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夢のDesign Strategistとして今日から働き始めます!

ご無沙汰しております。本日、念願のDesign Strategistとしてアメリカでの勤務が始まりました!

アメリカではまだまだ外国人がインターンや仕事を見つけるのは難しいそうですが、幸運にも夏休みの2ヶ月間インターン生としてアメリカ企業で勤務させていただけることになりました!

とても貴重な経験になるので、学んだこと、気づいたことをnoteに残せればと思っています。記憶が新しいうちに、迅速にお伝えしていきたいなと考えているので読み辛い点やリサーチ不足になってしまう点も多々あるかと思いますがお許しください。(忙しくなって結局書けなくなってしまう可能性大ですが…そこはスキやコメントで励ましていただけると大変ありがたいです)
今日は私が勤める会社の紹介と初日の感想について綴ります。

どこで働くの?

LBMCとは

LBMCというAccounting (会計)やAuditory(監査)をメイン事業とする会社で働きます。Accounting Firmとして米国で大手のようでSoutheast地域においてはかなり上位の位置付けの会社のようです。

今回インターン生として勤務するにあたり人事部とやりとりを重ねましたが、人事とのやりとりでこの企業はとても確りしていると感じました。企業が確りしているかどうかは人事部で意外と分かるものだと思っています。(私も元銀行の人事部だったのでその手の話には詳しいつもりです。)アメリカ人みんなが知っているという会社ではないかもしれませんが優良企業であり、成長に勢いを見せている会社だと思います。

デザインじゃなくて会計?

ちょっとまって、Designerとして働くのではないのですか?なぜ Accounting Firm?と思われたかもしれません。私も初めは驚きました。会計、監査、税金などを取り扱う企業ということでビジネスに対して強く、顧客の数、業界幅が広い会社なのですね。その強みを活かしてデザインチームを昨年(2020年)立ち上げたようです。
なんだまだまだBabyじゃんと思われた方もいらっしゃるかもしれません。しかし私はこの点が非常に面白いと思いました。

実は有名なDesign Firm、が大手企業の中にある、というのは珍しい話ではありません。今回Accounting Firmから新たなデザインチームが生まれ、まさに何かすごいものが生まれそうな世界だったので飛び込んでみたくなったのです。

なぜGrowth & Innovation?

今回私が所属する部署はGrowth & Innovation(G&I)というチームになります。なぜ私がここにInternを決めたか理由は主に3点です。

ビジネス×デザインが学べる最強の場所である

先ほども少し触れましたが母体であるLBMCのビジネスを強みとしたデザインを提供しています。
実は数々のデザインコンサル会社を学校のキャリアフェアなどを通じて見てきましたがビジネスを駆使してコンサルをしている会社はここ以外まだ私は出会ったことがありません。(もちろん私が知らないだけだと思いますが少ないと思います)

他社では同じデザインコンサルでも、同じDesign Strateistという肩書きでも、良く見てみると結局アプリ開発だったり、Researchが業務内容であったり、Product Designを手がけるということがほとんどでした。

G&Iではもちろん一部Service Design、Product Designもカバーしていますが、イノベーション組織デザイン、イノベーション戦略、デザイン成長戦略などを提供しています。

またチームのTop(私の上司)はMBAホルダーですがデザインに理解がある方です。まさにデザインとビジネスの掛け合わせを手がけてきた先駆者です。そんな彼の下で働けるということがとてもとても魅力的でした。

私が通っているInstitute of Design(ID)はMBA Dual DegreeがあることやMBAの代替としてMDMというプログラムが謳われるなどビジネスに強みがあるDesign Schoolと言われてきました。しかし実際に学校に入ってみると、ビジネス側の人間からするとビジネスのことはほとんど学ぶことができません。
先ほど紹介した私の上司は昔IDで教員を務めていたことがあります。IDも一時期はビジネスを強みとして売り出していた時期もあるようですが、今はビジネス教員も減り、Civic Designを打ち出すようになり、ビジネスという観点から少し薄まっていると聞いています。

期待していたビジネスを満足に学べないという現状もあり、現場でビジネス×デザインを学べるG&Iに私は一目惚れしてしまいました。

最高級のデザイナーと働ける

Accounting会社だし、G&Iのチームが出来上がってからそんなに時間経ってないし、まだまだピヨピヨなんじゃないの?と心配されるかもしれません。
しかしこれが驚いたことにG&Iに勤める全ての人が凄腕の人ばかりなのです。
Dobilnという有名なデザイン企業があるのですが、G&Iのメンバーは元Doblinの人かID卒業生なのです。このDoblinというのはStrategic Design会社を初めて創ったとも言われるほど特にビジネスデザインにおいてはパイオニアなのです。残念なことにDoblinでは外国人勤務が認められていないのですね。しかしG&IではこのDoblin出身者の人たちと一緒に働くことができるというのです。しかも私の上司はこのDoblin立ち上げメンバーの一人で、G&Iの立ち上げリーダーとして呼ばれてきたというやり手のおじさんなのです。他にもHealthcareデザインといえばこの人!というぐらい有名な方がいらっしゃったりと優秀な方が勢揃い。チームメンバーについてもっと良く知ることができたら追々レポートできればと思います。

