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詩など

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自作の詩,詩のようなことばをまとめています。
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2022年2月の記事一覧

【詩】神無月の野

【詩】神無月の野

神様が留守にすると
秋は、素知らぬ顔で
その不在を誤魔化そうとする

金木犀を心地よく香らせ、
萩の小さな唇を色づかせ、
月に綺麗な化粧を施すので

秋風の手を取れば
目眩ばかり

神様がさぁ、留守なんだってさ  
 (ちゃんとお留守番できる?)

あの日、棚の中からくすねた
わたしという名の小さなドロップス

愛を与え 罰を与えるため
神様は作られたけれど
この世界に記録され続ける
わたしたちは

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