僕が、亀倉雄策さんに勝てること。ベストnote4選&闘うカード。
私が講師をつとめる、デザイン専門学校の“先生・講師のみ”の忘年会。そこに参加した。この学校は、自分の出身校でもある。となりの席に、当時、学生だった私の卒業制作担当だったT先生がすわっていた。
T先生は30年以上講師をつとめている。近況やらなんやらの後、こんな話しを聞いた。
知らんがな! とは言わず、こう返した。
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亀倉雄策とは、デザイン界でいう、北野武である。北野武さんは、お笑い界・芸能界でのトップに君臨しながら、その大元は「“笑い”という価値を世の中に築いた」ことが大きい。
同じく、亀倉雄策さんも「“デザイン”という価値を世の中に築いた」。この事実、初動、貢献度合いは、自分がいくら努力しても越えることはできない。
なぜなら、「その背中を見て、育ってきているから」だ。同じ土俵、同じ手法で闘うことは、二番煎じ以下。味も濃さも薄まる。
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じゃあ、どうやっても勝つことはできないのか? 否。(そもそも、“勝ち・負け”って判断がおかしいんだけど。ここはあえて……)
勝つ方法。「闘い方」。
これらのカードを使う。ご本人の時代、頭の中では絶対に出てこなかったカードたち。
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そもそも、「勝つ」とはなんだろう?
儲け? 名誉? ノンノン。
「(その時代の)世の中に対する、貢献度合い」である。
亀倉雄策さんは、「50年以上前」に日本に対し、真面目に「デザインの価値」を築きあげた。
「現在」、愚直に「デザイナーではない人に『デザインの良さ・意味』を伝える(= 価値)」のが私の使命である。
そして、伝え方 = 闘い方は、デザイン“表現のみ”ではいけない。別のものと掛け合わせる。それが「笑い」である。
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本年、M-1グランプリにアマチュアとして参戦して、改めて気づいた。自分は「笑い」に関して、圧倒的に“素人”なのだ。“プロ”の方々と比べ。
「デザイン × 笑い」というカードで闘おうとしている自分。「デザイン」は“プロ”。「笑い」はどうだ?
やはり、「笑い」も“プロ”の領域にしないと、絶対に勝てないだろう。
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……と、いうことで、「笑い」を“プロ”にするための準備を着々と進めています! 2019年の春より、本格的にスタートします。
2018年。振り返ると、上記に書いた「気づき」と「次につなげる動き」が大きかった。
やはり、“強み”にしようとしている部分が、“弱い”って実感している状態はどうもイカン。鍛えて、闘う! 必須。
もちろん、デザイン仕事は平行して、しっかりと続けます。「デザイン × 笑い」の2軸があって、はじめて、「自分らしく、世にデザインを伝える」の1軸が成り立つ。これが私の生きる道。
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むかし、日テレでやってた「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」だっけな。番組内のあるコーナーで、ヤンキーが大仁田厚さんに質問したんだ。
ヤンキーは、ゴリゴリの「男らしい」回答を期待している様子。大仁田さんは答える。
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さて、2018年も締めに入る。振り返り、次につなげる意味で。みなさんからの反応も良かった、下記4つ、ベストnoteを紹介しよう。
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■ 001. 透明性の時代。ロゴの制作フロー。ボクサーパンツブランド「One Nova」。:
現役大学生からのデザイン依頼。ダサいとこ、ダメなとこも隠さない。なにもかも、「むき出す」ことで「共感」につなげる。逆に、教わったことが多かったプロジェクト。
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■ 002. 現代における、“心豊か”な「収入スタイル」。デザイナーを続けるために。:
“デザイン1本で食べていく”という既成概念をすて、現代にあう、「自分らしいデザイナー」としてのワークスタイル提唱。
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■ 003. 包茎手術をしてきた、デザイナーのお話し。平成最後の夏、だから。:
「むき出す」つながりで、皮をカットした実話体験。人の轍を通らず、どのような形で貢献するか。「自分が本当に知りたかったこと」こそ、真のニーズがあるんだろう。
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■ 004. 「M-1敗退、そして、財布は盗まれた」の巻。気づき。仮説と検証。:
こちらも実話。リアルな経験から、気づきを得て、大きく人生がシフトされる。そして、物語はまだまだ続く。力強く。
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これらのnote。リアルタイムでのリアルなnote。2019年も現在進行形の動きと気づきがあるだろう。まさに、「人生」というデザイン。
広義では、みな、人生のディレクターであり、デザイナー。
人生の方向性を見極めるのが「ディレクション」。見極めた方向性を形づくるのが「デザイン」。
それもこれも、素直で、愚直で、人間くさい「デザイン」なんだ。
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本年も私のnoteを読んでいただき、ありがとうございました。画面の前のあなたさま、大好きです! いつもありがとうございます。本当に、感謝しています。無数の意味で、励みになります。
この感謝、世の中に還元します。自分の闘い方、伝え方で。
みなさんも実り多き2019年になること、心より願っています。来年も、そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします!!
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