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潜在能力が発揮されるといいことばかりが起こるわけではない -エンパスという資質と共に心地よく生きる-

「潜在能力を発揮したい」って思ったことありますか?

私はあります。

「潜在能力」という言い方ではないけれど、「人には『本来持っている力』がたくさんあって、それを発揮することでイキイキと喜び溢れる毎日を過ごすことができる」と考え、あれやこれやといろんなことに取り組んできました。

コーチという仕事を選び続けているのも、「一人一人が本来持っている力を発揮することを後押ししたい」という想いからです。

そして実際に、クライアントさんたちが恐れや思い込みや慣習の中で閉じ込められていた想いや力を発揮して、イキイキと日々を過ごすようになった姿を見てきました。

ここ数年は、「人が本来持っている力を発揮するためには、まずは今現在の状態をしっかり味わうことやゆっくりとした時間が必要なこともある。先を急ぐことがむしろ良くない場合もある」という考えに行き着き、ひとりひとりのあゆみのはやさに合わせてご一緒することを大事にするようになりました。

自分自身も、オランダという日本とは言語も文化も違う環境に身を置き、静かな暮らしの中で心身をととのえることに取り組む中で、もともと持っていた感性がさらに発揮されるようになったことを実感しています。

そんな中、持っていた資質の一つが思いっきり発揮されるようになった結果、「いいことばかりではない」ということが起こりました。

それが、「エンパス」という資質の発揮です。

この記事では、エンパスの資質が大いに発揮されている私の実体験を元に、資質が発揮されるメリットやデメリット、そしてデメリットへの対処法をご紹介します。

私と同じようにエンパスの資質を持った方がより楽に心地よい毎日を過ごせるように、そしてエンパスに限らず、それぞれの方がお持ちの資質を上手に活かすにはどうしたらいいかということの参考にしていただければと思います。

<こんな方に>
・人が好き、でも何だか疲れることがあるという方
・コーチやカウンセラー、医療者・教育者など対人支援に関わっている方
・自分は人の気持ちに敏感なのかもと感じている方、もしくは周りの人は鈍感だなあと感じている方
・人よりたくさん休憩やお休みが必要な方
・上記に当てはまる人が身近にいる方

エンパスには関心がない(ピンとこない)けれど、「持っている資質を上手く活かすには」ということには興味があるという方は4,5をご活用ください。

なお、エンパスに関して私もまだ学び始めたところなので、ご紹介することが必ずしも厳密な定義や対処において正しいこととは限りません。

現在、エンパスについて日本語で紹介されているものの中には信頼度が判断できないものもあるため、今後英語の文献等からより詳細な情報や活かし方をご紹介していければと思っています。

1. エンパスとは ー代表的な7つのエンパスー

エンパス(empath)とは「共感力」、もしくは「高い共感力を持つ人」のことを意味しています。

「共感力」とひとくちに言ってもその中にはいくつかのタイプがあります。

エンパスの代表的な7つの型を簡単にご紹介すると…

<代表的な7つのエンパス>
①身体直感型(Physical Intuition)
相手の体に起きたことが直感的に分かる

②身体一体型(Physical Oneness)
相手の体に起きたことが自分の体にも伝わる

③感情直感型(Emotional Intuition)
相手の感情が直感的に分かる

④感情一体型(Emotional Oneness)
相手の感情が自分にも波及する

⑤精神性直感型(Spritual Intuition)
相手の精神性が直感的に分かる

⑥精神性一体型(Spiritual Oneness)
相手の精神性が自分にも波及する

⑦知性共感型(Intellectual Empath)
相手の知識や思考を追体験する

この他にも
・環境共感型(Environmental Empath)
・動物共感型(Animal Empath)
・植物共感型(Plant Empath)
・機械共感型(Mechanical Empath)
・結晶共感型(Crystal Empath)
などがあると言われています。

