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#こよいお月見

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お互いの距離を保ちながら皆との共通体験が楽しめる行事とも言える「お月見」。このマガジンでは 私たちOTSUKIMI.の取り組みをはじめ、お月見に関する投稿をまとめています。
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#お月見

かぐや姫の真相 【創作】

「みー、気がついちゃった!かぐや姫さんって、月に帰ったんじゃなくて、もしかして死んじゃったんじゃないの?!」 衝撃的な推理を披露したのは、小学校に入ったばかりの娘だ。このごろは涼しくなって、学童からのお迎えも楽になった。 娘は、”得意げ”を顔に描いたかのように、目が大きくなって、鼻の穴も広がっていた。超常現象を信じないとか、怖い話が嫌いとか、そういう類の発想ではなくて、何か真相を暴いてしまったかのような口ぶりだった。 「そんなことないと思うけどね・・・どうして、みーちゃ

ナシナシの組み合わせは、アリアリのアリだった。

ふふふ...。届いた...。 届いてしまった。 待ちわびていた「こよいお月見」が...。 「こよいお月見」は、渥美まいこさんが主催する"新しいお月見"あらためOTSUKIMI.さんと、クラフトビールが定期便で届くサブスクサービスを行っているOTOMONIさんのコラボレーションによって誕生したウィートエールである。 ウィートエールってなんだろうと思って調べたところ、小麦をベースに作られたビールとのこと。 ほへぇ〜。そうなのか。 好きは好きだがビールにまったく詳しくない"飲み

月の姿を伝えたくなる人がいるということ

綺麗な月を見ると、思わず誰かに伝えたくなるのはなぜだろう。 まんまるの満月、くっきりと見えた三日月、あたりの雲を羽衣のようにまとった幻想的な月、手が届きそうなくらい低いところにある大きな月。 月はいつもそこにあり、普段は気にも留めていなかったりするくせに、ふと夜空を見上げて月が綺麗だと、人は誰かにそれを伝えたくなる。 その誰かは、美味しいものを食べた時に「一緒に食べたいな」と思い浮かべる人だったり、かつて一緒に月を見上げた人だったり、月の力を借りてなんらかのやり取りをす

じふごや まんぐゎつ

 こよいお月見!  月を待たずにお団子を食べてしまったのはわたしです。    さて、素敵な辞典があることを教えていただいて、むずむずして買ってしまいました。  すっばらしく楽しめます。    早速これで「まんげつ」をひいてみますと(抜粋)    昨年、ぼんやりRADIOさんと作った作品(ちゃっかり)  こよいお月見!  お天気だといいですね。

あなたの暮らしにお月見を。改めまして、[OTSUKIMI.]です

日本に古くから伝わる年中行事の「お月見」。 秋の収穫を祈る風習と、中国から伝わった貴族を中心に流行した月を愛でる文化が融合した、日本独特のイベントです。 秋の訪れを感じさせ、ひとりでも家族でも、大人も子どもも楽しめる「お月見」は、離れていても同じ月をみることで共通の体験が作れることから、他のイベントとは違った魅力に溢れていると、私たちは感じています。 そんなお月見の面白さをたくさんの人に知ってほしいよね、という軽い動機で始めた「新しいお月見プロジェクト」。BarBossa

お月見の設計図 #0

「今の暮らしに溶け込むお月見を提案していきたい」。そんな想いから始めた新しいお月見プロジェクトは2022年に向けて少しずつ動き出しています。 noteでは定期的に考えていることやアクションについて、ご紹介していきたいと思います。 改めてゴールの設定。みんなで同じ方向を向くためにはゴール設定が欠かせません。 目指すは「お月見を年中行事として定着させる」。ゴールまでの到達レベルはバレンタインの市場規模やGoogleでの人気度とおきました。 「イベントとして定着」の定義は、定

<三日月賞>のスパイスティー

以前、参加していた「新しいお月見」コンテスト。 ありがたいことに<三日月賞>をいただき、今日、賞品のスパイスティーが届きました。 「からだに溜まった余分な熱を取りのぞくティー」だとのこと、まだ暑さが残る今の時期、とても嬉しい効果です。 スパイスティーには月のコラムが添えられていて、十五夜が過ぎてからもまだまだ月を楽しむことができそう。 同封してくださったカードも美しく、どこに飾ろうか迷い中です。 息子たちが独立してからのお月見はいつも、お団子を供えるだけの静かな行事だった

