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Sansan株式会社のオウンドメディア「BNL」で執筆した記事。サイト閉鎖に伴い随時転載しています
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#イノベーション

『進撃の巨人』の編集者と音楽史上No.1のプロデューサーに学ぶ、Think Differentのフレームワーク

『進撃の巨人』の編集者と音楽史上No.1のプロデューサーに学ぶ、Think Differentのフレームワーク

新進気鋭の若手研究者3人が「Think Differentとは何か?」をテーマに考察を重ねたセッション。レポート最終回となる今回は、法政大・永山晋のパートをお届けする。

前・中編で紹介した石川善樹、西田貴紀の話から、Think Differentするためには、①アップグレードの前にアップデートする必要があること、②アップデートする際には一人(または少人数)で考えるプロセスを踏む必要があること──

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「とりあえずブレスト」の前に。Think Differentは孤独を受け入れるところから

「とりあえずブレスト」の前に。Think Differentは孤独を受け入れるところから

昨日公開した前編に続き、「Sansan Innovation Project 2019」内のセッション「Think Differentとは何か?」のレポートをお届けする。

前編で石川善樹は、歴史上もっとも偉大な日本人である松尾芭蕉から抽出した「日本的Think Different」のフレームワークを、①まずアップデートし、②その後アップグレードする──という2段階のモデルとして表現した。

しか

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芭蕉に学べ。「日本的Think Different」の方法

芭蕉に学べ。「日本的Think Different」の方法

あらゆるビジネスはコモディティ化の道を進み、やがて激しい競争に巻き込まれる運命にある。ライバルと同じことを考えていてもそこからは抜け出せない。そこではいかに「人と違うことを考える」かが重要になる。

しかし、そのためには「人と違うことを考える」とはそもそもどういうことかを知っていなければならない。「Sansan Innovation Project 2019」内のセッション「Think Diffe

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問われているのは役職ではなく存在理由。パーパスの時代における究極の自己紹介とは?

問われているのは役職ではなく存在理由。パーパスの時代における究極の自己紹介とは?

3月14日、15日に都内で開催されたカンファレンス「Sansan Innovation Project 2019」から今回は「自己紹介のイノベーション」と題されたセッションの内容を前後編でお届けする。

自己紹介になぜイノベーションが必要なのか。誰もが当たり前に行う自己紹介という行為だが、「実はそんなに簡単なものではない」と登壇者の一人・横石崇は言う。

そもそも人はなぜ自己紹介をするのか。古今東

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