あつひと N.M. フジ

物理学科出身/自己理解プログラム修了生/中小メーカーで開発・設計・製造/元J-Wave…

あつひと N.M. フジ

物理学科出身/自己理解プログラム修了生/中小メーカーで開発・設計・製造/元J-Waveリスナー(ラジオネーム:エヌエム)

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#自己理解プログラム のおかげで変われたこと

こんにちは! 今日も自己理解プログラムでの体験についてです! 去る6月26日に、私は最終コーチングを経て修了証書をいただきました。 ここまでに得た「気づき」や「学び」で特に大きかったものは既に個別の記事にしているので、今回はプログラム全体を通じて私に起こった変化のことを書こうと思います。 はじめに 受講開始前に私は、現在の仕事でどこか満たされない感覚があり、嫌いではないけど本当にやりたいこととは明らかに違うような気がしていました。 しかしながら何が理由か、どうなっていれ

    • 加害性と自責の念、そこからの救い

      先週の投稿で、私の中に昔からあったネガティブな思考・感情に加害者意識という名を与えた。これを自覚してどう捉えることにしたかここに書いておこうと思う。 ネガティブな感情のこと 幼少から現在に至るまで私は幾度となく他者から言動を非難されたり諌められたりしてきた。誰かを悲しませるようなこともあった。 そうした体験から私は漠然と  「俺はすぐ人の気分を害してしまう」  「俺が人(特に異性)に抱く好意・恋心・下心は悪いものだ」 などと思い込むようになった。始まりは思春期の初め頃のこ

      • 悩みと強みに名前をつける

        あなたは自分の悩みを一言で言い表せるだろうか。 「なかなかダイエットの習慣が続かないです」 「部屋がなかなか片付かないです」 「職場に怒りっぽい人がいてやりづらいです」 「全然彼女ができません」etc. 一文でなら割と簡単に言えるかもしれない。けれども一単語で言い表せるかというと難しいものだ。 健康、片付け、人間関係、恋愛… これらは一見その人の悩みを表現しているようだけど、よくよく見ると悩みそのものではなく分野ないしジャンルを言い表している。具体的にその中の何に悩んで

        • 思考と感情のこと

          ここ1、2ヶ月の間に私は盛んに自分の感情の動きに注視してきた。 それもリアルタイムでの体験と、記憶によく残っている過去の出来事両方での感情のことだ。 ♢ 私は「これからこうしよう」と思っても躊躇いが生じたり何となく今すぐにはやりたくないと感じたりして行動に移せないことが多い。気づけばそのことで思い悩むようになって20年以上が経つ。 自分の決断力・実行力の低さを問題視しているつもりだった。自分の頭の中に行動を躊躇わせる要因があって、それを解消しなければいけないのだと考えてい

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        #自己理解プログラム のおかげで変われたこと

          文章術その4 (終):個人的な心がけ

          こんにちは! ここ最近は自分で文章を考えて書くということについて記事を書いてきました。今回はその締めくくりとして、私がこれまでどんな種類の文を書くときにも気をつけていた点を述べておこうと思います。 【本題】文章を書くとき必ず気をつけること1. 1つの小トピックを2〜4つの文で書く これは前回紹介した文章術に関する本を読んだときから意識しています。その本の主旨とは、様々な場面において1つの用件を伝えるのに「4行」の文章を書けば長すぎも短すぎもしなくて分かりやすいメッセージに

          文章術その4 (終):個人的な心がけ

          文章術その3:書籍の紹介と自分の体験

          こんにちは! 本日は私が文章の書き方について関心・問題意識を持つようになった書籍を紹介したいと思います。 書籍の紹介 紹介する本はこちらの 樋口裕一『頭のいい人は「短く」伝える』です。筆者は翻訳家や大学教員として言葉を扱う仕事をされてきて、小論文添削の経験が豊富だといいます。こちらの書籍はそれまでの指導経験から見出した文章術を伝授するものです。 内容を簡単に言うと、例えば仕事で報告・提案をするときに「結局何が言いたいのか?」と聞き返されない分かりやすい文章の書き方を紹介

          文章術その3:書籍の紹介と自分の体験

          文章術その2:職場で実践していること

          こんにちは。今日は前回からの続きで、私が文章を書くことに注力しながら職場にて実践してきたこと、これから実現しようとしていることについて書いていきます。 1. 導入1.1. 現在の仕事内容 私は現在メーカーの製造現場でものづくりの仕事をしています。 一般的に知られた名称ではないかもしれませんが、職業名を正確に言えば「NC旋盤オペレーター」になるでしょう。 NC旋盤とは金属や樹脂などの素材を削って様々な形状の部品を作る工作機械の一種です。この中で旋盤とは削られるもの(被切削

          文章術その2:職場で実践していること

          文章術その1:手書きノートの威力

          1. トピックの紹介 YouTubeのおすすめ欄にAbema Newsの投稿があり、個人的にとても気になる内容だったのでここで取り上げることにしました。授業でノートを書かない生徒に関する話題です。 整理・要約すればこのようなことを言っているようです。 前提:授業を聞くだけで内容が頭に入るならそれでいいし、現にそれで十分学習できる人もいる。しかしみんながそうというわけではない。 事実:一度教えたはずのことをあたかも全く聞いたことがないかの様子で尋ねてくる生徒がいて、そう

