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【実録 / 1.3万字 / 昨年比38倍成長】SaaSスタートアップ創業2期目の軌跡【第二弾 / 前編】

2019年8月1日に創業したQuickWorkは、第二期・上半期の最終月である2021年1月でメンバー数50名まで拡大し、企業売上としても昨年同月比38.4倍の急成長(※1)を遂げることができました。
※1 2021年1月時点での前年同月比の売上成長率

また、前回記載した創業後1年間(2020年8月〜2021年7月)の試行錯誤をまとめた「創業1期目の軌跡」はnote内で1000件のいいね突破を超える程の反響がありました。

起業は創業初期であればあるほど情報戦です。「知ってる」「知らない」で経営状態が大きく左右されることが非常に多く、他の起業家にとって有意義な情報源となるよう、事細かに言語化してまとめていったところ、1.3万字と割と長めの文章になりました。(自身の振り返りとしても大変有意義な時間となりました。)

■創業1年半で得た実績まとめ
・外部資本0で黒字化(SaaS)
・利用企業6500社突破
・シード期 / シリーズAの資金調達をスキップ
・コロナ化で成長し続けている企業「Fast Movers」選出(国内138社)
・日本の人事部「HRアワード入賞」
・営業支援SaaS「顧客満足度No.1」獲得
・経産省から「IT導入補助金」対象事業者として認定

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■noteを書こうと思った背景
創業からの企業の存続割合は5年経過後約40%、引用:【経営コラム】創業5年の生存率が深刻に低い本当の理由)です。100人起業家がいれば約60人は5年以内に倒産廃業になってしまいます。会社経営を初めて1年半経過して感じたのは、事前に知っていれば適切に対策を施すことでリスクを回避できることが沢山あるということです。勇気を出して1歩踏み出し起業にチャレンジする方が、本記事を読んで頂き、少しでも参考になれば嬉しいなと思いnote書くに至りました。

■想定読者:
・将来独立を検討している方
・創業期のスタートアップ経営者
・PL責任者
・新規事業に携わっている方全般

2期目前期の6ヶ月間は起業家→経営者への転身が求められる期間でした。自分がプレイヤーとして手を下すのではなく、組織として機能させていくためにどうすべきかを考え続けた半年間となりました。具体的には「決算」「MVVの浸透」「オペレーションの構築」「標準化」「分業体制の構築」「社外広報」「競合優位性の追求」「新規事業開発」「1on1による対話」「採用活動」など1期目にそれほど注力していなかった業務に自分の時間を費やすこととなりました。

その6ヶ月間の試行錯誤、QuickWorkでの2期目の出来事について時系列(各月ごとに)で記載しております。まとまった時間が確保できない方は月毎に分けて読み進めると良いと思います。(読了時間目安:20分)

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