リョウ

リトルトゥース。北海道生まれの20代後半。この世でいちばん好きなものはネコ。嫌いなもの…

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リトルトゥース。北海道生まれの20代後半。この世でいちばん好きなものはネコ。嫌いなものは二日酔い。好物はビールと餃子。たまに飲みすぎる。

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おもしろいこととは ~若林さんと青銅さんの対談をきいて~

自己紹介のプロフィールにも書いてあるが、わたしはオードリーのラジオが好きだ。 そのオードリーがラジオのイベントで、ラジオ開始15年を記念し2024年に東京ドームでライブをする。 それをきっかけに、オードリーがYouTubeを始めたのだが、そこで若林さんと藤井青銅さんという構成作家の方が対談するという動画があがった。 対談そのものが終始おもしろかったが、そのなかでもわたしはひとつ、「チクッ」ときたおはなしがあった。 おもしろいはなしとはなにか、という話題である。 …

    • 人格が増えた

      10ヶ月ぶりに日本に帰国した。 帰国直前。久しぶりに友人や彼女と会える。楽しみで仕方がない。 だが、そんな私に1つの懸念があった。 わたし、めちゃめちゃなまいきになってないかな … モロッコ人。 空気を読んでくれるなんてことは、ない。 やってほしいことは、ちゃんと言わなければならない。嫌なことは、はっきりとNoと言わなければならない。 腹が立つことをされたら、怒りを表現しなければならない。 日本では暗黙の了解のようなことになっていることも、しっかりと意思を表

      • 「価値観」というもの正体

        「海外にいったら価値観が変わった〜キャピキャピ」 昔はこういう人を見て、「クソ!!キャピキャピしやがって!!!」と思っていたが、あながち馬鹿にできないと最近は思う。 *** 「自分の考え」というのを把握できているだろうか。 正確にいうと、「自分の考えていること」と「社会が考えていること」を区別することができるだろうか。 人間、自分自身で考えていることというのは、かなり少ない。 「自分の考え」と思っていることの大半が、「自分がいまいる社会が考えたこと」だ。 A

        • 海外生活における「ショック期」 ~ 旅はいつだって「ハネムーン」 ~

          モロッコでの田舎生活がはじまり、8ヶ月。初めて自分の家に日本人のお客さんが来た。 彼はいま世界一周に挑戦していて、1ヶ月半ほど前にたまたまモロッコの違う街で出会った。 そのときに「この街に住んでいるので、もし良かったら来てくださいね〜」と声かけたのを覚えていて、実際に来てくれた。 彼はとてもいい人だ。 わたしよりもひと回り年上で、世界一周旅行のお話も、日本での仕事のお話もとてもおもしろい。 そんな彼は旅のモットーとして、「人との関わり」や「現地のローカルな体験」を重視

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        おもしろいこととは ~若林さんと青銅さんの対談をきいて~

          日本が世界的に非難されていること

          1 jour 1 actuを知っているだろうか。 これはフランス語を勉強するのに、とても素晴らしいサイトだ。 さまざまな興味深いトピックについて取り上げて、フランス語で記事や動画を用意されている。その1トピックが1分くらいで読み終わるので、集中力がないわたしにはピッタリ。 そんな非の打ち所がない1 jour 1 actuだが、最近動画にて、あるトピックが取り上げられた。 タイトルは Pourquoi les Japonais chassent-ils la balei

          日本が世界的に非難されていること

          サッカー日本代表戦のレーザーポイント問題と異文化理解

          W杯アジア最終予選、日本 vs バーレーン 結果は5 - 0と日本の大勝となったが、この一戦のなかで、ネットで物議を醸していることがある。 上田綺世選手がPKを蹴るときに、それを邪魔するためにバーレーンサポーターから、レーザーポイントが当てられていた。 ネットではこれに対して非難轟々。 まだ上田選手がPKを無事きめたから良かったものも、外していたらネットはさらに荒れていただろう。 さて、わたしはモロッコという、バーレーンと同じく中東に分類される国に住んでいる。 そ

          サッカー日本代表戦のレーザーポイント問題と異文化理解

          海外経験というものについて

          「若いうちに、いろんな経験をしたほうがいいよ」「いろんな経験をしていた方が、人として厚みが出るよ。」 そういう言葉がきらいだ。無責任だろ、と。 とくにそのなかでも、この言葉を聞くと、よく腸を煮えくり返らせていた。 以下は、上記の言葉を聞いた際の、当時のわたしの感情である。 … ということで、わたしは26年間海外に行ったことがなかった。 しかしそんなわたしが、26歳と半年くらいのタイミングで、縁がありモロッコで生活することになり、7ヶ月が経った。 そんなわたしが、

          海外経験というものについて

          気をつかうわたし、優しいモロッコ人

          この1ヶ月間、モロッコの北から南、西から東までさまざまなところを旅行した。 現地で友達と会うことはあったが、基本はすべて1人旅行。 わたしは一人旅行が好きだ。 予定を組むことが苦手なので、人に気をつかわずにプラプラできるのがいい。 日本人は一人旅行している人も多いし、この意見に共感してくれる人も多いとおもう。 でもさいきん、モロッコ人と話していて、こういうやり取りが多いことに気づいた。 … そう、一人で旅行してきたというと、驚かれるのだ。 一人で旅行する文化が

