《連続投稿472日目》AIロボットで自動化のポテンシャル
日経電子版の記事【ホクト、シイタケ栽培でAIロボット導入】では、シイタケ栽培で形の良いものを選別する「芽摘み」の作業にAIロボットを導入したことがリポートされています。
さっそく、記事からそのポテンシャルを整理してみると――
▶(芽摘み用)AIロボット導入のポテンシャル
①『省力化』
(従来)従業員30人を配置し、1回の作業に1人あたり2分程度かかる。
(導入後)ロボットの補助をする従業員6人。ロボは十数秒で選別。
②『効率化』
芽摘みの際にデータを取得し⇨良質なシイタケができた条件など
を分析して⇨栽培部屋の光の当て方・風の流れ等をカイゼン⇨将来的
には工場全体を自動化するシステムも。
こうしてみると、AIロボの導入、AIロボによる自動化には、単なる省力化を超えた、カイゼンの効果があって、持続的に効率化が進行していくという決定的なポテンシャルがある事が分かります。
単に同じ作業を反復するだけでなく、その作業を通して得たデータを使って全体を最適化する力のあるAIのポテンシャルが良く分かる事例だと思いました。
▶ AI(ロボット)による自動化
=省力化+継続的な効率化
⇨全体の最適化
《当ページにご来訪いただき、ありがとうございました!》
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