お客さまと記者の心をつかむ「30秒トーク」
記者をしていた時「あーもうこの会社の取材には行かないな」と心の扉をそっと閉めるポイントが「仕事内容を30秒で話せているかどうか」でした。
海外ではエレベーターピッチとも呼ばれますが、自分のやっていることを一言、ないしは、短く説明できない人は頭の中が整理されていません。
そんな経営者さんと話すと、ダラダラ要点のない説明ばかりで結局記事化するのにまた話しを聞く時間を作らなければならなかったり。
「あの会社、やめとこ……」になるんですよね。
今でも、仲の良い記者さんと話すと
「話しが長い人って、ほんっといや」
という話しになります。
皆さんは、30秒で自分のビジネスを説明できてますか?
実はこれができると、お客さまにも喜んでいただけます。
仕事や商品の特徴などを要点を押さえた短い言葉で説明してもらえると、お客さまも脳内が整理されるんですよね。長くてよくわからない説明だと、もう聞く気も失せてしまってせっかく買おうとしていたのにやめる、なんてこともザラです。
例えば
「うちのサービスってすごく新しいんですよ。多分世界で初めてだと思います。特許とっているんですが、この仕組みとこの仕組みなんですよ〜!今世界進出でこの国と話しています」
という説明と
「世界初の絶縁体です。熱を遮断する仕組みが、〇〇で日本とアメリカで特許を取りました。世界進出に向けてこの国と話しています」
という説明、どちらがわかりやすいでしょうか?
後者という人がほとんどだと思います。
ただ、前者の回答をする人がすっごく多いんですよね。
これ、ほんとにもったいないんです。ほとんどの人が、自分のことになると客観的な視点を失ってしまい、いろんな要素を盛り込んだ説明をしようとします。
ですが、よくわからない説明って、初めて聞く外国語と同じ。
そして、人はあるタイミングで他のことを考え出すんです。
自分の仕事を短い言葉できちんと言える。
これは、取材の連鎖を起こすという点からも、お客さまを増やすという点からも、とっても大切なことです。
では、どうするのかというと、前もって準備しておく^^
と言っても、机でうんうん唸って考えるのではなく、なんとなーく頭の中に「自分の仕事を一言でいうと?」の問いを置いておく。
悩んで考えたものって、実はあんまりいいものだったりしません。
オランダのラドバウド大学の心理学者ダイクスターハウス氏らによる「短時間で決めたグループの正解率が高い」という研究結果もあります。
力を入れず、ふわっと考えていると、必ず答えは出ます。
とはいえ「具体的な要素って?」と思いますよね^^
入れるといい要素はだいたいこんな感じです。
シンプルですよね?
初対面の人や、お仕事について聞かれたら、これを入れた短い文章を伝えるだけ。
私のお客さまには、取材時ビジネスのわかりやすい説明をご用意して「これを伝えて下さい」とお願いしていますが、皆さん取材が何度も来るケースがほとんどです。
と、良い循環ができる。
自分の仕事を30秒で伝えられるのは、大切なんですよね。
「何度も取材されたい!」
「もっとお客さまほしい✨」
な方は、ぜひ「自分の仕事を一言でいうと?」の問いを持ってくださいね。
「むむむ、わからないぞ」な方。
勉強会を実施しますので、ぜひご参加下さいませ^^
世界情勢、経済状況の変化などからビジネスが拡大する人、縮小していく人の差が激しくなっています。
多くの人が同じような自己PR本を読み、SNSに同じような文章が溢れている中、そこから抜け出すには「初対面で人の心に響く言語化」が必須スキルです。
あなたの志や願い、思いがつまったビジネスを、より多くの人に知っていただくチャンスを潰さないために、言語化するスキルを身に付けましょう!
サポートありがとうございます✨ヴィアナです😊サポートしていただいたお金はプロボノ(ボランティア)活動で発生する交通費やドメイン購入費にさせていただきますね。是非とも応援よろしくお願いします🍀