに参加したいです!!教師として働くために学生のうちにしておけばよかったこと、しておいてよかったことなど聞いてみたいです。学校の先生以外で直接子供に 関わることができる職業などについても詳しく知りたいので、そのような活動、企業に携わっている人の話も聞いてみたいです。
自分が大切にしようとしている価値観が自然と10数 個に選べたのが驚きだった。どの質問も深ぼったら 過去に何があったのかということに全部繋がってい るのが面白い。経験が元になって価値観が出来てい るということを実感した。自分史の中で今の自分が 一番新しいし経験積んでいるわけだから、今が自分史上最高の自分っていう考え方に感動・納得した。
教育者こそ、自分を知る経験や語れるようになる練習は大事だってい う価値観をひとまず届けられたのが価値があった。そのためにも1人 では続かないし、やれること限られて少ないから、横や縦の繋がり、
環境を持っておくことが大事だってことまで伝わってたらいいな...💭(運営・みきさん)
2人1組のペアで対話ワークをすることの意義について
今日はぶっちゃけたい。
「自分を知る授業に興味があります」
という現役教員の先生からの連絡をいただくことがある。その時に「2人1組で対話する形で実践するのが一番自分がわかります」と伝えると、
「そんなコミュニケーション能力ないのではないかと・・・」
「何か問題が起こったら・・・」
というリアクションになることがあるのだ。
これに対してぼくのホンネはこうだ。
それってコミュニケーション能力を学校で育んでませんって言ってるのと同じでしょう?育めてないことを認めた上で、じゃあいつ始めるんですか?社会に出ていきなりコミュニケーションを取るように祈るんですか?その方が辛いでしょう。なんで学校の先生はこんな大事なことを教えてくれなかったんだろうって。なんとなく就職したけど、この仕事やだなぁとなってそこで迷子になってしまうじゃないか。
ちょっと話がそれましたが元に戻して。
関西大学の授業でも、この2人1組で対話するワークをしました。
対話をすることによって自分の人生はもちろん、話し相手の人生や価値観、過去の経験を知っていくことで「わかる!(共感)」ということや「ここは自分と違うんだなぁ(対比・コントラスト)」というように相手の価値観と自分の価値観を尊重していた。
そして、
「これからは世間体に縛られずに自分の価値観を大事に生きていきたい」
と感想を書いてくれた学生が多かった。
そして今回の「自分を知る授業」でも、「対話をすることによって自分がわかった」という感想があった。
質問を受けないと脳は考えない。
対話を始める前には、
・価値観をジャッジしない
・価値観の背景に「どんな過去の経験があったか」を聞く
などの注意点を理解した上で対話で質問し合うから話しやすくなるのである。
とはいえ、一回この「自分を知る授業」をやったら全て自分のことがわかるわけではない。実際に感想でも「もっと話したい!」「合宿も良いね」という感想もあった。
なので、れいなさん達が「教育者のたまご」たちのFacebookグループを作ってそこにイベント参加者のみんなを招待している。イベントに参加されたメンバーは対話の姿勢があるので価値観のジャッジはしないし、注意点を抑えている。そして教員・教育関係の仕事を志しているメンバーでもある。
かなり、レアだと思う。
ぼくは授業をさせてもらっただけだが、れいなさんやきよちゃんやみきさん達がこういう対話ができる場所や、教員や教育者となって働き出して悩んだ時に戻れて自分らしく本音を言えて相談できる場所を今のうちに作っておこうというのは本当に素晴らしいアイデアだと感じている。
みんなで向き合って、その上で生徒に向き合っていく。この場所があることによって、生徒の可能性とか好きなことや、やりたいことを再発見したり、辛いことも受容できる姿勢、対話力を身につけていく。そうして生徒の人生や未来をポジティブに変えてくプラットフォームにしていきたい。
この「自分を知る授業」のイベントはこれからも毎月行っていく予定だ。
なので、教員や教育関係の仕事を志す人で、このようなプラットフォームや自分を知る方法や、相手の可能性ややりたいことを引き出す方法に興味がある人は気軽にDMをいただければ嬉しいです。
充実感でいっぱいです。
このマガジンの読者のみなさんは、頑張る学生の応援している方が多いと思います。本当ににいつもありがとうございます。しんどい時は相談させてください。
今回も長文を読んでいただきありがとうございました!
LOVEだぜ!
2020年9月28日
ハル
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水樹ハルの「まだ世には出せないお話」
ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…
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