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ポムポムプリンではどうにもならず
消防設備点検の日だというのをすっかり忘れていて、散らかり放題の部屋に作業の人を通すことになった。
丁寧な言葉づかいで部屋に上がった二人の作業員が、ベランダでやや乱暴な言葉使いでやりとりをしているのが、怖いような頼もしいような気がする。自分の部屋なのに、自分の方がよその家にお邪魔している気分で落ち着かない。
何事もなくベランダのサイズやら、避難ばしごやらを点検し終えて、作業員のいなくなった部屋は
思いついたことをバーっと書く
タイトルの通り。特に推敲もせずに勢いのままに書いたものです。
例えば個人の世界に対するものの見方を変えてしまうような"答え"というものは、おそらくものすごく単純なことで、それだけを取り出したら毒にも薬にもならないというか、あまりにも当たり前のことすぎて、取り出した側と受け取る側の意図によっておおよそ毒に寄ったものになりがちだ。
"答え"は"方程式"と合致することで、初めて答えたり得る。式は一部が
文字が目をすり抜ける
ここ最近本が読めない。文章を追っていても、字がするすると手応えなく流れていってしまうよう。夏の暑さで思考力もへばっているのだ。夏でなくたって、大した思考力があるわけではないが、本が読めないのはよっぽどだ。
こういう時には、胃腸が疲れている時にさらさらと温かい、柔らかいものを食べるように、疲れた頭に馴染みのいい、何度も読んだものを読むにことにする。本棚から「富士日記:下」を取り出す。日記なのでどこ
わからないに向かって
例えば面倒くさい確定申告や、契約の書類なんかを済ませた後は気が大きくなる。何かこう、社会というやつに受け入れられたのだ、という安心感がそうさせるのか、もしくはめんどくさいことが終わって安堵しているだけか。この気が大きくなるというのが良くない。少なくとも、自分には。
わかったような気になってしまうのだ。人が作った仕組みに順応できたというだけで、何もわかってなどいないのに。わかった気になっている時は