このあたりは実感がない人にとっては全くもって「???」な一方で、実感がある方には「そうだったのか!」という感じがするのではと思います。

日本人は5人に1人はエンパスの資質を持っていると言われているということで、「なんとなく当てはまるかも」という方も多いかもしれません。

多くの場合、その人にとっては当たり前のことなので、それが「資質」として認識されていることは少なく、「他の人もそうだと思ってた!」ということもよくあります。

大きくは、ストレングスなどと同じ、強みの一つと思っていただければと思いますが、エンパスの場合は生まれ持った体質のようなものだと言われています。

2. エンパスが発揮されるとどうなるか ーメリットー 

エンパスはストレングスと同様、複数のタイプを併せ持っていることもあります。

私の場合は今のところ特に強いのが⑦知性共感型であり、それに加えて③感情直感型、⑤精神性直感型、さらに環境共感型が合わさっているような気がしています。

「なんとなくもらっちゃったな」という身体的な感覚を感じることもあるのですが、これはどうやらエンパスの仕組みそのものとも関係しているようで、それについては後半で紹介したいと思います。

<エンパス体質の人に起こっていること(私の場合)>
①思考のプロセスを追体験する
②身体感覚を共体験する

①思考のプロセスを追体験する
例えば私はコーチングの際に、相手の感情や思考だけでなく、その感情や思考がどのようなプロセスで起こったのかを追体験しています。

これまではそれは私がここ数年、成人発達理論やインテグラル理論に関する学びを深めていることに関係していると思っていました。人の話していることではなく、認知の構造そのものに注意を向けて聴いていることがありますが、そうすると、思考のプロセスに対する「理解」ではなく「体験」が私の中では起こります。

思い返すと昔から、マニアックな専門分野に携わっている方のお話を聞くのが好きだったのですが、それも今思えば「話の内容を理解してそれを楽しむ」というよりも「その人の思考回路を追体験してそれを味わって楽しむ」ということだったように思います。

自分にとってはそれが当たり前だったので、他の人もそういう楽しみ方をしていると思っていましたが、エンパスとそのタイプについて知り、それが自分の「資質」なのだと理解することができました。

②身体感覚を共体験する
それに付随して、最近は感情とともに起こる身体感覚を共体験するというようなことが強く起こるようになりました。厳密には、相手が体験しているものと同じであるとは判断できないのですが、身体感覚(正確には内臓感覚)を元に、相手の感情も一緒に体験しています。(これは一般的に思い浮かべる「共感」とは少し違うものかなと思います)

あくまで身体感覚を元にしているので④の感情一体型とは違うと認識しています。感情を直感的に感じていて、その根底には内臓感覚の一体的な体験があると言ってもいいかもしれません。

思考のプロセス、そしてそこで起こる身体感覚や感情を一緒に体験し、それを言葉にして伝えることは、時にクライアントにとって「言葉にならない曖昧なもの」「原因が分からず不安なもの」の正体が何なのかに気づくきっかけとなります。

また、「こんなことを感じるのは自分だけかもしれない」「自分は変わっているのかもしれない」という孤独感を払拭し、自己受容感を高める後押しにもなるように思います。

さらに、思考のプロセスを一緒に体験するパートナーがいることで、クライアントは安心してそれを味わい尽くすことができて、結果として、今自分が持っている物語に気づき、その物語を再編集したり、更新をしていくことができます。

コーチという仕事において、また私が特に後押しをしたい「本来持っている力を発揮する」ということに対して、この資質はとてもプラスに働いているのではと改めて感じます。資質を発揮する場に身を置いているので資質がさらに開花しているとも言えるかもしれません。

<その他、今思えばエンパスだからかなあと思うこと>
・廃墟好き:その場所がそれまで見てきた景色やそこにいた人たちのことについての想像が勝手に湧いてきてそれを楽しむのが好き

・短い言葉から意識の構造の変化が想像できる:久しぶりに連絡をくれた人の3行くらいの短いメールからもその人がその間どんな体験をしてどんな風に精神的な変化が起こったかが浮かんできて、お返事をして、「何で分かるんですか!」と驚かれることがある

・争いごとや戦うことが苦手:対戦型のスポーツよりも芸術性や自分の限界と向き合うスポーツの方が好き

・音楽やヒューマンドラマに感動しがち:フィギアスケートや映画など音楽が使われているものを観ると、使われている音楽を作った人の想いやそれを選んだ選手の想い・これまでのあゆみなどを想像し、ものすごく感動する

