#28自分を正しく知ること以上に大切なものはない

▼前回のnote

今日はしっかり立ち止まって反省をする必要がある。

学んだことをこれからの活動に活かしていく必要があると感じた出来事があったからだ。

その出来事とは、運営している自分を知る学校「自分史サロン」のメンバーの方が脱退したことだ。

ここで重要なのは脱退であり、卒業ではない。目標を達成してもらって卒業をしてもらいたいと思っているが、脱退は正直にいうととても悲しいし残念な結果だ。

素直にこれは自分の実力不足だったと感じている。

自分史サロンには、月額980円のレインボーコース（今回の脱退はこちら）と月額8980円のビジネスメンターコースがある。ビジネスメンターコースはいつでも相談可能で事業のPR展開を含めてコンサルティングをさせていただいている。

レインボーコースでは、毎月15日と月末日に30分ずつセッション日を付属させていただいている。これは日本国内で見ても自己認識のオンラインスクール自体がないし、カジュアルに参加できるものだと思っている。

しかし、完璧主義だったり「自分でちゃんとしなきゃ」という方も中にはいる。そういう方はDMだったりセッション申し込みへの参加が心理的に難しい場合もあると感じている。

認識してはいるが「その人のタイミングもあるよな」と感じていた。しかし、さらに関心を持って「今どういう状態ですか？」と一人ひとりに自分からコミュニケーションにいくというのがとても大切なことだと今回あらためて気づいた。反省すべきポイントである。

最近は、自分史サロンのサイト内にWeb講座のコーナーを作った。

例えば、「やりたいことがわからない」というメンバーもいれば、「メンタルや不安症の改善がしたいんです」というメンバーもいる。「自分を知る」というのは広範囲に及ぶ。

なので、

①キャリア×自分を知る
②ビジネス展開×自分を知る
③人間関係×自分を知る

の３テーマに絞ってWEB講座を制作している。

レインボークラスのメンバーにとってより良い環境を作ろうと思い、月２回のセッションで悩みの原因を突き止めてWeb講座を案内し、そのあとはDM相談でコミュニケーションを取っていくのが良いと思っていた。そういった想いからWeb講座の制作に力を入れていたところだった。

スポーツジムをイメージしてもらいたい。腹筋を鍛えたい人、ランニングしたい人、肩周りを鍛えたい人などで使うマシンは変わる。そのマシンを作っていることに限りなく近い。（半パーソナルトレーニングなのでメンバー自身に実践してもらう必要があるが、その分価格を抑えられている）

ぼくの意識が完全にWeb講義制作に向かっていた。１つのことに思いっきり集中してしまうパターンがあるので、メンバー１人ひとりに対して「最近どうですか？」というコミュニケーションを怠っていたのが事実である。

毎回セッションに参加して日々DMで報連相をしてくれるメンバーもいるが、先ほども言っていた通り、相談することに心理的ハードルが高い人もいるのは事実だ。（良い悪いという意味ではなく）

「相談しにくいサイン」というのはあったはず。しかしそれを受信できていなかったのである。

脱退理由は金銭的な問題だった。

これまでもこの理由での脱退はあった。

というのも今世の中にはものすごい数の月額制のサブスクサービスがあるので「整理したい」と思うのが自然な話だ。習い事も自己投資も時間も足りないから優先順位に応じて整理されていく。

そこに自分史サロンが残らなかったことがとても悔しい。なぜならぼくは「自分を正しく知ること以上に大切なものはない」と思っているからである。

自分の気持ちや想いを認識していないと人に伝えられないし、やりたいことが明確でないとやりたことが選択できない。そういう人のためにこの価格帯を用意して運営している。世の中のカウンセリングやマンツーマンセッションは１時間5000円ぐらいするので継続するのが苦しい人もいるのもわかっているからだ。

ぼくとしては、この自分史サロンで実践をしていただいてビジネス的にも豊かになってもらいたいと思って活動をしている。今回の脱退はぼくの責任だ。メンバーに関心を持って接する必要があったからだ。望んでいる未来を一緒に実現していきましょう」という伴走が足りなかったのだ。

念のために正直に話すが、怒ってるわけではない。選択は自由だしもっと良いサービスがあるのであればそちらを選んでいただいた方が良い。

今回いただいた気づきの機会と「自分はまだまだだな」と感じたこの想いを大切にしてよりパワーアップさせていきたい。夢は「誰もが自分の人生を自分で決定できる社会を作ること」。そのために必要なことをやっていきます。

2020年8月27日

ハル

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