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【PHOTO SESSION⑤】ふんわり現実を見る

秋晴れが続く日々です
青い空にふわふわと浮かぶ雲
身体が喜ぶ風、眩しさを感じる太陽

今回の
prunelle by PHOTO SESSION
ご褒美のような秋晴れの中、撮影が行われました。


今回、物語の登場人物は
菜食のお料理(ベジごはん)を
伝え広める活動をしている
ユミさんです。


ユミさんの在り方、活動は

「生きとし生けるものが本来持つ姿のまま
のびのびと生きる世界」

を創る、私達が小さくても出来る
ヒントを教えてくれた

強制される訳でなく
楽観する訳でなく


愛をまんなかに置き
ほどほどでいいのだ

っと気楽に、気軽に誰もがいつからでも
この地球に住む全ての生き物を想う
選択を教えてくれた。


ユミさんらしい
多種多様だからこそ調和ある世界観と共に
ふんわり現実を見た先に
私達も行動したくなるヒントを
過去、現在、未来のながれに沿って見てみよう




PAST ー過去

個人的に、想いを持って行動をしている人を見ると

何がきっかけで始めたの?
何がきっかけで今があるの?

つまり、根っこがまず気になる


ユミさんにもいつものように

何がきっかけで菜食を選び
拡めようと思ったのですか?
っと聞く自分がもちろんいた。

ユミさんから返ってきた答えを
ユミさんの言葉のままここに。




「私が小さい頃、我が家はたくさん
保護動物を飼っていました。どの子も可愛くて。

 家族で出掛けた先の牧場で見た
牛や馬や羊も、みんな可愛かった。 
だけど、私たちはお肉を食べる。

「どうして、可愛いのに
食べても平気なのだろう。」


テレビで広いサバンナの動物を見たり
広い海を泳ぐイルカを見て

「水族館や動物園の動物は
あんな中にいて狭くないのかなぁ。」

…子供ながらにそんな疑問を抱いていました。」

っと、ユミさんの根っこを教えていただいた。
続けてユミさんはこう話す


「情報過多な今の世で、その疑問(動物、生き物に対して)や環境問題に対する想いがいっぱいになって溢れるのは、自然なことだったのだと思う。

でも、まだ、いっぱいになってない
溢れてない人たちにその想いを押し付けても
なかなか理解は得られない。
そして、私も私で、溢れたからといって
100にはなれない。
お肉やお魚が美味しいことも知っているし
ある程度の量が自分の糧になっていることも
分かっているから。」


そして、ユミさんは数年前のコロナがきっかけで
大量の情報に触れる中でヴィーガニズムの考えに
出会い、幼少期に抱えていた腑に落ちない部分と一致したと言う。

※ヴィーガニズムとは?
「自身の目的のために動物を利用する権利はない」とする主義


暮らしの中で、毎日・毎日
自分自身で選択することができる事
私達と切っても切り離せない近い存在

それは「食」である


ユミさんは、ヴィーガニズムの出逢いから
菜食中心の食生活となり
その様子をInstagramに載せていた所
友人の目に止まり、WSの軽食作りを担当させていただいた事がきっかけで今、『菜食』を拡める活動をしていると教えてくれた。


「この活動は、ヴィーガンやベジタリアンという
食生活の勧めではなく、毎食食べていた動物性食品の一部を、菜食に転換することで、健康的な地球と自分を取り戻しませんか?♪という提案をする取り組みなのです。」


 

ユミさんは、少女のような人だ


更に本音を言ってみると
人間っぽくない(笑)

少し地面から浮いている
人間だけど妖精のようで
動物や植物とお話しが出来そうな
空気を纏っている

きっとそれは、授かって生まれたものでもあり
幼少期から変わらずにある
人間、動物、植物
部類分けをするのではなく
ただただこの地球上に生きる
生き物達に対する純粋な愛情が
ユミさんを纏う空気として表れているのだと
私は、感じる。


「小さい頃から赤毛のアンが好きなんです。
アンの物語の世界のように
ほとんどのものを自給自足していたり
家畜のほとんどを放牧して
いただくのはそのお裾分け程度の牛乳や卵。
動物たちもお世話されることに喜びを感じている
(あくまでそう見えるというところだけれど)
森の動物を脅やかすようなことなく
お互い、お互いのテリトリーを守って生きている…
そんな昔ながらの長閑な風景が戻ってくれたらいいのになぁって、思っています。」

妖精?赤毛のアン?


少女のような純粋な心を持つがゆえ
過去の事をこのようにも話してくれた

「0か100で物事を決めたり、選んでいたから
(例えばオーガニックコットでなきゃ、お肉は完全に食べないだとか…、子育てもそう)良かれと思ってやっていたことが疲れてしまった。」

っと過去、通ってきた道を教えてくれた



presentー現在


ユミさんへ
「今、大切にしていることはなんですか?」
っと尋ねたところ

今、ほどほどに

っと過去の通った道があったからこそ
辿りついている答えをいただいた


白か黒だけでなくていい
その混ざりあった色でいい

その言葉の通り、ユミさんは拡めている
菜食のことをこんな風に話していた


「私自身、今は完全にヴィーガンやベジタリアンではないんです。今、この地球で起こっている環境問題や、必要以上に人間の欲で消費されている命がある事は目を背けてはいけないと思う。現実を知り無理がない範囲で選んでいければいいと思うんです」