インターンではなく正社員と同等に働ける

LBMCという社風もあると思いますが、G&Iはインターン生もプロジェクトに担当者としてがっつり関わらせてもらえるという点も魅力でした。G&Iは立ち上げたばかりでスタッフが10人前後です。インターンをお客さんのように扱う余裕がないというのも事実です。誰もが知っているBig Companyのインターンですと、あまりclient workはさせてもらえない、内部研修が多く業務に関われる時間が少ないということもあります。
そういうことがなく現場でガッツリ働けることが去年のインターン生にインタビューして分かっていたので、魅力的でした。
 
以上私がLBMCを選んだ理由でした。キャリアセミナーで多くのデザインコンサルを見たのですが、LBMCに出会った瞬間、涙が出そうなぐらい「スコーーーン」と私にヒットし、猛烈ラブアタックしたという感じです。

それでそれで初日はどうだったの?

もう感動の連続でした。会社はNashvilleにあり、私の住まいはChicagoなので通常勤務は基本リモートになります。今日から4日間はLBMCが新しく採用される正社員とインターン生向けのオリエンテーションを開いてくれることになり今日はNashvilleに招待されました。
飛行機とホテルは全て手配され、ウーバー代、食費も持ってくれます。朝食もホテルで提供され、会社からは徒歩5分で最高な朝でした。
(以下私が滞在させてもらっているホテル。)

提供されたLunch  アメリカンです

午前中はLBMCについて、基本的なPCや仕事環境の設定についての説明を受け、午後も働くにあたっての心構えなどを学び、夕方からNetworking partyでした。

日本と違って面白いなと感じたことをいくつかメモしておきます。

人の流動があることが前提

今日は採用された初日であるにもかかわらず、「いつか辞めることになったら。。。」とか辞めることもopenに人事部から話されている。
さらに一人一人のbrandingをLBMCがサポートしてくれるシステムもある。たとえば私が何か頑張って一つのプロジェクトを成し遂げたとします。LBMCがPublicに掲載できる文章を作って私にメールしてくれます。私はボタンを押しだけでLinkedInなどでシェアできるようになります。
このように転職につながってしまうかもしれない一人一人のbrandingを支援してくれるというのです。そのための研修時間も今日設けられていました。

また優秀な友達を紹介し一緒に働くことになったらボーナスでお金をくれるなんていう制度もありました。

さすが車社会

日本では基本電車移動が求められていました。皆さんもそうではないですか?場所によって車が必要な場合、社用車が与えられることはありましたが、走行距離によってガソリン代が支払われるなんていうシステムはあまり馴染みがありません。
アメリカでは走行距離を入力して、距離に応じてガソリン代が払われるというのは面白いと感じました。

休日は少なめ

ご存知か分かりませんが、実は日本は世界一祝祭日が多いのです。そしてだいたい手持ちの休みが20日ほど貰えるのではないでしょうか?(使うかは別として)
アメリカは祝日が10〜11日でその日はお給料が発生します。それ以外に2週間休めるそうですが、こちらは無給だそうです。正社員でも時給制度になっているところも日本の企業と異なる点でしょうか?

LBMCはFlexible

LBMCはAccounting Firmという本来お堅い会社ながらとても柔軟でFlexibleな会社だと思います。フルリモートも認めており、Hybridが当たり前のようです。今日研修に参加していた別の会社から転職していた人たちも驚いていたので、アメリカ内でも割と先進的なのではないでしょうか?

彼らのCorporate Valueなどに何度も見られたのがEntrepreneurialだったりtalentという言葉が見られました。既存の在り方に捉われずみんなで変えていきましょうという話が何度もありました。
また従業員を大切にしているということが様々なやりとり、今日の会でひしひしと伝わってきました。もちろん形式だけなんてこともあるかもしれませんが、私にはそういう風には感じられませんでした。
35人の新人が今日の会に出席し、15人ぐらいがインターン生だったと思います。正社員と同じように研修を受けさせてもらい、これだけ手厚いサポートを受けられるのは本当にありがたいです。
相手のことを尊重できる素敵な人がたくさんいたように感じました。
またみんなLBMCが好きで入ってきていて、LBMCにいる人たちもLBMCが好きで楽しい!というエネルギーが感じられました。
たった1日ですが、この会社に入れて本当によかったと感じられ、モチベーションが高められる1日となりました。

初日にいただいたもの

インターン生ですが、バッチリPC、ネームタグなんかもいただき、PCを入れるリュックやら、タンブラーなどをいただきました。

さて長くなってしまいましたが本日はこの辺にしておこうと思います。
読んでくださりありがとうございました。
現在夜中の2時半。急いで書いたので読みづらい点が多いかもしれません、お詫び申し上げます。
引き続きサポートよろしくお願いします。

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