見出し画像

豪華特急で行く 伊豆旅行記

こんにちは!
とある後書き医学生です。

3月に、祖父と伊豆旅行に行ってまいりました。
旅行記第二弾と言うことで、旅行記を書いていきたいと思います。

今回の目玉は、豪華特急サフィール踊り子号と、そこから見える海の景色です。

といっても、この旅行はあまり参考にはならないかもしれません。

伊豆旅行というと、温泉付き旅館で海でも見ながらゆっくり過ごすというのが醍醐味ですが、そういう方からすると、幾分忙しい旅行かもしれません。

では、まいりましょう。


1日目

09:00 大宮駅到着

なぜ、大宮駅なのか?東京駅じゃないのか?
察しの良い方はそう思われるでしょう。

実は、大宮駅からスタンプラリーをやろうと思ったのです。

そう!各駅下車です。

そのスタンプラリーというのも、ただのスタンプラリーじゃありません。
通常は、紙にスタンプを押していきますが、今回はNFCタグを読み込むデジタルスタンプラリーです。その名も、、「駅タグ」(※案件な訳ありません)
2023年スタートと最近始まった企画ですが、全国に対応路線が拡大しています。

今回は、ことあるごとに駅タグをやりまくりました。

まあ、駅タグの話は、最後にするとして、早速各駅下車の旅スタートです。

京浜東北線に乗っては、一駅降りて、次の電車(5分後)までにスタンプをゲットしていきます。階段の昇降ばかりで、なんかのトレーニングみたいです。

この写真、なんか都会っぽくていいですよね
このように、スタンプがデジタル化されています。
さいたま新都心駅にキャラクターなんていたんですね
都内に入ると、文字を模ったものになります。なかなかおしゃれですよね。

こんな感じで、上野までおよそ2時間15分かけて集めました。

と、ここで、祖父との集合時間である11時半が近づいていることに気づき、慌てて上野東京ラインへと駆け込んで行きました。

11:30 東京駅到着

東京駅丸の内駅舎 旅の始まりにワクワクする

ようやく、旅の本番がスタートします。
もうヘトヘトな気もしますが、まだ大丈夫です!

駅弁を買っても時間があまりそうなので、皇居まで散歩しに行きます。

ビルが高すぎます、、上ばかり見上げるので田舎民がバレそうです。

外観だけということで、江戸城を見ておきます。

先日の金沢旅行で、城好きの友人に教わってから見方が変わってますね。
石垣や櫓などの構造に自然と目がいきます。

さて、東京駅に戻り、駅弁を買い、いざホームへ!

電光掲示板に乗る電車が書いてあると、旅心が掻き立てられる

閑話休題:豪華特急サフィール踊り子とは?

ここで、今から乗るサフィール踊り子号の紹介をしていきます。
2020年から走り始めた、「大人のIZU 本物のIZU」をコンセプトとした伊豆方面への特急列車です。
宝石のサファイヤのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質かつ高級で優雅な旅を楽しんでもらいたいという願いから、「サファイア」を英語の
”Sapphire”からフランス語の”Saphir”である「サフィール」としたそうです。
伊豆を飾る、次世代の豪華特急電車としてデビューしたんですね!

12:30 東京駅出発

乗り込んだ車両はこちら!

明るすぎず暗すぎない絶妙な青色が海の色に寄せられていて綺麗な車体です。
デザインも近未来的で洗練されている感じがします。

早速乗り込んでみると、、

目の前に広がる幅の広い高級な座席と、高い天井。
天窓が車内の明かりをいい雰囲気に映し出します。

今回は、サフィール踊り子号の中でも一番グレードの低い、グリーン車に乗りました。でも、この内装。すごくないですか??
普通の特急なら、これが一番グレード高いですと言われても違和感ないですよね。

座席です。適当な国内線のファーストクラス並みですよね!
実際、ふかふかでとっても快適です。

先ほど、この座席が一番グレードが低いと申し上げました。
え?これ以上高い座席があるのか、という感じです。
あります。

いい写真がなかったので、https://www.jreast.co.jp/saphir/ より引用

こちらが「プレミアムグリーン車」です。
いや、国際線のファーストクラスか!

バックシェルが付いて、なんとも言えない高級な座席。
加えて、窓も大きいですね!