          気をつかうわたし、優しいモロッコ人

          自分をよく責めてしまう人に、「プチ旅行」のススメ

          日常生活はじょじょに凝り固まってくる。 「慣れる」ともいえるとおもうけど、これは絶対に避けられない。 最初は刺激的で、いろんなことに驚いていたモロッコ生活でも、3ヶ月でまじでぜんぶ慣れた。初海外にも関わらず。 はなしをもどす。 凝り固まった日常生活が、心地よいものならいいけど、イライラしてしまう人や出来事と関わらなきゃってことは多い。 でもまいかい腹を立てていると疲れるし、こっちが損した気分になる。なので、がんばって相手のいいところを探そうと試みる。 でもたいてい

          自分をよく責めてしまう人に、「プチ旅行」のススメ

          「ちりつも」を上手に伝えるのはむずかしい

          「塵も積もれば山となる」 この言葉考えた人、ほんとうに天才。 派手な失敗や不幸は、そりゃ起こったときには足元がグラグラ揺れ、景色がたちまちゆがみ、視界もまっくら、冷や汗だくだく。。。 そしておもう。もう終わりだ、、、と。 でも、人間以外と(というかほぼ絶対)終わらない。 このような出来事は、突風のようにやってきて、満足いくまで揺さぶると、突風のようにまたピューンと過ぎ去っていく。 そして、いい経験・教訓になるのだ。 なんなら会話のネタにできる。見た目が派手な分、

          「ちりつも」を上手に伝えるのはむずかしい

          海外で生活をして、やっと自分の人生を肯定できてきた

          2020年3月に大学を卒業して、北海道から東京に就職した。 そして、2020年5月に仕事を辞めた。 別に深い理由はなくやめてしまった。大学生気分が抜けていなかったという感じだろう。 親に仕事をやめたことは言えないので、北海道にかえらず、東京にのこった。 元々大学生だったのでもちろん貯金はない。そのうえ収入源もない。 そこから約4年、本当にがむしゃらに生きた。 いろんなことに手を出し、住む場所も転々とし、お金も借金をしながら、常にギリギリだった。 一方、友人たちは

          海外で生活をして、やっと自分の人生を肯定できてきた

          日常のチクッとすること

          現在、モロッコの比較的小規模の都市に住んで3ヶ月ほどになる。 まわりに日本人はおろか、アジア人もいない。 望んでいなくても、注目の的になってしまう。 ダル絡みされて、面倒くさいことも多い。 このダル絡みが、あらためて結構むずかしい。 住み始めて最初のほうは気にならなかったのだが、むしろ最近、少しイラッときてしまうのだ。 あいてからしたら、悪気はなく、珍しさや興味本位でちょっかいを出してきていることが多い。 あいてにとっては、わたしにちょっかいを出すことは初めてのこ

          日常のチクッとすること

          (犠牲)noteを書くためのnote

          文章を書くことは難しい。 あぁ、noteに書きたいなぁ、、、ということが思いついても、文章を書きおこし、まとめる作業はわたしにとっては時間がかかる。 だから「時間があったら書きたいこと」としてストックする。 でも、ストックだけが貯まる一方。 noteを書く期間がしばらく空くと、どうしても再度、書き出すことが億劫になる。 なんか、じょうずに書ける気がしない、という気持ちになる。 でも、一歩、グッと腰をいれて、踏み出すことをしないと、その気持ちを打破することはできない

          (犠牲)noteを書くためのnote

          ~戒め~ なんか覚えている中学生の頃の1場面。

          すごく昔の、例えば学生時代の大した事のない1場面を思い出して、「なんでこんなことを覚えているんだろう?」となることが、たまにある。 大抵は、あのときこうしていればよかったなーと、自分の中で心残りがあることだ。 中学生のとき。 わたしは、中学生のサッカー部でキャプテンをやっていた。大した実力ではないのだが、当時は選抜に選ばれたこともあり、プライドが高かった。 あるとき体育館での練習に、コンサドーレ札幌の下部組織に所属している、1学年後輩の子が遊びに来た。 その子がゴー

          ~戒め~ なんか覚えている中学生の頃の1場面。

          娯楽へのハードルが下がる

          わたしは現在モロッコの田舎に住んでいる。 あたりまえだが、日本に比べて娯楽は少ない。 娯楽は、人とはなすことと、サッカーくらい。 ここに住んでいる人たちは、ほんとうによく話す。 コーヒーを1杯だけ頼んで、カフェに平気で2,3時間、ただ友人と話す。 サッカーの人気はものすごく、試合がある日は、テレビのあるカフェは人でパンパン。 しかし、はじめは何時間もカフェにいる人たちを見て「退屈じゃないの?」とか思っていたが、徐々にそれを楽しんできている。 サッカーに関しては、

          娯楽へのハードルが下がる

          モロッコのカフェにて、殴り合いの喧嘩に巻き込まれる。 ~魅力的なフカフカ椅子編~

          UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 2nd レグ。 レアル・マドリード vs マンチェスター・シティ 日本では朝4時に試合開始で、前日から気合を入れて早寝しなければならないような時間だろう。 だがありがたいことにモロッコでは夜8時キックオフ。 ということで、わたしはモロッコの友人5人とカフェで試合を観ていた。 ちなみにモロッコ人はめっちゃサッカーが好きだ。 大きな試合が開催される日は、テレビのあるカフェはどこもパンパン。すごい盛り上がりをみせている もしモロ

          モロッコのカフェにて、殴り合いの喧嘩に巻き込まれる。 ~魅力的なフカフカ椅子編~