#22 集客できる公務員・できない公務員の違いって?
▼前回のnote
今回のテーマは「集客」について。
特にイベント運営・集客を担当している公務員の人にはぜひ読んでもらいたい内容だ。
なぜかというと、運営している自分史サロンメンバーの公務員のTさんは集客を次々と成功させているからである。
Tさんが実践していることを集客で困っている公務員の方や会社員・フリーランスの方にお伝えすることでその悩みを少しでも解消してもらえればと思ったからだ。
ぶっちゃけ有益だし、イベントの集客がうまくいくと周囲から評価もされるし部署のモチベーションもアップしやすいと思う。あなたの影響力もアップしていくはずだ。
成功の秘訣は受信力コミュニケーション
「え?受信力ってなに?」
と思う人もいると思う。
聞きなれない言葉で大丈夫だ。というのも「自分サロン」内では鉄板のキーワードだが、まだ世の中ではメジャーにはなっていないからだ。
しかし、受信力はこれからの時代、必ず基本になる。
というのも、現代ではみんなが情報発信をしていてみんな情報を受け取ることに意識を向けていない。SNSでもコミュニケーションが成り立っていないことを見かけることも多い。
「あなたは普段どういう人の発信なら見ているか?」
この問いの答えは次の3つではないだろうか。
①有益な情報をくれる人
→自分の活動や仕事、プライベートに関係がある、あなたが関心を持っている情報発信してる人のことだ。
あと、
②好きな人・普段から仲の良い人
③関心を示してくれる人
「自分の情報に関心を示してくれている人ってどんな人なんだろう?」となっていないだろうか? 関心を持ってもらうとこちらも相手に関心を持ちやすいのである。
「今度こんなイベントがあるよ」
と普段からコミュニケーションがないのにいきなり「出会って3秒で合体」の勢いで長文の営業・テンプレートDMを送りつけてくる人がいるがそのメッセージを見て即画面を閉じるか、ゴミ箱行きのどちらかである。
役所が主催で「いつ・どこで・こんなイベントする」と言ってもこれは同じだ。普段から住民とコミュニケーションが不足している場合、人はなかなか集まらない。
メンバーのTさんは女性起業家や女性の社会進出・活躍のための事業を担当している。例えば、就活合同説明会を開催する場合、ブースに出てくれる企業を募る必要があるだろう。
求人で困っている中小企業や大企業であれば「まぁ、出てもいいか」と思ってもらえるかもしれない。しかし世の中には「〇〇役所が主催でやるイベントになんか出ねぇぞ!」という企業もある。
「役所がやってあげてるよ」という上から目線の職員が担当している場合と、「一緒に女性が活躍できる社会を一緒に作っていきたいんです!」という職員が担当している場合では、結果は変わってくるのである。
人間には好き嫌いがある
「〇〇役所は嫌いだけど、Tさんのことは好きだから一緒にやろう」
ということもあるのである。(実体験)
メンバーのTさんはSNSだけではなく対面で企業や女性起業家(志望者含む)の方とコミュニケーションをとり続けている。
ぼくから見てTさんは論理的な人だし頭の回転が早い。
しかし、コミュニケーションの話になると論理よりも感情や共感ベースで会話することを意識されている。つまり効率性よりも心を通わせることにフォーカスしている。普段からこのコミュニケーションスタイルを欠かさない。
メールでも同じ文章(テンプレート型)を一斉送信ではなく、個別に「〇〇会社の〇〇さんへ」というように「あなたに伝えています!」という姿勢を徹底されている。ここでも効率性をコミュニケーションは取り入れないのである。
受信力とは、相手の関心に関心を示すこと
Tさんとは6月頃から「相手の関心に関心を示してコミュニケーションをする」という「受信力」の重要性を話してきた。そしてTさんは即実践で使っていたのである。
コミュニケーションに効率性を適用する公務員が多数派であるが、Tさんは圧倒的に真逆。だからめちゃくちゃ良い意味で目立っている。
イベントを主催する場合、短期的な「集客」に意識がいきがちであるが、Tさんは長期的な視点で「女性が輝く社会づくり」を目指しているので地域の企業・団体・女性起業家の方々との繋がりを普段から作っているのである。だから、Tさんは集客もうまくいっている。
結論としては、集客を成功させるには、「相手の関心に関心を示して日常からコミュニケーションをすること」だ。
役所が上とか企業が上とか上下関係なんてどうでもいいのである。
自分から相手に歩み寄ってコミュニケーションをして困りごとやニーズを知り、事業の改善に活かしたり仲間づくりを行なっていくことが求められる。
ぼくは元公務員であるが特に公務員の人は、立場上これがやりやすいと思う。地域の企業・団体・学校・住民のハブになれるのは役所で働く公務員ぐらいだからだ。
このTさんとの成功体験で、公務員の意識改革を行うことで、地域は変わると確信した。Tさんとこの波を広げていき、「誰もが自分の人生を決定できる社会づくり」を実現していきたい。
この「受信力講座」を公務員の人たちにやらせてもらいたいな。
先日、「自分史サロン」ではこの受信力についてWeb講座を配信しました。
興味のある公務員の方とつながりたいです。
2020年8月21日
ハル
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