          文章術その1:手書きノートの威力

          セカイキ2024 私的要約

          「世界一自分らしい生き方の教室2024」に行ってきました! 登壇者はプロデューサーの川原卓巳さん、「自己理解メソッド」開発者の八木仁平さん、作家・環境アンバサダーの四角大輔さん。このお三方の"自分らしい"(自由すぎるともいう)トークショーを聞いてきました。 今回の私のnoteには、現地で書き留めたメモに基いて全トークの中に込められた重要なメッセージを書き残しておこうと思います。現地またはオンラインでお話を聞かれた方が復習するために本ノートを活用できれば幸いです。 注意点と

          セカイキ2024 私的要約

          #自己理解プログラム を経て得た気づき⑤:20年前からあったビジョン

          こんにちは! 本日はこちらのnoteにて、自己理解プログラム本編のワークにて最後に得られた重要な気づきを取り上げます。受講までの経緯や受講期間を通じての変化などについては別の記事に書きましたので、興味がありましたら読んでいただければと思います! 導入さて、今回のテーマは私の「ビジョン」です。 自己理解プログラムでは10あるステップのうちステップ8にて自分の「本当にやりたいこと」を定めます。これが本プログラムの主要な目標で、1から7までの各ステップで見つけていった自分の  

          #自己理解プログラム を経て得た気づき⑤:20年前からあったビジョン

          #自己理解プログラム を経て得た気づき④:本当にやりたいことの守備範囲

          こんにちは! 本日は自己理解プログラムを通じて得られた重大な気づきの4つ目「本当にやりたいことの守備範囲」のことを書きます。 自分のやりたいことを探す途中で得意なことのパターンを見つけ、そのおかげで己は何を積極的にすべきか、何をしなくても良いか識別できるようになりました。大まかに言えばそのような話です。 守備範囲の喩え 表題に書いた守備範囲とは、野球からの類推で考えたことです。 例えば自分が二塁手か遊撃手として守備に就いたとして、打球が飛んだら  ☐ その球を捕りにいく

          #自己理解プログラム を経て得た気づき④:本当にやりたいことの守備範囲

          #自己理解プログラム を経て得た気づき③:価値観ピラミッドの中の好きな流れ

          こんにちは! こちらでは自己理解プログラムを通じて得られた重大な気づきの3つ目「価値観ピラミッドの中の好きな流れ」について書きます。 前々回、そして前回と、かなり詳細かつたっぷり目の文章を書きましたが、今回は少し短めに書きたいと思います。 今回はこちらの動画の 1:35:24からのチャプターに相当するワークについてです。自分の人生の優先順位を決めるための価値観のワークですね。 動画内では「価値観ランキング」という用語が使われましたが、私がプログラムを受講している2024

          #自己理解プログラム を経て得た気づき③:価値観ピラミッドの中の好きな流れ

          #自己理解プログラム を経て得た気づき②:短所のカバーの仕方

          こちらでは自己理解プログラムを通じて得られた重大な気づきの2つ目「短所のカバーの仕方」について書きます。 これは短所のカバーの一般的な話ではなく、私自身の最大かもしれない短所を私自身の資質でいかにカバーするかの話です。 なのでとても個人的な内容ではありますが、それを考えるプロセスは多くの人が悩みやすい短所の扱い方という問題を解決するヒントになるのではないかと考えてこのnoteを書くことにしました! この先は「クリフトンストレングス®」の診断結果に基づいた話になりますので、

          #自己理解プログラム を経て得た気づき②:短所のカバーの仕方

          #自己理解プログラム を経て得た気づき①:当たり前と思っていたこと

          こんにちは!! 本日は自己理解プログラムを通じて得られた重大な気づきの1つ目「当たり前と思っていたこと」について書きます。 これまでの経緯などはこちらから! ストレングスファインダー® 自己理解プログラムの参加者は、プログラム本編に先だって米国ギャラップ社の「ストレングスファインダー®」診断ツールを使って診断結果を得ておくことになります。 ここではWEBサイト上で100問以上の質問に答え、自分の”才能”を診断してもらうことになります。 ここでいう才能とは一般的な意味

          #自己理解プログラム を経て得た気づき①:当たり前と思っていたこと

          #自己理解プログラム を経て得た気づき⓪:プログラム受講について

          ども、最後にnoteへの投稿をしてから3年と半年が経っていました。 この期間には転勤で都会から田舎へ引っ越したり、新しい趣味として料理にのめり込んだり、彼女ができたり別れたり、5,6年ぶりに出場したランニングイベントで10キロ走ったり、それなりに色々ありました。 他方でnoteでは時折気になる記事を読んではポチポチとハートマークを押すくらいで、あとは「みんなのフォトギャラリー」にアップしてあった画像を地味に様々なところで使っていただいているようですね。 さて!! 今回n

          #自己理解プログラム を経て得た気づき⓪:プログラム受講について

          怖くて質問できない人はこう考えよう

           Twitterにて 「質問することが自分の知識だけでなく思考もリサーチも不足していることのアピールになりそうでなかなか人に聞けない」 という意味のツイートを見かけました。ツイ主さんのことは直接知りませんが、数学か物理学の勉強を熱心にされている学生だったと思います。  これは日々試行錯誤しながら勉強や仕事をしている人によくありそうな悩みですね。私自身も同じように思ってたので気持ちは分かります。けれども就職して数年経った今では違った考え方をしていることに気づきました。それ

          怖くて質問できない人はこう考えよう