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香港旅行記

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香港旅行記のまとめ
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【香港旅行記⑦】まさかのベンサントレッキング

【香港旅行記⑦】まさかのベンサントレッキング

 ついに最終日となってしまった。香港七日目、またもや空港で目を覚ます。3日連続でホテルを利用しないという奇行は、できれば黙っていたいのだけれど、やっぱり面白いので書いてしまう。笑ってくれたら嬉しいです。どうか引かないでください。

 18:30発の飛行機で帰る予定なのだが、驚くべきことにもう空港にいる。どうも時間が余りすぎている。お金と時間と体力を考慮すると、あまり遠くに行く余裕がないので、空港に

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【香港旅行記⑥(番外編:マカオ)】カジノの国へ

【香港旅行記⑥(番外編:マカオ)】カジノの国へ

 昨晩あんなことを書いた後に再度寝たら、驚くほどに熟睡してしまい、起きたらもう空港は朝の便に乗る人で賑わっていた。時刻は朝9時、今日はマカオに行ってみようと思う。

 今調べたところによると、香港からマカオに行くには、一度「港珠澳大橋香港口岸旅檢大樓」という長い名前の場所を経由しないといけない。「港珠澳」の名の由来は、港→香港、珠→珠海(中国の市の名前、マカオを取り囲むように立地している)、澳→澳

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【香港旅行記⑤】文物徑を巡る一日

【香港旅行記⑤】文物徑を巡る一日

 朝七時ごろまで、マックで途切れ途切れの睡眠を続けた。いつの間にかトレーを下げられてしまったので、ただ寝てるだけの人になってしまったけれど、何も言わずずっと居させてくれた。優しい世界。
 外に出たら寒くて死にそうだったけれど、ショッピングモールのトイレに入って、歯磨きをして顔を洗ったら、気分がシャキッとして寒さをあまり感じなくなった。おまけに日が出てきて、日光が当たる場所ではポカポカとする。

 

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【香港旅行記④】粉嶺の長すぎる夜

【香港旅行記④】粉嶺の長すぎる夜

 四日目ともなると、九龍灣(クーロン・ベイ)の周辺は結構見れた気もして、今日はもう少し田舎の方を探索しようと思う。沢山の観光客がひしめく、いわゆる「香港感」はもうお腹いっぱいになってしまった。そこで、馬鞍山と大帽山という二つの山を越えた北側を目指すことにした。これもまた今朝、起きてから決めた事だ。予定を決めないことの面白さを享受できている。

田舎の廟へ

 香港は想像以上に地下鉄網がしっかりして

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【香港旅行記③-2】ダイヤモンドは砕けない

【香港旅行記③-2】ダイヤモンドは砕けない

ダイヤモンドの墓場へ

 先ほどの木造建築博物館から歩いて行ける場所に、今日の最後の予定、鑽石山(ダイヤモンドヒル)の鑽石山金塔墳場がある。現代では鑽石というのはダイヤモンドという意味なのだが、鑽という字には動詞としての「削る」とか「穴を開ける」という意味があるらしく、単に昔採石場だったことから、この名前が来ているようだ。(wikipedia「鑽石山」より)
 でも、今や商業地区となっているこの場

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【香港旅行記③-1】故人に魅せられて

【香港旅行記③-1】故人に魅せられて

全てを飲み込むバケツ/白昼を歩くネズミ

 3日目朝、幾つかの飲食店で食事をしてきて分かったことがある。それは、「香港人はめちゃくちゃ食べ物を残す」ということ。だいたいどこのお店に入っても、食べ残された食事が、帰らぬ主人を辛抱強く待っている。やがてテーブル上にそれらが溜まってくると、どこからともなくおばさんが登場し、20Lくらいはありそうな片付けバケツを引きずりながら、食器と残飯を分け隔てなく突っ

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【香港旅行記②-2】山肌を固めた人々

【香港旅行記②-2】山肌を固めた人々

海の見える墓園へ

 華人基督教墳場という墓園に着くと、入り口には警備員のような人がいるし、開門時間まで定められていた。事前に知らなかったのでびっくり。少し身構えたけれど、何事もなく通してくれた。裸足サンダルで一眼レフカメラをぶら下げた男を、見咎めないで入れてくれた警備の人に感謝。

 門をくぐると、H型鋼で作られた大きな十字架が見える。ここは基督という名の通り、キリスト教の墓地なのだということが

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【香港旅行記②-1】立体迷路に殺されかける

【香港旅行記②-1】立体迷路に殺されかける

ドミトリーでの心得

 昨夜は驚くほどの快眠ができて、目覚ましなしで朝八時ごろにばっちり目が覚めた。2段ベッドの数が3で、泊まれる人数は6人だが、ルームメイトは僕を含めて4人だった。
 そのうちの一人は、夜八時半頃、早々に寝出した。僕がいるのに、黙って電気を真っ暗に消して。でも消されたのは彼に近い方の電気だったので、申し訳ないと思いつつも、僕に近い方の電気を付け直して、日記をつけたりしてすごしてい

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【香港旅行記①】垂直に暮らす街

【香港旅行記①】垂直に暮らす街

 2024年2月7日(水)、この日から一週間、旧正月の休みを利用して、香港旅行に出掛けることにした。なぜ香港か?と聞かれれば、明確な答えがある。「航空券が安いから」と「行ったことがないから」という理由である。航空券は、キャンセル保証/保険/預け手荷物などのオプションを全て捨て去りステゴロかつ、平日の昼間に出発し、祝日を一日残した夜に帰宅、という需要が低い日程で、往復36160円。わけあって、台湾か

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