まだまだいきます。

6人部屋タイプのグリーン個室

こちらが「グリーン個室」です。
いや広っ!私の新居の部屋くらいの広さがありそうです。いや、ないか。

みんなでここに集って旅行に行くのも楽しいでしょうね。

さらに、共用スペースにはこんな素敵なラウンジも付いています。
ここは食堂車の扱いになっており、完全予約制ですがご飯をいただくこともできます。(今回は予約がギリギリになってしまったため、行けませんでした。)

さて、車内散策はひと段落。
買ってきた駅弁を食します。

「銀座ライオン」という老舗の洋食屋さんが監修したチキン弁当です。
パクりと一口。衣はしっかりサクッとしていて、中は非常にジューシーです。
ご飯とのバランスもよく、付け合わせも美味しいです。
駅弁感はあまりありませんけど、、(笑)
私は甲殻類が苦手なので食べませんでしたが、深川めしなどが東京らしくていいかもしれませんね。

それにしても駅弁っていいですよね。
電車の中で食べると、どんなご飯でも数倍は美味しくなります。
旅の趣が非常に感じられます。

さて、食事をひとしきり楽しんだら、コーヒータイムです。

高級感のあるカップに入れられた、芳醇な香りがするコーヒーが運ばれてきました。私は、ブラックコーヒーが飲めませんので、砂糖とミルクを入れます。
なので、味の違いがよくわかりません(笑)
お伝えしたかったですが、できません。残念です。

列車はどんどん進んで行きます。
東海道線内は結構スピードを出して走っていた感じがします。

小田原に近づき、海が見えてきました!!
海なし県に住んでいて、大学も海なし県なので、海を見ると心を動かされます。
まあ、山が好きなんですけどね(笑)

天候に恵まれ、天窓からは明るい陽光がさしてきます。
車内の雰囲気作りにとってもいい役割を担っています。

熱海からは伊東線に入り、伊東からは伊豆急行線に入ります。
ここで、おやつタイムです。

富士山パン 350円

富士山パンです。最後の一個になっていたところを捕まえました!
ころっとしていて可愛いですよね。

ちぎればよかった、、

少し汚いですが、中はこんな感じであんこが入っていました。
抹茶の香りもして、とっても美味しいパン?ケーキ?でした。

左側が利島、右側が新島だと思われる。

伊東から伊豆急行線に入ると、海岸線を走るようになります。
天気も良く、伊豆七島がはっきりと見えます。
伊豆の海、いいですよね〜。あー目の保養目の保養。

この日は、昔の特急踊り子号とすれ違った。新旧揃っていい感じ!

列車は伊豆急下田駅に近づきます。

この案内表示見やすくていい

15:31 伊豆急下田駅到着

終着駅という感じが醸し出されている

この終着駅感!列車の旅の終わりと、そこから始まる旅へのワクワク感を演出してくれます。

さて、ホテルに荷物を預けて、下田市内を散策に出かけます。

下田といえば、、開国!!
1854年にペリー艦隊が来日し、下田・函館の開港を要求しました。
下田に関しては即時開港となり、アメリカ船に燃料や食料等、欠乏品を供給する、寄港地となりました。

そんな下田の街を歩いていきます。

港沿いを歩いていく

16:30 下田公園

小高い山に入っていきます。

こんな感じの坂を登ります。祖父と一緒なのでゆっくりです。

開国記念碑まで登ってきました!
まあ、無理に行く必要はないかな?

ひっそりと佇む城跡の碑

17:30 ペリーロード

異国情緒あふれる道を歩いていきます。

もうお店もやっていませんね。正午過ぎくらいに来るのがいいかもしれません。

奥まで進むと、下田条約が締結された「了仙寺」というお寺につきます。

とても雰囲気のあるお寺。夕方だったので怖かった。
奥には洞窟があり、横穴古墳?になっていたみたい。

行けませんでしたが、黒船ミュージアムもあります。

宿に一旦戻ります。

平和という文字と大砲が不思議なコントラストを生み出している

19:00 夕食:お食事処「魚河岸」

地元の食堂って感じ

刺身定食をいただきます。

かなり盛り沢山な内容

一口いただきます。おお!!すごい!!
ブリッブリの新鮮な身が口の中で弾けます。

どの魚も美味しすぎます!!さすが港町の食堂ですね。
海なし県民からすると、下に入れた瞬間、感動しました。

ひとしきり飲み(ソフドリ)食いしたら、宿に戻ります。

今回は、こちらのホテルに泊まりました。

外装は、少し古めでしたが、内装はリニューアルされていてとってもよかったです。ただし、素泊まりなのでお気をつけください。

2日目

08:23 伊豆急下田駅 出発

改札は、時間になると開くタイプだった
朝の時間帯ということもあり、学生も多かった

朝早いです。
なぜ早いのかは、この先の行程を見ていただければわかります。

08:45 河津駅 到着

河津桜で名を馳せる河津駅
誰も降りてこなかった

河津駅でおります。
河津桜に名を馳せる河津の街ですが、3月というともう咲いていません。
でも降ります。

08:50 河津駅 出発

降りたと思ったら、また出発です。
今度は、バスに乗り換えます。

駅を出るとすぐに桃源郷に入っていく
ループ橋をガンガン攻める

伊豆というと海のイメージですが、実はかなり険しい山が聳えています。
山の景色も美しいんです。

09:30 天城峠バス停 下車

何やら聞き覚えのある名前
山奥でさようなら

山奥です。
山奥のバス停でバスを降りてしまいました。

皆さんも一度は聞いたことがあるであろう、「天城峠」です。

川端康成の「伊豆の踊り子」にて、描かれているあの場所です。
歌だと、石川さゆりさんの「天城越え」などが有名ですよね。

今回は天城峠を徒歩で乗り越えます。

覚悟を決めていざ出発。

まあまあの勾配を登ります
横を流れる水が綺麗!
小さい滝もあります。
川端康成の文学碑
横を流れる清流の音が心を癒す

結構歩きます。2kmか3kmくらい歩きました。

目的地の旧天城トンネルに到着です。

厳格な佇まいを見せるひっそりとしたトンネル
内部は電気があるものの暗く、湿っている
水が作り出したのか、影のせいなのか、伊豆の踊り子の二人が連れ添っているように見える

