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自分をよく責めてしまう人に、「プチ旅行」のススメ

日常生活はじょじょに凝り固まってくる。


「慣れる」ともいえるとおもうけど、これは絶対に避けられない。

最初は刺激的で、いろんなことに驚いていたモロッコ生活でも、3ヶ月でまじでぜんぶ慣れた。初海外にも関わらず。


はなしをもどす。


凝り固まった日常生活が、心地よいものならいいけど、イライラしてしまう人や出来事と関わらなきゃってことは多い。

でもまいかい腹を立てていると疲れるし、こっちが損した気分になる。なので、がんばって相手のいいところを探そうと試みる。


でもたいてい、うまくいかない。

凝り固まってしまったものを、自発的に考え方・捉え方を変えて、印象を新鮮に塗り替えるって、たぶん超難しいこと。


でも「相手が変わらないなら、自分が変わらなきゃなのに!!なんでそれができないの!!!」と自分を責める。

そうやって自分を責めはじめてしまうと、逃げ場がなくなるような気持ちになり、自分の感情をみてみぬふりするようになる。


そして人と関わるのを恐れ、避けるようになったり、塞ぎがちになったりし、気づいたときには、日常生活がとても息がつまるものになる。


こういうこと、たまにあるよね。


でも、旅行でちがう場所にいき、ちがう人とふれあい、初めての出来事にふれると、なぜか、ふと、自分の日常生活を客観的に観ることができるようになったりする。

説明はむずかしいけど、じぶんに新鮮な空気を注入すると、なんかじぶんの中で引っかかっていたものがトゥルンと取れて、そのトゥルンが取れると、すっごく自分の生活をクリアに観れるようになる。


問題は、塞ぎがちになると、どっかお出かけしようという気持ちにはなかなかなれないということだ。

でも、重い腰をあげて、海外とか大袈裟じゃなくても、一泊二日とかで、あんま行かないところに行き、じぶんの中の空気を入れ替えるのって、ほんとうに大事なことだなって、この前実感した。


よく「他人を変えるのは難しいから、自分が変わるべき」ってきく。

まぁおおむね同意だけど、これの落とし穴は、自分を変えることも、存外カンタンじゃないぞってことだ。

そして、変われないじぶんの方を、責めてしまう。


でも、旅行っていう外からの力がじぶんに加わることで、変わろうと意識してしてなくても、コロって変われちゃったりする。


よく考えすぎちゃうネガティブな人に、プチ旅行をぜひおすすめしたい。














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