エンパスの型によって、体験していることは人それぞれだと思いますが、ここまで読み進めてくださっている方は「そういえば」ということが何かしらあるかもしれません。

3. エンパスの資質が発揮されすぎて困ること ーデメリットー

エンパスの資質が発揮されることによって「向き合っている相手やものごととの出会いが味わい深くなっている」と感じることも多く、それは私にとって喜びでもあるのですが、一方で、エンパスの資質が発揮されすぎて困ることもあります。

必ずしもエンパスの資質だけが要因ではないかと思いますが、振り返ってみると…

<エンパスの資質が発揮されすぎて困ること(私の場合)>
①ちょっとしたことから色んなことを考えすぎる
②人混みが疲れる
③人に過度の期待をされる
④休みがたくさん必要

①ちょっとしたことから色んなことを考えすぎる
メールの返信を考え始めたらものすごく時間がかかります。(文字として書かれていることだけでなくいろんなことが浮かんでくるので)色々考えた挙句、「いやーこれは重いかなあ」などと考え沈没。

②人混みが疲れる
大人数のテレビ会議などもものすごく疲れる(このあたりはエンパスでなくても感じることかもしれませんが)

③人に過度の期待をされる
誰に対しても割と発揮される資質だけれども、相手に「自分は特別に思われているんじゃないか」と過度の期待をされることがあります。

④休みがたくさん必要
自分自身をととのえるのに時間やエネルギーが必要です。コーチングセッションの間のインターバルも、おそらく他のコーチに比べて長い時間が必要ではと思います。

特に最後の「自分自身をととのえる」というのは説明が難しいのですが、「何となく取り込んじゃっている感じをリセットする必要がある」というイメージです。「落ち込んでいる人と話して自分も落ち込んだ気持ちになった」とか「悪い気をもらっちゃった」ということではなく、「自分のものではないものを持っている」という感じに近いと思います。

コーチという仕事は本当に大好きで、コーチングセッション自体に全くストレスはありません。人と直接話をするのも、静かで落ち着いた環境で、少人数であれば、何時間でも楽しんでいられます。

しかし、私が理想とする「自分自身がクリーンな状態」でセッションをするには、自分をととのえるための十分な時間が必要です。(そのため、今は1日あたり、1ヶ月あたりのセッション数に制限を設けています。人数は少なくてもその分質の高いセッションを提供していこうというのが現在の試みでもあります)

これは、実際に「エンパス体質の人は他者のエネルギーをもらいやすい性質がある」ということを知って腑に落ちました。

目に見えない世界の話で言うと、「オーラの境界が細やかで繊細であるが故に他者のオーラと一体になり、そこにあるものを受け取ってしまう」という性質のようです。

この話は、ピンと来る方もそうでない方もいるかと思いますが、私としては以前、ヨガの先生に、「あなたは他者のエネルギーを受け取りやすいから、エネルギーシールドを作れるようになるといい」ということを言われ、瞑想法を学んだことがあったため、「そういうことだったのか」と改めていろんなことがつながった感じがしました。

私が今、オランダという環境を選んでいるのも、「静かで人が少ない中で自分自身をととのえやすい」という条件が揃い、ある意味自然な流れだったのかなと感じます。

そんな中でも最近はその瞑想法をサボっていたり、考え事が多くなっていたり、運動不足などなどが重なり、自分自身をクリアにするのにこれまで以上にエネルギーが必要になっていたように思います。

繰り返しになりますが、もらうものに良し悪しがあるというよりも、「異質」なものをもらうことの反作用が起きるとイメージしていただければと思います。

その他にも「これは共感力が強いだけに大変になっているのかなあ」と思うことは多々あるのですが、それは、エンパスという資質が発揮されたことだけが要因かと言うとそうではないでしょう。