新しいお月見🌕 第2回お月見コンテスト受賞者発表🎉

2021年8/15〜9/15に実施したお月見コンテスト。合計120作品以上ご応募いただきました。ご参加いただいたみなさま、スキを押してくださったみなさま有難うございました!改めてこの記事では、受賞作品を紹介します! 🌕満月賞●賀古遥さん 🌙三日月賞※順不同の紹介となります。 ●岡根谷実里 | 世界の台所探検家 さん ●穂音(ほのん)さん ●水野 うた さん ●Marmalade さん ●香紡縁 KOUBOBEN・岡本英子 さん ●野やぎ さん ●滝川1019

SNSで見かけた中秋の名月&月見だんご

昨夜は中秋の名月でした😊 中秋の名月が満月になるのは、8年ぶりなんですね~ 「中秋の名月」に関するnoteの記事や、SNSで見つけたキレイな月の写真をまとめてみました。 中秋の名月とは?こちらのnoteの記事に、「中秋の名月」について説明があったので、引用して紹介します。 「中秋の名月」=「十五夜」なんですね。 コンパクトデジカメで撮影した中秋の名月コンパクトデジカメでも、こんなにキレイに満月の写真が撮れるんですね! フォトグラファーが撮影した中秋の名月フォトグラ

#新しいお月見 月にまつわる短歌8選

こんにちは。左右社編集部の筒井菜央と申します。 短歌、俳句、川柳など、短詩型文学にまつわる本を主に担当しています。 このたび、中秋の名月にあわせて「新しいお月見プロジェクト」さんから、月にまつわる記事を書いてみませんか?とお声がけいただきました。このプロジェクトは、古くからの年中行事である「お月見」を、現代の暮らしに溶け込ませてみよう、という試みとのこと。 世に「花鳥風月」という言葉があるように、月と文学は昔から切っても切れない関係にありますよね……ということで、今回はこ

9/21日20時スタート!🌕🌾 コンテンツのお品書きです

2021年の中秋の名月・十五夜は、明日9/21(火)! この日は20:00〜「オンラインお月見会」をYouTubeのライブ配信で行います。視聴はもちろん無料です。ぜひ一緒に月を見上げ、画面越しですが乾杯しましょう。 この記事では、お月見会の配信内容を”お品書き”としてご紹介します。メンバーや関連記事もお読みいただけると一層、ライブ配信が楽しくなるはずですよ♪ オンラインお月見会 概要開催日時:9/21(火)20:00〜21:10ぐらい  視聴方法:YouTube 視聴UR

こんな時だし、家でお月見を楽しもう

皆様こんばんは。私、一昨年ぐらいから十五夜が楽しみになったってこと思い出しました。 今年の十五夜は何日かな?なんて、8月越えた9月ぐらいから楽しみになっていて。今年は21日です。お天気はどうなんでしょう。 一昨年だったか、行けなかったのですが渋谷のbar bossaでお月見イベントが開催されました。 その時、友人二人が確か参加したのですが、お月見の名の下に集った人たちは、なんか幸せそうです。 みんなで一緒に月を見る、ただそれだけなのに何故か、ワクワクします。例えばです

お月見の年表と、なぜ月餅は日本で定着しなかったのか

月見団子とススキを飾り、満月を楽しむ、といった伝統的なお月見は江戸後期に形成されました。ではどのような変遷をへて、このような行事に進化していったのかを、現状わかる範囲でまとめてみました。 また、追究していくと見えてくる問い「中国や台湾、ベトナムの中秋節では欠かせない月餅が、なぜ日本で定着しなかったのか」という点も、あくまで現状の整理ではありますがまとめてみました。 参考にした書籍はこちら。『たべもの史話』(著:鈴木晋一氏/小学館ライブラリー) この書籍を参考に整理してみま

秋の夜長のお月見さんぽ 《月に願いを》

仕事帰り、自転車を走らせていると、 草むらから鈴虫の合唱が響きます。 リンリン リンリンリン ひんやりとした秋風が肌をなでます。 サラサラ サラサラサラ 窓の灯りが幻想的な、電車が通り過ぎていきます。 ガタンゴトン ガタンゴトン 暗闇が世界を覆ってしまう夜は、 五感が敏感に働き、心もちょっと繊細に。 このわくわくするような、くすぐったいような 秋の夜ならではの感覚を、通勤という日常に 閉じ込めておくのはもったいない。 そうだ、もうすぐ十五夜だ。 秋の夜を感じな