かなり、ひっそりとした心霊が出そうなトンネルでした。
明治時代にこんなトンネルを作る祖先はすごいですね。

天城越えはこの辺りにして、最寄りのバス停まで降ります。
急な階段をえっちらおっちら下ってきました。
バスの時間を調べずに来ましたが、危ない!
9分前に到着しました。これを逃すと1時間後だったので危なかったです。

閑話休題:面白いバス停の名前

バス停の名前には面白いものがたくさんあります。
今回乗ったバスでの面白いバス停を紹介します。

かたつむりの国の入り口なのかもしれない
なんの??
ここで作ってたんだね、、

11:30 修善寺駅 到着

バスに揺られること1時間とちょっと。
修善寺駅に到着しました。

少し買い物をして、再び出発です。

11:50 修善寺駅 出発

終着駅間のある頭端式ホームから出発します。

このアングルが地味に好き

12:30 三島駅到着・出発

三島大社のお膝元、三島駅の到着しました。
東海道線に乗り換えます。

鉄道唱歌 東海道編では、
「三島は近年ひらけたる 豆相線路の分かれ道 駅にはこの地の名を得たる
官幣大社の宮居あり」と謳われている三島です。

つまり。豆相線路というのは先ほどまで乗ってきた、伊豆箱根鉄道です。
官幣大社の宮居というのは、三島大社の鳥居のことですね。

三島で降りてみたい気持ちを抑え、沼津に行きます。

地獄のロングシート

12:45 沼津駅到着

沼津駅駅舎

沼津につきました。
「ラブライブ!」というアニメの聖地で有名ですね。

駅前からたくさんのグッズで溢れています。
バスに乗ります。

沼津魚市場

沼津港の魚市場まで来ました。
潮の香りが気持ち良いです。

一気に漂う市場の空気
競り場

13:00 昼食:沼津魚市場食堂

お昼は「沼津魚市場食堂」さんでいただきます。

鰹のたたき
お刺身4種盛り

とーっても美味しいです!口の中で脂がじゅわぁっと広がります。
海なし県民には至高の時間です。
駿河湾は、深海域が近く、深海魚も有名でありますし、魚介資源が豊富です。

沼津の港には、深海魚水族館もあり、お魚も美味しかったり、御殿場も近いので
、一日いても楽しいところです!
朝の競りなんかも見に行ってみたいですね。

さて、東京方面に戻ります。
元々は御殿場経由で帰ろうと思いましたが、富士山も見えないのでそのまま帰ります。基本、静岡側から綺麗に富士山が見えることは、稀です。
冬のよく晴れた日が狙い目ですね。

急に6両から15両に増える

東海道線に揺られること2時間。東京駅につきました。
祖父宅が千葉方面にあるので京葉線に乗り換えてみます。

ズンズン進みます。ホームまでこんなにあるの、、って感じです。
まだあるの、、?
空港の動く歩道が出てきました。逆走したくなります。


東京を去ります。

旅行終了!

いかがでしたでしょうか?
なんとなく伊豆の魅力が伝わりましたでしょうか。

かなり忙しい旅行となってしまいましたが、とっても濃い旅になりました。
あまり参考にはならないかもしれません、、

皆さんも伊豆に行かれる際は、豪華特急サフィール踊り子号を利用してみてはいかがでしょうか。
JR東日本びゅうダイナミックレールパック等を使えば、良いお宿に泊まりつつ、伊豆のんびりした旅行を楽しむことができると思います。

ぜひGWに伊豆に行ってみてください(混んでいるとは思いますが、、)

おまけ:エキタグの紹介

最後にエキタグの紹介をします。

スタンプラリーって聞くと、紙がかさばってめんどくさいですよね。ぐちゃぐちゃにもなりますし、スタンプ帳を持ち歩くのも面倒です。

世はデジタルです!
デジタルスタンプラリーの駅スタンプラリー版。
「エキタグ」を使ってみてはいかがでしょうか。

アプリを開いて、駅構内にあるNFCタグを、読み取るだけです。
簡単に楽しく集めることができます。

皆さんもこの機会にぜひ入れてみてください。


終わりに

長々とお話ししてまいりました。
大学生活も始まり、かなり忙しい中ですが、隙間時間を見つけて書いていきたいです。今後は、少し大学の授業内容や、生活などもお話しできればと思っております。今後とも見ていただけると幸いです。ありがとうございました!


この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?