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身近になって見えてきたAIのポテンシャル

 日経電子版の記事【歯科医を変えるAI、詰め物設計1回 虫歯もすぐ発見】では、歯科医療の現場で導入・開発が進むAIがリポートされています。



 この記事で最も印象深いくだりは、次の一節ではないでしょうか――

(記事より)「虫歯1本の治療は早ければ30分程度。1度の来院で治療が終わるのは患者にとって大きなメリットだ」



 このような驚くべきUX(ユーザーエクスペリエンス)の向上を実現するAIとは一体いかなるものなのか、さっそく記事からその実例を拾ってみると――

歯科医療で活用されるAI(開発中含む)

① 3D技術で⇨元の歯を復元する設計。

② X線の読影技術で⇨初期段階の虫歯もすぐ発見。

③ 歯並びをスキャンし⇨3Dデータ化して⇨かみ合わせのシミュレーション
 ・虫歯になる前の状態を予測。

④ スマホで撮った歯茎の写真で⇨歯周病リスクを判定。

                              など



 これらから浮かび上がってくるのは、歯科医療以外の他の様々なシーンにも共通するAIの4つの大きなポテンシャルではないでしょうか――

▶AIの4大ポテンシャル

(1)業務の効率化

(2)業務のスピードアップ

(3)ユーザー(患者など)の負担軽減(治療回数の減少・早期発見
  など)


(4)事後処理から予防へのシフト



 近年続々と身近なモノになりつつあるAIを通して、そのポテンシャルの高さが見えてきている、と言えるのではないでしょうか。AIの普及が一気に加速しそうな予兆を感じます。




(付記:2020年5月19日、皆様のおかげをもちまして、noteへの連続投稿が500日を達成できましたことに、改めてお礼を申し上げます。下記の拙稿で振り返りをしています。




連続投稿518日目。
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