セカイキ2024 私的要約
「世界一自分らしい生き方の教室2024」に行ってきました!
登壇者はプロデューサーの川原卓巳さん、「自己理解メソッド」開発者の八木仁平さん、作家・環境アンバサダーの四角大輔さん。このお三方の"自分らしい"(自由すぎるともいう)トークショーを聞いてきました。
今回の私のnoteには、現地で書き留めたメモに基いて全トークの中に込められた重要なメッセージを書き残しておこうと思います。現地またはオンラインでお話を聞かれた方が復習するために本ノートを活用できれば幸いです。
注意点として
私なりの解釈による意訳のような部分が多々あり、必ずしも登壇者が話したままの表現を使っていないこと
私自身の感情・所感を排して意味を変えずに重要なメッセージを書いていること(ただしハイライトだと思ったところを太字で強調)
具体的なエピソード・小話・小ネタを悉く省略したこと
話された内容に絞ってメモしたため、誰がどの部分を話したかが定かでないところが多いため発言者の記載がないこと
といったところをご了承下さい。
また、序盤の方でここに書きたかったけれど正確に覚えられなくてメモも取らなかった部分があります。近々公式の動画が期間限定で配信されるそうなので、後日それを見て加筆・修正しようと思います。
(7月27追記:アーカイブ動画を視聴できたのでPart1を再編集しました。)
それでは始めます。
Part1: 川原卓巳さん&八木仁平さん
いま"未来"と捉えられていることはやがて"現在"となり、そして"過去"へと変わる。時間は過去、現在、未来という順に流れると考えるべきではなく、むしろ「未来がやがて過去に変わる」こと、「過去となった時期が再び戻ってくることはない」ということに気づいてほしい。過去からの影響を受け続けて良い理由はない。
誰にとっても勉強したいこと、体験したいこと、楽しみたいことは世の中に無数にある。そしてほとんどの人は自分自身に「やりたいことをやっていい」という許可を出していない。けれども完璧に勉強したいこと全てを身につけること、完璧になることなんて永遠にない。だからやりたいことは今からやっていい。
それに加えて未熟でも熱量のある今でしか発せないメッセージがある。自分が困っているのと同じことで困っている人が世の中にはいて、そういう人に響くようなメッセージはむしろ今でないと届けられない。受け取る側はそれを未熟な状態だからこそ頭ではなく身体で(=理性より先に感情が動いて)受け取れる。それを発してみて欲しい。
Part2: 川原卓巳さん&四角大輔さん
目立った欠点がない代わりに飛び抜けた強みもないような人に向いている職業もある。プロデューサーがそうだった。プロデューサーとは、個性の強いアーティストと付き合ってビジネスを成り立たせる人。
そうしたプロデューサーは(能力値を表すレーダーチャートに偏りがなく丸に近いからこそ)アーティストとして大成する人の抜きん出た才能にすぐ勘づける。ただもちろんアーティストにどれほど深入りするかなどでプロデューサーのスタイルも複数の種類に分けられる。
誰しもアーティストとなれる素地はある。しかし実際にアーティストになるためには、その才能を原石のままにしないで、つまり可能性を可能性のままにしないで、原石を輝かせるための努力をする必要がある。
その種の努力の過程は、その末に掴む結果よりも美しくて尊い。自分の道で生きることに真剣になることが自分の人生全体での成功だと思って良い。
Part3: 登壇者3名で
仮でも良い。後で変えても良い(というかステップアップすれば必然的に変わる)。自分が何をして生きていくか決めてほしい。決めたら言葉にしてほしい。言葉になっていればプロの人がアドバイスできる。
一度に追うものは1つとしよう。登山で一度に登れる山が1つなのと同じ。
必ず一点突破にする。それができてから次の1つを追いかけ始める。
一点突破の一点は、強く打つほどその前後に打つ点とつなげやすくなる。
おそらくそうした点を何にするか決めるとき、選ぶときには不安や恐怖を感じるだろう。実は本心で選んだ行動をするときにこそ人間はそのような感情を抱く。だからその不安な気持ちを愛してほしい。
一方で必ずしも「覚悟を決める」必要はない。むしろ「こうしたい」という真っ直ぐな気持ちが「こうしなければいけない」という思い込みに変わってしまうなら覚悟はしない方が良いと思う。覚悟を決めるというより、本当はいらなかったものを手放すことに意識を向けてほしい。
「自己中心的な利他」が理想。価値があると信じるもののために、あるいは自らの憤りを起点にして”おせっかい”をするということ。
そうした思いの根底には必ず愛がある。誰かのためという綺麗事ではなく、自己の満たすためにやるべし。逆説的なようだがそうした行動がその人にできる最も価値のある他者貢献である。
私的ハイライト
ここからが私の所感・私見です。
Part2の終わり近くに四角さんの話された「自分の道で生きることに真剣になることが自分の人生全体での成功だ」という意味の部分が本イベント全体を象徴するメッセージだったと思います。
「自分の道で生きることに真剣になる」とは、原石を磨いて輝かせるか、より大事なもののために思い切って手放すかすることで始まります。トーク内ではこれを"可能性を潰す"という言い方で表現していました。
それから八木さんの言われた「人は本心で選んだ行動をするときにこそ強い不安や恐怖を抱くからその気持ちを愛して欲しい」とのメッセージは、特に私のような自己理解プログラム受講生 / 修了生に響いたと思います。
やりたいことが見つかって一時的に気分が高揚しても、具体的なプランのことを考えるとやはり不安は募るのです。でもそれはおかしなことではなく、むしろ本心でそれをやりたがっている証なのだってことです。これが全編の中でも特に心強く感じられました。
今回の内容は以上となります。あの場で受けた言葉を心に刻み、自分の見つけたやりたいことの実現に向けた積み重ねを今日もしていきます!
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