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夫婦カウンセリングを受けようか悩んでいるあなたへ。
夫婦関係に悩んだとき、カウンセリングを受けようかと思う方は多いですが、実際に行動される方はそんなに多くありません。
夫が行ってくれない。妻が行ってくれない。
自分が病人のように思えて行きたくない。
よく知らない人間に自分の何がわかるのか。
いろんな理由がありますが、カウンセリングにためらう方は多いです。
ですが、ぼくは夫婦関係に悩んでいるならば、一日でも早くカウンセリングを受けられることをおすすめします。
なぜなら、夫婦が自力で関係性を変えるには、できることが限られているからです。
◇
夫婦関係に悩む方の多くは、道に迷い行き止まりで立ち往生している状態にあります。
何を言ってもダメで、お互いにどうしたらいいか分からない。完全なる袋小路に入り込んでいる。
もう離婚するしかないのか?
他に好きな人を作るしかないのか?
子どもが巣立つまで仮面夫婦のままなのか?
そんな思いが頭の中をグルグルしているはずです。
でも、実際にはそう「思い込んでいる」だけで、他に手段はあるんです。
その袋小路から抜け出す方法はあるんです。
ただ、当事者だと周りが見えにくく、(こうするしかない)と思い込みやすくなりますよね。
ぼくの周りには定期的に臨床心理士さんのカウンセリングに通われている方が多くいますが、ご感想を聞いていると(これは家庭ではできないな)と感じることがいくつかあるんです。
例えば、頭ではなく心で話すこと。
ぼくらはつい、ああすべき、こうすべきと頭で考えがちですよね。
夫婦のお互いの過去の言動について、「ああすべきだった。こうすべきだった」と、反省という形で振り返りがちです。
パートナーとの会話の中でもありますよね。
夫婦喧嘩がどんどんヒートアップし、いくら謝っても、いくら対応策を伝えても、喧嘩が終わらない。
むしろ、ひどくなっていく。
こういうケースの場合、相手が求めているものが「理屈」ではなく「感情」であるにも関わらず、「理屈」を与え続けているということが多いです。
そして、不満を抱いている方もまた、自分が「感情」を求めていることに気がついていないんです。
寂しかったこと。辛かったこと。そういった気持ちに寄り添って欲しかった。理解して欲しかった。
違う人間なのだから、まったく同じ意見を持つこと(同感)はできないかもしれないけど、相手のその感情に賛成も反対もせず、ただ「そうだったんだね」と理解を寄せることはできるはずです。
ですが、お互いの気持ちを長年受け止めてこなかった夫婦の場合、それが難しいのです。
また、自分の中に眠る「気持ち」を自分で掘ることが難しい人もいます。
この場合、パートナーがその気持ちを掘ってあげることができればいいですが、多くの場合はそれも難しいです。
それができていれば、もっと早く関係は改善できていたはずです。
これは一種のトレーニングなんだと思います。
自分の気持ちを掘り出し、頭ではなく心でそれを感じ、相手に伝わるような言葉に変換して伝える。
家庭でそれができないからこそ、夫婦の溝が広がっていくんです。
カウンセリングの場ならば、カウンセラーの力を借りて、自分の心の中に降り立っていくことができます。
一人では気付けない感情を、パートナーへの忖度なしに、外へと出すことができるんです。
夫婦セッションを重ねることで関係性は改善しやすくなりますが、一人でカウンセリングを受けても、だいぶ気持ちは落ち着きやすくなります。
実際、一人でカウンセリングを受けたことで、冷静に自分の気持ちや今の状況を見つめることができ、これからどうするかを考えやすくなったという方もいらっしゃいました。
また、夫婦セッションならば、普段パートナーに言えないことも言えますので、溜まっていたネガティブな感情を昇華させやすくなります。
トラウマ治療専門家の矢野さんは、「夫が妻にトラウマ体験を負わせた場合、妻の心の傷を夫が理解し、そこに共感を寄せることで、傷が癒やされていく」と言いました。
産後クライシス、性の問題、言葉を含む家庭内暴力。
人には言えない課題を抱えている夫婦は多いです。
慣れないカウンセリングに躊躇するでしょうし、パートナーが乗り気にならないケースもあると思いますが、一度ご相談されてみることをおすすめします。
今のその袋小路から一歩抜け出すことはできると思います。
パートナーが乗り気じゃなくても、一度行くと変わるという人もいます。
それから、やはり定期的にカウンセリングに通われている人の方が、関係改善のスピードは早いです。
あと、カウンセラーを選ぶ際は、臨床心理士の資格を持ち、大学や大学院で専門の学問を学んだ方を選んでください。
ホームページを見ると大体書いてあります。
ぼく、数万円で取れる心理カウンセラーの資格を持っているんです。ですが、実際に臨床心理士さんとお話ししてわかりましたが、そんな資格なんの役にも立たないんですよね。
知識、勉強量、熱意が全然違います。
どこの誰に相談すればいいかわからない場合は、cotreeがおすすめです。
メールとビデオ通話がありますが、実際に両方受けられた方のお話しだと、メールだと同じ話を繰り返すことになり、なかなか相談が進まないようです。
直接話せるビデオ通話の方がよかったようです。
お近くの方は、ぼくのポッドキャストに何度か出演いただいている東銀座の上遠文恵さんもおすすめです。
少しでも参考になれば幸いです。
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