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自分のこの脚で生きていく

前回からの続きストーリーとなっています。
まだご覧になってない方はぜひお読みくださいね^^

✮第1話  田舎の大将
https://note.com/atsucoco55/n/n67fdd0b6502e
✮第2話 4歳児、異例の骨切り手術https://note.com/atsucoco55/n/n7d5a2b243397
✮第3話 痛み、入院、ギプス…〜アフター手術〜https://note.com/atsucoco55/n/n27aa63caed32
✮第4話 健康オタクへの目覚め
https://note.com/atsucoco55/n/ncbd3e8d89f57
✮第5話 30年の時を経て、事件は起こったhttps://note.com/atsucoco55/n/nfea19b5a6e26
✮第6話 ふつうのお母さんじゃなくてごめん
https://note.com/atsucoco55/n/n67ef17640664
✮第7話 ただ、がむしゃらに
https://note.com/atsucoco55/n/ndc30453fb1b4
✮第8話 カイロ資格取得へ
https://note.com/atsucoco55/n/na4521d596bc2

✮第9話 見えない世界への扉
https://note.com/atsucoco55/n/ne1c58f7ac594

ヒーリングへの世界に飛び込んだAtsucoだったが

ヒーリングの学びとは
決して楽しいだけで終わる単純なものでもなかった

それはもうまさに修行に近い感覚で
日々の出来事として
次々と乗り越えるべき課題のように現れ
それまで生きてきて体験しなかったような現実に
しばらくの間悩まされたこともあった。

次第に五感が研ぎ澄まされていき
以前には感じることがなかった
場の居心地の良さに気づけたり
自然や天候や周りの人たちへ感謝の気持ちを持てたり
自分の内側で着実に何かが変わっていくのを感じる日々だった。

自分の本質と真っ向から
向き合わなくてはならないこともしばしばあった。

そのプロセスでは感情がもうぐちゃぐちゃで
怒り、悲しみ、恨み、嫉妬、喜び…
すべて味わったように思う。

そんな修行の日々の中で
スクールの講師も務めていた
大先輩のヒーラーさんに真剣に怒られることもあった。

40歳を過ぎて真剣に怒られる経験は
それほど数多くはないに違いない。
(実際けっこう驚くし凹む体験)

その方にAtsucoは
「あなたはずっと反抗期ね」と言われた(笑)

まさに正解…

思春期以降のAtsucoは
先生と呼ばれるタイプの人が基本苦手だった。

学校のルールとか自由を縛られるのが死ぬほど嫌で
組織や集団に属することが向いていなかったのだろう。

あたり前だが、先生方には好かれなかった…

それを一瞬で見抜かれてしまったのだ!

当時もAtsucoはまだまだ未熟だったもので
その大先輩のヒーラーさんに対しても
またへそを曲げたw

ただ実際現実ではAtsucoは腹を立てているのに
(自分が一番驚いたが)涙がじわーって出てきのだ。
それからも涙が流れ出てきて…

このとき初めて
この大先輩のヒーラーさんから大きな愛を
Atsucoの魂が受け取ったんだと気づいた。

Atsucoの脚のこともすべて理解していて
「脚のことでこれまでたくさん苦労をしてきたのね」
と言われた。

その後
衝撃発言が飛び出した

「その脚はあなたにとってギフトなのよ」

何度も言うが(笑)
そのときもAtsucoはまだまだ未熟者のため

「ギ、ギ、ギ、ギフトーーー!?」

「何でギフト??こんな脚のせいで
 ずっとずっと遠回りしてきて
 まだこれからどうなるかもわからんのに
 ギフトーーー??」

正直意味がわからなかった。

最後にもう一言
「でも、もうすぐ脚のことは気にならなくなるんじゃないかしら」
と言われてそのときのセッションは終了しました。

何とも言えない
またもや不思議な感覚のままそのときは終わって
それから少し月日が経過した後
「ギフト」の本当の意味に気づくことになる。

果たして「ギフト」の本当の意味とは何だったのか?
Atsucoの脚の経過はどうなったのか?

次回につづく…

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