ユミさんが言っていた言葉で
印象に残っているものがある


知った上で、選んでいる
知らないから、選べていない


ひとりひとりの毎日、選ぶもので
世界は創られている。
今、ある世界も過去の私達が
選んできたものではないか。

自分を開き、世界を広く見渡し
正しい情報や智慧を選んで
自分とマッチするものを暮らしに
落とし込んでいく事が
今、ひとりひとり大切な事なのではないかと感じる


ふんわりと現実を見る

この言葉もユミさんが言っていた言葉で
印象に残っている。


「ふんわり」と「現実」
共存するのが難しいように感じる、けれど
多種多様の中に調和があるユミさんだからこそ
なんだか納得できてしまう言葉だ。

時にまっすぐ現実を見る場面も必要かもしれないがちょうどいいところを
見つければいいんじゃないかな。
自分自身との関係にせよ
地球環境にせよ
持続可能な繋がりこそが
本来あるイノチがのびのびと輝くのだと感じる


完全でなくていい
だけど、今起きている現実は知っておこう
知った上で、自分が継続的にできることを
選べばいいんじゃないかな。
それは全てのことに当てはまる気がする。


「そんな、力まずさ楽に行こうよ」


ラフなユミさんが伝えてくれる言葉や活動は
誰でも「私にもできそう」っと思わせてくれる



そんなユミさんは、菜食を広める活動として
ご自宅の一部をレンタルスペースとして貸し出し
加えて、ユミさんの作るベジご飯を食べていただく活動をしている


「レンタルする講師の方のご要望に合わせ
講座やレッスンとひとつになって
菜食をご試食いただき良さを知ってもらおうという試みなんです。」

っとユミさんは言う

新しい試みであり、ユミさんの純粋な想いがヒシヒシと伝わる活動、場所だなぁっと感動してしまった

ユミさんの作られるベジごはんは

お肉を食べない/食べれないから、選ぶ

とは、大きくかけ離れている

「美味しそうだから、これがいいから食べたい!」
自分から選びたいと思うもの
見た目も彩り豊かで美しく
身も心も満ち満ち、大満足なご飯です。
Instagramに載っているので是非みてネ)


創造力豊かなクリエイティビティ
純粋な想いから生まれるお料理と空間

優しい時間がふんわり、ふんわりと拡がる様子が
目に浮かびます。


futureー未来

ユミさんにこれからの
未来の事についても聞いてみた。

子供たちが生きる未来が
生きやすい未来を創っていきたい

その未来を創るのに
外から見ているのではなく
自分でやっちゃった方が楽しいと思うな〜

軽やかな笑顔で教えてくれた


「え、菜食?」と言われず
みんなが自然に喜んで菜食を選べる
きっかけを広げていきたい

実際、ユミさんが菜食を選んでいて
よかったことはなんですか?っと
聞いたところ


「菜食になったことで著しく変化のは
生理痛やPMSの軽減。それから
満腹に食べてもお腹が軽く
お通じがすこぶる良いこと。

そして、子供たちが学校で
自然にそのことをお友達に伝えてくれていて 
我が子たちのお弁当に(給食選択制なのです)
お友達が興味を持ってくれることも
思わぬ成果でした。」


菜食は、現代の私たちが偏りすぎてしまったり
歪んでしまったり、尖ってしまったところを
優しく本来ある場所に戻してくれる
きっかけの一つになりそうだ。


「完全や完璧でなきゃ
(ヴィーガンやベジタリアンであること)
発信しちゃいけないの?
そんなことないはず。
私は、偏りすぎたアンバランスさんより
倒れそうで倒れないヤジロベエでいようと思う。
みんながなにごともほどほどにすれば
間を取って考え直せば
その小さな小さなひとつひとつの積み重ねが
大きな未来を変えていく力になると思っている。」


余白を持って、それもいいよね
これもいいと思うよ。

それぞれがそれぞれでいいから
認め合い調和ある世界を
今、現実として見れる日を心待ちにしている。
だから、今。ですね。


最後にユミさんの好きな言葉を
残させてもらおうと思う

自分のことをよく知っていて
人には何にも押しつけない


少女のような、素直で純粋
全ての生き物へ愛情深いユミさんから
ふんわり現実を見た先への
行動のヒントをもらいました。

ユミさん、こころ開き
繋がって下さりありがとうございました。
全てに感謝です。

自分だけでなく、誰かや何かの為に
今を選びたいな。みなさんはどうですか。

あなたの今、選んだものも
周り回ってどこかに運ばれているよ

優しさを真ん中に置いて
今日も何かを選べますように。
ほどほどに。でね。

この後も良い時間をお過ごし下さい
大きな愛を込めて




平井有美さん 
神奈川県出身/東京都在住
子供2人と夫と暮らす
太陽星座:魚座 月星座:獅子座

現在は自宅の一部開放した
おうちレンタルスペースを主宰。
菜食を『ほどほどに』広める活動をしている。
𝑙𝑖𝑘𝑒:
東欧雑貨、赤毛のアン、猫
編み物、手帳、写真、ファッションetc…

instagram:
https://instagram.com/mico.hanatomi?igshid=YTQwZjQ0NmI0OA==

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