私はエンパスは「くせ毛」みたいなものだと思っています。ちょっとくせ毛の人もいれば、強いくせ毛の人もいる。くせ毛にも色々なタイプがある。

そんな中、髪の毛がまとまりづらいのはくせ毛のせいだけかというとそうでもなくて、髪の毛自体が痛んでいるとか、湿気が多いとか、カットが合っていないとか、いろんな要因があるはずです。

4. 「資質が発揮される」というのは良いことばかりとは限らない

エンパスに限らず、何らかの資質や力が以前よりも強く発揮されたとき、上手くバランスが取れなくなるということはよく起こります。

身近なこととしてコミュニケーションを例に挙げると、「はっきり意見を言う」ということが、これまでの経験や慣習の中でしづらかった人が、「はっきり意見を言う」ということができるようになったとします。

そうすると「はっきり意見を言えるようになって良かったわー」となるでしょうか。そうとも限らないのです。多くの場合今度は、周囲との衝突が起こるようになります。そこでは、「はっきり意見を言いながらも、他人の意見も受け取って第三の案を作れるようになる」ということや、「自分の意見で動いていくことのできる環境をつくる」ということが必要になってきます。

私は自分がエンパスという資質が強く発揮されるようになったと分かったときに、先っぽにボールのついた紐をぐるんぐるん回している様子が思い浮かびました。(「紐のついた円盤投げ」みたいな…イメージ沸きますでしょうか…)

これまで、慣れたボールが付いていてぐるんぐるん回してもバランスが取れていたところが、ボールが突然重くなって、バランスが取れなくなっちゃった。そんな感じです。自分の軸が強くないと、ボールの重さに振り回されてしまうんですね。

「軸」というのは、身体的・物理的な軸もそうですし、心や意識、ひいてはエネルギーとしての軸も含まれていると思います。

「軸がぶれている」というのは、「本来の自分」とは違う状態です。

本来の自分が発揮されていないと、結果として上手くいかないことが起こってきます。それはある意味、現在の自分の成長のために必要な課題とも言えるので、上手くいかないことが起こること自体、悪いことではないと思っています。

しかしそれがあまりにも過度に現れたり、「ブレブレになった自分」に、さらに自分が振り回されたり、それに対して「こんな私はダメだわ」と自己否定が強くなると、どんどんとエネルギーを消耗してしまい、体勢を立て直すのが難しくなってしまいます。

5. 資質に振り回されないために ー軸を持つ・軸を発揮する方法ー

では、強く発揮される資質に振り回されないためにどうしたらいいのか。資質と仲良くなり、心地よく毎日を過ごすためにはどうしたらいいか。

最後に、自分の「軸」を持つ4つの方法をご紹介します。(軸も、資質と同じように「ない」のではなく「発揮されていない」状態なだけだと認識しています。

<軸を持つ・軸を発揮する方法>
①肉体的アプローチ:体幹・インナーマッスルを鍛える
②環境的アプローチ:外的な刺激や情報の少ない場所に身を置く
③関係性的アプローチ:相性の悪い人・関係性を避ける
④エネルギー的アプローチ:エネルギーシールドを強くする

①肉体的アプローチ:体幹・インナーマッスルを鍛える
「体幹を鍛えたら、自分の在り方自体に軸ができてきた」という話を聞いたことないですか? 身体と心はつながっています。姿勢を正すだけで気持ちが変わるように、実際に身体の軸がしっかりしてくると、精神的にもぶれなくなってきます。

②環境的アプローチ:外的な刺激や情報の少ない場所に身を置く
私たちは日常生活の中で常に多くの音や光、物理的な刺激、情報にさらされています。外からの刺激は私たちの意識を外にひっぱります。それは、遠心力を持ったボールと同じ。そのままにしていると私たちの軸はどんどんとブレていってしまいます。大きく環境を変えることは難しくても、一日に数分(もしくは数秒)、目を閉じて視覚情報を遮断するだけでも意識や感覚が内側に向き、軸を取り戻すことができます。

詳しくは、先日ご紹介したセルフチューニングの方法をご参照ください。


③関係性的アプローチ:相性の悪い人・関係性を避ける
エンパスに限らず、そして相手が良い悪いではなく「相性の悪い人や関係性」というのは少なからず存在します。「自分の資質が発揮されるけれど、結果的にお互いの時間やエネルギーを奪ってしまっているな」という相手とはほどよく距離を置くということもときには大切です。

