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マッシュポテトを練り込んだパンは2倍美味しい。

ピタパンを焼きました。

いえ、本当に焼きたかったのはイングリッシュマフィンなのです。

厚みがあって、フワフワしていて、フォークやナイフでザクザクと半分に割って、お肉や野菜、チーズを挟んで食べるあのマフィンです。

でも、オーブンから出した時から

「あれ、何だか薄いなぁ。」

と感じていました。

「焼き立ての写真を撮らなくちゃ。」

急いでバタバタと準備をして、パンのところに行ったら、もうすでにピタパンになっていました。

「何なの〜、これー」

思わず叫びました。
(パンを焼いている時は、心の声がよく口に出ます)

パンの中のこもった蒸気がプシューっと抜けてしまったようです。

パン生地自体に蒸気を支える力がなかったのでしょう。

食パンで言うなら、腰折れというやつです。

なんでこんなことになったのか・・・。


生地にじゃがいもを入れたからなのです。

イングリッシュマフィンを焼きたいな、じゃがいもパンも焼きたいな。

そうだ、合体しちゃえばいいんんだ。

単純にそう思って焼いたのですが、じゃがいもを入れると水だけで捏ねる生地と違って比重が変わってくるので、水分量を調節しなければならないのですね。

さすがに大胆過ぎました、反省。

でも、このピタパンも悪くない。

平焼きパンみたいで、食べやすいのです。

でんぷんの効果による日本人の好きなもっちり感もあり、一枚食べただけでもしっかりと満足感を感じられます。

そのままで食べても美味しいけれど、すこし表面がカリッとするまでリベイクしてバターを乗せて食べると、まるでじゃがバターのような風味を感じられます。

パンの美味しさとじゃがバターの美味しさで二回、楽しめます。

ぜひ、お試しください。

材料

強力粉  150g
じゃがいも 1個(60~70gくらいのもの) 
じゃがいものゆで汁 53g
牛乳 20g
砂糖 10g
イースト 1.5g
塩 3g
バター 10g

➀じゃがいもは皮をむき適当な大きさに切って、柔らかくなるまでゆでる。

②ゆで汁は計って取っておく。

③茹でたじゃがいもは粉吹きいもにして水分を飛ばし、潰したら冷ましておく。(粗めに潰す程度でもOKです)

➃ホームベーカリーに塩とバター以外の材料を入れ、3分回す。

⑤塩を入れて10分間回す。残りの4分辺りで細かくカットしたバターを加える。生地完成したらボールに移す。

➅2倍の大きさになるまで、一次発酵させる。

➆フィンガーチェックをする。(こちらはもう少しかな)


発酵状態がよければ生地を台に取り出し
4分割し、軽く丸めて20分ベンチタイムを取る。

➇生地のガスを抜いて、丸く成形したらオーブンシートを敷いた鉄板に並べて二次発酵開始。

➈1.5倍ほどの大きさになり、生地が空気を含んでふんわりしてきたら発酵完了。オーブンを200度に設定し予熱開始。

➉生地を並べた鉄板をオーブンに入れ、生地の上にもう一枚鉄板を乗せて200℃で12~13分焼成。

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