④エネルギー的アプローチ:エネルギーシールドを強くする
途中で触れたように、特にエンパスというのは、他者との目に見えない境界が曖昧な状態(体質)でもあります。他者のエネルギーに無意識に影響を受けるということを防ぐためには、エネルギーの境界(オーラ)を強くすることが有効です。そのためには他者のエネルギーの侵入を防ぐための瞑想法などが活用できます。

簡単にできるセルフチューニングの方法についてはこちらでご紹介しています。


6. 資質を活かし合って心地よく毎日を過ごす

エンパスという資質を強く発揮されると実際にどんなことが起こるのか、そして資質が発揮されすぎることのデメリットとその対処法をご紹介してきました。

私が今回、自分の体験をもとにエンパスについて書こうと思ったのには3つの理由があります。

1つ目は、自分と同じようにエンパスの資質を持っているけれどそれに気づいていない人にエンパスのことを知ってもらって「そうだったのか」と少しでも楽な気持ちになってもらえたらと思ったから。

私はこれまでこの資質について自覚はなかったものの、特に仕事の面では大きな後押しになってきたと感じます。一方で、「あれ?なんだか私はちょっと変わっているのかな」と思うこともありました。

幸いにも廃墟の味わいを真剣に語る私の話を笑って聞き続けてくれるパートナーや、どんなことでも関心を持って受け止めてくれるコーチたちのおかげで、自分の感性をのびのびと発揮することができていますが、もしかしたら、周りに同じ資質を持っていたり、感じていることを受け止めたりしてくれる人がいなくて「こんなことを感じるのは私だけかもしれない」とか「なかなかわかってもらえない」という感覚を持っているエンパスの方もいらっしゃるかもしれません。

大丈夫です。あなたは「そういう体質」なのであって、それがあなたの資質であり、強みでもあります。

そして2つ目の理由は、「資質と上手く付き合う方法」をお伝えしたかったからです。どんな資質も、長所にも短所にもなりえます。でも、せっかく与えられたギフトなのだから、大いに発揮して、自分も周囲も心地よくいられるといいなと私は思っています。人生は、発揮→適応→発揮→適応の繰り返しかもしれません。その道のり自体を、自分ならではのあゆみとして楽しんでいけるように、ちょっとしたコツを活用していただければと思います。

3つ目の理由は、エンパスでない人にも「そういう人もいる」ということを知っていただければと思ったからです。

エンパスはHSP(Highly Sensitive Person:とても繊細な感覚を持つ人)の一種とも言われています。共通しているのは、刺激や人の気持ちに敏感なことです。

例えば私は今は特にオランダの静かなスーパーに慣れているので、日本のスーパーに行くと音や光、文字情報の刺激が多すぎてとても疲れます。身体一体型エンパスは、映画などのアクションや暴力シーンを見るのも苦痛に感じることがあるそうです。

もし子どものときからこの感覚が強かったらどうでしょう。ただでさえ小さな身体が、繊細な心が、とっても疲れてしまうのではないでしょうか。(私は小さい頃から今に到るまでずっと超ローングスリーパーですが、これはエンパスの体質も関係しているのかもしれません。単純に寝るのが好きなだけというのもありますが笑)

大人になれば、自分で環境や関係性を選んでいくこともできるでしょう。しかし、子どものうちはそうもいきません。

「自分にとっては何でもないことが大きなストレスになる人もいる」「人よりも長い時間、リラックスをしたり静かに過ごすことが必要な人もいる」ということを知っていただき、それぞれの人にとって無理なく心地いい日々の過ごし方や生き方ができる社会や環境をつくっていけるといいなと思っています。

「思い返せば」ということも多々ありますが、ここ半年ほどでエンパスの資質が強く発揮されるようになった要因や、本来持っている力を発揮する方法についてはまた別の機会にご紹介します。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あなたが、本来持っている力を発揮して、活き活きと、心地よい毎日を過ごしていくことを願っています。

                          a w a i 佐藤 草



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